Japanese tea ceremony お茶菓子の準備　干菓子の並べ方

日本の伝統でもある茶道ですが、お茶席での正式なマナーや頂き方などは私達日本人でもわからないことや知らないこと、覚えていないこともたくさんありますよね。私自身も何度もお茶席に出席したり茶道のお稽古を受けたりしているのですが、なかなか覚えられずすぐに忘れてしまうので、許可を得て先生に動画で作法を教えて頂きました。

お茶席でお茶と一緒に準備をしなくてはならないのが茶菓子です。茶菓子にはいろいろな種類があり、大きくわけると主菓子と干菓子にわけられます。ここでは薄茶の茶席で干菓子を準備する時の並べ方を紹介します。落雁と呼ばれる干菓子を箱から出して皿の上に並べます。この干菓子も季節に合わせたものを準備し、春のお茶席ではお花や蝶、桜、つくし、わらび、たけのこ、たんぽぽなど日本の春を連想させるようなモチーフのものがありました。その時に一枚の絵になるように実際にあるような位置関係で置いていきます。例えば地面に生えるたけのこやつくしは下の方に、木の上に咲く桜などは少し上に、蝶々はさらにそれより上を飛んでいるように置きます。