手紙を出すときやメモを書く時、ちょっとしたイラストを描けたら…と思うことはありませんか?
絵を描くのが苦手な方でもすぐにできる、簡単なイラストの描き方や、色の塗り方、イラストを華やかにするアイデアや人物イラストのポイントなどを集めました。
描き始めや描く順番など、コツを押さえれば簡単に可愛いイラストが描けますよ。
気軽にイラストが描けるようになれば、イベントのお誘いカードや誕生日カードなど、色んなものを手作りしたくなるかもしれません。
これから紹介するイラストのアイデアを、ぜひチェックしてみてください。
こちらは本や手帳のしおりにぴったりな、可愛いバラの花のイラストのアイデアです。
バラのイラストは一見難しそうに思えますが、描き方は意外とシンプル。
中心から外側に向かって花びらを描き進めていけば、形も綺麗に仕上がります。
茎にトゲをつけると全体のバラっぽさが格段にアップするので、描き忘れないようにしてくださいね。
花の色を塗るときは薄めに塗ると、本などへの色移りの心配がありません。
<上手なバラの描き方>
① 赤色のペンで、中心から外側に向かって花びらを描いていきます
② 緑色のペンで茎とトゲ、葉を描きます
③ 葉の部分を塗りつぶします
④ 赤色鉛筆でバラの花びらを薄く塗りつぶします
次にご紹介するイラストは、母の日でお馴染みのカーネーション。
とても簡単なので、不器用な方や小さなお子様も描きやすいアイデアです。
綺麗に描くコツは、花びらとなる360度の線を同じくらいの長さに、そして均等な間隔にすること。
茎をなめらかに描くことで、まるで本の挿絵のように素敵な雰囲気になりますよ。
是非手書きのメッセージを添えて、母の日に感謝の気持ちを伝えましょう。
<綺麗なカーネーションの描き方>
① 赤かピンク色のペンで、中心から外側に360度線を引きます
② 緑色のペンで茎を滑らかに描きます
③ 花の根元と葉を描き、塗りつぶします
感謝の気持ちや、労いの言葉を伝えるときに便利なメッセージカード。
季節のお花を手描きして、かわいくアレンジしてみませんか?
ご紹介するのは、カードの四隅にひまわりのイラストをプラスする夏らしいアイデア。
一輪まるまるではなく、角に一部分を描いていきます。
これなら、イラストに自信がない方も挑戦しやすいですね。
色鉛筆で濃さに強弱をつければ、あっという間に味のある手作りカードのできあがりです!
<ひまわりのカードの作り方>
① 茶色の色鉛筆で、カードの端にひまわりの種部分を描きます
② 黄色の色鉛筆で、ひまわりの花びらの輪郭を濃く描きます
③ ひまわりの花びらの中を薄く塗ります
④ 残りの角3つも同じようにします
ここでは木の描き方を3パターンご紹介します。
木の枝と葉のタッチを少し変えるだけで、まるでテイストの違う木が簡単に描けるんです!
まず1つ目は絵本でよく目にする、もこもことした木。
木の幹だけでなく、細い枝も描くことでワンランク上の仕上がりになるんですね。
そして2つ目と3つ目は、まるで北欧雑貨の柄のようなテイストの木。
シンプルなデザインが、おしゃれな印象を与えます。
他にも組み合わせを変えて、新しい木を作ることもできますよ。
イラストを描く際には、是非参考にしてみて下さい。
<個性的な木の描き方①>
① 茶色の色鉛筆で、細い三角形になるように木の幹を描きます
② 細い木の枝を描きます
③ 黄緑色の色鉛筆で、もこもこと葉を描きます
<個性的な木の描き方②>
➀ 茶色の色鉛筆で、細い三角形になるように木の幹を描きます
② 細い木の枝を描きます。
③ 緑色の色鉛筆で、楕円を描くようにぐるぐると葉を描きます
<個性的な木の描き方③>
➀ 茶色の色鉛筆で、木の幹と枝を描きます。
② 濃い緑色の色鉛筆で、小さめの円を描くようにぐるぐると葉を3つ描きます。
イラストをポップで華やかにするアイデアを2つご紹介します。
まず1つ目は、スケジュール帳やカレンダーに使える、ビールのかわいいイラストです。
泡の部分を大きめに描くことで、ちょっとしたメモ欄として使えるイラストとなっています。
「BEER」の文字や時間、場所などを入れておけば、予定が一目でわかるので便利に使えますよ。
キュートで華やかなイラストなので、手帳を開くたびに飲み会の日が待ち遠しくなっちゃいそうですね!
