時間が経つのは早いもので、今年も終わりが近付いています。
楽しみなお正月を迎えるためにはいろいろな準備があり、年末年始は慌ただしく過ごす人が多いでしょう。
今回のコラムでは、年賀状やおせち作り、お年玉など、年末年始の準備をラクにしたり、楽しくしたりするアイデアを紹介しています。
余った野菜を使う個性的な年賀状や、ぽち袋がない時に簡単に作るやり方など、家族みんなで楽しみながらできそうな準備の方法もありますよ。
忙しい年末年始を少しでも余裕を持って過ごせるように、気になるアイデアがあったら是非試してみてくださいね。
おせちに欠かせない食材のひとつが「かまぼこ」。
彩りのためにも是非入れたいところですが、板から外すのがちょっと億劫ですよね。
包丁で削ぐように取ろうとしても板に薄く残ってしまい、もったいないけど剥がすのは難しいし…なんて経験、ありませんか?
実は簡単な方法で、かまぼこをきれいに板から外すことができるんです!
その方法とはズバリ「包丁の背を使う」だけ。
スルッと外れる快感で、毎年かまぼこに苦戦しているという人も、早くおせちが作りたくなっちゃうかも!?
ただし、手を切らないように注意してくださいね。
<かまぼこをきれいに板から外す方法>
①板が付いたかまぼこを立てて持つ。
②かまぼこと板の間に包丁の背を入れ、下まで動かしてはがし取る。
おせち作りには、食材選びと同じくらい華やかに盛り付けることも大事。
市販のカラフルなおかずカップを使うのもいいですが、オリジナリティを出すなら、笹の葉で作るカップはいかがでしょうか?
カップの形になるようにくるっと巻いてホチキスで留めるだけなので簡単です。
鮮やかな緑が華やかで、新年のお祝いにふさわしい高級感も演出できますよ。
<葉っぱのおかずカップの作り方>
①笹の葉の両端を持ち、カップの形になるように巻く。
②余った葉の先端を折り込み、ホチキスで留める。
③おかずを詰める。
お雑煮などで年始に大活躍する切り餅ですが、たくさん用意しておくと余ってしまいがちですよね。
時間が経つとカビが生えてしまうこともあり、もったいないけど食べきれずに処分した経験がある人も多いのでは。
切り餅が余ってしまった、でも餅として食べるのはもう飽きた!そんな時には、おかきにアレンジしてみましょう。
レンジで加熱するだけで簡単にでき、のどに詰まらせる心配もないので、小さい子供からお年寄りまで、家族みんなでおやつとしておいしく消費できますよ。
<余った餅からおかきを作る方法>
①餅を包丁で細かく切る。
②電子レンジOKの皿にクッキングシートを敷き、①をくっつかないよう間隔をあけて並べる。
③切り餅1個分につき、電子レンジ600ワットで4分間加熱する。
④別の皿に移し、冷めてから食べる。
おせちには必ず入っていると言ってもいい「黒豆」ですが、子供があまり好きではなく、毎年余りがち…という家庭も多いのではないでしょうか。
大人が頑張って消費するのもアリですが、そんな時は思い切って洋風メニューに大変身させてみましょう。
パンやクラッカーにのせることで、大人から子供までおいしく食べられるはず!
おしゃれなディップとしておもてなしにも使えますよ。
<黒豆のアレンジレシピ>
①黒豆を、スプーンやフォークで好みの具合につぶす。
②好みの量のクリームチーズを①に混ぜる。
③スティックタイプのお菓子やクラッカー、スライスしたバゲットなどにあわせて食べる。
大根やかぶで作る「なます」も、余りがちなおせち料理のひとつ。
こちらもオシャレな洋風メニューに変身させられますよ。
スモークサーモンでくるくると巻くだけなので超簡単!
彩りも鮮やかで、ホームパーティーなどで振る舞っても喜ばれそうです。
<なますのアレンジレシピ>
①スモークサーモンを広げる。
②一口サイズにまとめたなますを①で巻く。
③お好みで柚子の皮などをのせる。
年始は、会う予定がなかった親戚や友達の子供に、急に会うことになるなんてことも少なくないですよね。
その時にあげることになるお年玉ですが、ぽち袋を用意していない!と慌てた経験がある人もいるのでは。
急いで買いに行かなくても、A4の紙でぽち袋の代用品を簡単に作ることができるんですよ。
ラッピングペーパーがあればA4サイズに切って可愛い袋にしたり、絵が得意なら描いてオリジナルのぽち袋にしてみたりと、アレンジするのもいいですね。
<ぽち袋の代用品の作り方>
①A4の紙を横向きにして、横半分に折る。
②お札を①の中心に置き、お札に沿って紙の下辺と二箇所の隅を内側に折り込む。
③紙の左右をお札に沿って内側に折り込む。
④紙の上部を、三角形を作るように内側に折り込む。
⑤封をするように④を内側に折る。
ぽち袋に入れてお年玉をあげる場合、袋のサイズに合わせてお札を折りますが、せっかくのお年玉なら、きっちりキレイにお札を折ってあげたいところです。
千円札限定の方法ですが、肖像画を目安にして折ることで、キレイに三等分に折れるんです!
ピシッと折られたお札で、お年玉をあげる方ももらう方も気持ちよく受け渡しできそうですね。
<千円札を三等分に折る方法>
①野口英世の肖像画が描いてある方を表にする。
②辺が野口英世の輪郭に重なるように、お札の左側を折る。
③右側を②に重ねるように折る。
友達同士の新年会や親戚で集まる時など、ごちそうやお菓子をただテーブルに並べるのではなく、お正月らしいちょっとした工夫をしたら、より楽しくなりそうですよね。
お菓子を年号の数字や、干支の絵をかたどってお皿に並べれば、あっという間にお正月お菓子プレートの完成!
カラフルなお菓子を使えば、「SNS映え」する写真も撮れそうです。
<新年にぴったりのお菓子プレートの作り方>
①小さいお菓子を何種類か用意する。
②年号の数字や干支の絵になるようにお皿に並べる。
小さい子供がいる家庭では、新年を迎えたら、その年最初の子供の姿を写真におさめようと思うのではないでしょうか。
お正月らしい工夫をすることで、より思い出に残る可愛い写真が撮れますよ。
親戚みんなで集まった時の記念撮影はもちろん、帰省できなかった時に、おじいちゃん・おばあちゃんに新年の挨拶がてら写真を送っても喜んでもらえそうですね。
<子供を鏡餅に見立てた写真撮影のやり方>
①子供に全身白い服を着せる。
②座布団やクッションなど、厚くて丸いものを白い布やタオルで巻く。
③子供を②の上に座らせる。
④子供の頭の上にみかんを置いて、写真を撮る。
お正月の準備が楽しく・ラクになりそうなアイデアを紹介しました!
慌ただしい年末年始は少しでも余裕を持って過ごしたいもの。
ちょっと面倒に感じられる年賀状作りやおせち作りも、今回紹介したアイデアでストレスなく作れるのではないでしょうか。
手軽な方法だったので、子供に手伝ってもらいやすいのも嬉しいポイントでしたね。
また、お菓子プレートや写真撮影のアイデアは、のんびり過ごすお正月をより楽しいものにしてくれそうでした。
今回のコラムを参考に、家族みんなで楽しくお正月の準備をし、来たる新年を気持ちよく迎えましょう!
新年を迎えるにあたって欠かせないのが年賀状ですが、年の瀬に何枚も手作りするのはちょっと憂鬱ですよね。
かと言って、専門店などで印刷するのは、ただでさえ出費の多い年末にはなるべく避けたいと思う人も多いのではないでしょうか。
そんな人におすすめなのが、野菜スタンプで作る年賀状です!
簡単に独創的なデザインの年賀状ができ、ポンポン押すのが楽しいので子供も進んでお手伝いしてくれそう。
余った野菜や使わなくなった野菜を使えるので、節約にもなりますよ。
<野菜スタンプで年賀状を作るやり方>
①余った野菜や使わない野菜をカットする。
②切り口に絵の具を付け、年賀状に押し付ける。