ペンは黒でもいいですが、オレンジ色を使うとより一層ビールらしく、華やかになります。
是非お試しください。
<ビールのイラストの描き方>
① オレンジ色のペンで、ビールの泡を大きめに、イラストを描きます
② 泡部分に「BEER」や予定時間などを書き入れます
2つ目は、BBQのお誘いにピッタリな、かわいい付箋の描き方です。
お誘いの詳細やメッセージだけでなく、かわいいキャラクターを描くことで、楽しそうな印象にしています。
仕上げの色付けには明るめの色をチョイスすると、全体的に爽やかに仕上がりますよ。
夏休みの時期などは、お友達や家族を誘ってのBBQも増えますよね。
ポップでわくわくするこんなイラスト付きの付箋を渡せば、もらう側もきっといつもより嬉しい気持ちになれることでしょう。
BBQのお誘いのときには、是非試してみて下さいね!
<BBQの付箋の描き方>
① 黒ペンで、付箋の左端に串を描き、一番上に顔をつけます
② 右側に「BBQ」や日にち、場所などを書きます
③ 空いた部分にはビールのイラストや星などを描きます
④ 黄緑やオレンジなどのペンで色をつけます
筆ペンは、文字を描くためだけのものではありません。
筆ペン特有のやわらかいタッチは、イラストをプロっぽく仕上げるアイテムとしても役立ちますよ。
ここでは、人物のイラスト画の色付けで、色鉛筆と筆ペン、ホワイトペンを使ったテクニックを紹介しています。
ひと手間でイラストのクオリティがグッと上がりますので、是非試してみて下さい。
筆ペンで輪郭を描くときは、なるべく筆の先を使ってメリハリをつけるようにすると、繊細な印象になります。
<筆ペンでイラストを仕上げる方法>
➀ 色鉛筆でグラデーションをつけながら塗ります
② 筆ペンで輪郭に陰影をつけます
③ ホワイトペンでハイライトを入れます
次にご紹介するのは、女の子のイラストをシールでデコレーションするアイデアです。
シールと色鉛筆だけでできる簡単アイデアなので、お子様と遊ぶときにもオススメですよ。
女の子のイラストを描く自信がない方は、市販の塗り絵を買ってきて使うという手もあります。
これなら絵があまり得意ではない方も、ラクに楽しめるのではないでしょうか。
また、塗り絵やシールは100円ショップにもたくさん売られています。
リーズナブルなので、たくさんの種類を気軽に楽しめるのがうれしいですね。
シールと色付けだけでも印象が随分変わりますので、是非試してみてください!
<女の子のイラストをデコレーションする方法>
➀ 女の子のイラストと、花やリボンのシールを用意します
② シールをバランスよく貼り、デコレーションします
③ 色鉛筆でふんわりと色をつけます
最後に、人の似顔絵を簡単に描くコツをご紹介します。
似顔絵と言えばお絵描きの定番ですが、上手く似せられない…と苦手に思っている方は多いのではないでしょうか?
でも実は、輪郭と鼻、まゆげの形を見分けることで、簡単に似せられるようになるんです。
さらにそれぞれのパーツの特徴は少しオーバー気味に描くと、完成度が上がりますよ。
子供と大人では輪郭の形が違うので、うまく描き分けるのもポイントです。
似顔絵はパーツが少ない分、描き方をちょっと変えるだけで印象が大きく変わります。
似顔絵を描くときには、是非参考にしてみて下さい!
<人の似顔絵を描くコツ>
【大人の顔】… 輪郭は縦長で、鼻やまゆげをしっかり目に描きます
【子どもの顔】… 輪郭はまるく、鼻やまゆげは描かないか、小さめに描きます
今回はイラストが苦手な方でも描きやすい、可愛い花や木を描くポイントや、イラストを華やかにするアイデア、人物イラストの色塗りや似顔絵のコツなどをご紹介しました。
絵を描くのが苦手な方も、ちょっとしたポイントを押さえるだけで上手に描けるんですね。
どれもとっても簡単ですし、デザインもかわいいものばかりです。
イラストに自信がない方でも、これなら挑戦してみたくなったのではないでしょうか?
趣味としてイラストを楽しみたい方はもちろん、友人や家族へのちょっとしたメッセージに添えても喜ばれること間違いなしです。
描き方がわからない、上手く描けないと敬遠していた人も、このコラムを参考にお絵描きを楽しんでみましょう!
身近に子供がいる環境で過ごしていると、子供に「絵を描いて~」と言われること、ありますよね。
まずはそんな時にオススメの、ポップで簡単な花束の描き方のご紹介です。
バランス良く描くポイントは、同じ大きさの花をいくつか描くのではなく、大小様々な花をたくさん描くこと。
さらに色ペンをいくつか使い分けると、カラフルで華やかな花束になります。
パパッとすぐに描ける手軽さがうれしいですね。
先に大きい花を描いてから、すき間を小さい花で埋めるようにすると可愛く仕上がりますよ。
<バランスの良い花束の描き方>
① 花束の包み紙を描きます
② 持つところにリボンを描きます
③ 大きい花を3つ描きます
④ 小さい花を全体に散らすように9つ描きます
⑤ 全体のバランスを見ながら仕上げます