ホームパーティーや宴会などのイベントの席で、「何かやって!」なんて言われた経験はありませんか?
そんなときにも「マジック」という秘密兵器があれば困りません。
突然のお願いに慌てたフリをしつつも、パッとスマートにマジックを披露できれば盛り上がること間違いなしです!
そこで今回は、トランプやコイン、割り箸といった身近なものを使ったお手軽マジック動画を8つ紹介します。
明日にでも実演できる簡単なものばかりですので、ぜひチャレンジしてみてください。
こちらは忘年会などにピッタリな宴会向けマジックです。
トリックは単純そのものですが、その分とても盛り上がります。
「割り箸の表と裏を返しただけだろう!」という声が上がっても、「ココに移動してました」と手のひらを見せて笑いを誘いましょう。
割り箸を裏返す際には手首も上手に回し、間髪入れずにテンポよく行うのがコツです。
<印が動く割り箸マジックのやり方>
①手のひらと割り箸に同じ印を書いておく
②片面に印をつけた割り箸を、印のある面を隠しながら見せる
(表と裏の両面を見せたように装いながら素早く動かす)
③割り箸を振りながら、印のある面を素早く上にする
④印を掴んで隠しながら割り箸を返し、印の無い面を上にする
⑤印を掴むように手を勢いよく開いて手のひらの印を見せれば…印が移動しています♫
次にご紹介するマジックは、コインが瞬間移動したように見えるテーブルマジックです!
このマジックのトリックは簡単。
実は指で弾いてコインを前に滑らせているだけなのです。
このやり方は、手をクロスさせてつくった一瞬の死角を上手く使う、マジックの基本テクニックです。
「一点に集中すると他の場所への注意がそれる」という心理をついて、左手に注意を引きつけた瞬間に、死角となった右手の親指でコインを弾きます。
親指で弾いたコインがまだ右手の下にあるように見せておくのもポイントです。
使うコインは軽すぎると滑りすぎてしまい、逆に重すぎると滑らせにくいので、慣れるまでは「100円玉」を使うのがおすすめ。
最初はテーブルクロスなどを敷かずに、滑りやすい台で練習するといいでしょう。
<コインが瞬間移動するマジックのやり方>
①(自分から見て)手前と奥に1枚ずつコインを置く
②手のひらを返して手に何もないことを見せる
③手前のコインは右手、奥のコインには左手で隠すように置く
④まず右手をスライドさせてコインが1枚あることを見せ、再び右手でコインを隠す
⑤次に、左手をスライドさせてコインが1枚あることを見せた瞬間に、右手の親指でコインを弾いて移動させる(左手の下に右手がくるようにクロスさせ、移動するコインが見えないようにする)
⑥弾いたコインを左手で引き寄せ、2枚のコインを左手の下に置く
⑦まず右手をスライドさせコインが消えたことを見せたあと、左手をスライドさせて2枚のコインを見せれば…瞬間移動成功です♪
マジックはパーティーやイベントの場だけで行うものではありません。
マジックには緊張をほぐす効果もあるため、コミュニケーションのきっかけをつくるツールとしても役立ちますよ。
このマジックは、コイン1つあればできるシンプルなマジックです。
外出先のちょっとした時間に披露できますので、ぜひ練習してみてください。
コインの代わりにシンプルなデザインの指輪などでもできます(ただし、大きな飾りがある指輪は難易度があがります) 。
<コインが瞬間移動するマジックやり方>
①手にコインがあることを見せて、コインを握る
②握った手の上に反対の手を重ねて、そのまま少し上に両手を振り上げる
③振り上げながら重ねた手にコインをトスして、上に置いた手と握った手の甲で挟む
④上の手を離してコインを見せれば…コインの瞬間移動成功です♪
ここからは輪ゴムを使うマジックを2つご紹介します。
ゆっくりと動かせばわかってしまう簡単なトリックなので、素早い指先の動きが求められるマジックです。
輪ゴムの交差は、輪ゴムから抜いた人差し指を親指に近い場所から再び通すことで外れます。
輪ゴム2本あればどこでもできるマジックですが、明るい場所で、右手と左手で違う色の輪ゴムを使うのが見やすくておすすめですよ。
<輪ゴムがすり抜けるマジックのやり方>
①2本の輪ゴムを交差させた状態で、右手・左手それぞれの親指と人差し指に輪ゴムをかける
②両手を離したり、近づけたりしながら、2本の輪ゴムが交差していることを見せる
③両手を近づけた瞬間に片方の人差し指をゴムから抜き(動画では左手の黄色ゴム)、反対の
手で隠しながら、もう1本のゴムと交差を外して再度指にかける
④両手を離して交差していた2本の輪ゴムが離れたことを見せれば…輪ゴムのすり抜け成功です♪
こちらも輪ゴムが2本あればできるマジックです。
見てもらう人に輪ゴムをつまんでもらったまま、つまんだ輪ゴムが上から下に移動していきます。
指をかける順番が違うだけで、輪ゴムのかけ方は同じです。わかりやすい順番で、実際に指にかけて試してみてください。
<輪ゴムが下に移動するマジックのやり方>
①両手の人差し指と中指に1本目のゴムをかけて長方形をつくる
②2本目のゴムを両手の中指と薬指にかけて長方形をつくる
(中指には1本目と2本目の両方のゴムがかかっている状態)
③その状態で手をグーの形にしてスタンバイOK
④1番上のゴムをつまんでもらったところで、人差し指をゴムから外す
⑤その状態で一番上にあるゴムの下に人差し指をかけて、次に中指を外す
⑥上から2番目にあるゴムの下に中指をかけて、次に薬指を外す
⑦上から3番目にあるゴムの下に薬指をかければ…つまんでもらったゴムは一番下に移動しました♪
最後に、ぜひ子どもと一緒にチャレンジして頂きたいマジックを2つご紹介します。
「どうしてこうなるの?」と考えてしまう不思議なマジックなので、自由研究にもおすすめですよ。
まず1つ目は、缶が斜めに立つマジックです。
まるでピサの斜塔みたいで不思議な光景です!
斜めに立つ理由は「やじろべい」と同じ原理になっていて、ほかにも色々なものを立ててみたくなるでしょう。
大人がやっても楽めるマジックですよ。
種明かしをすると、缶の中身を2/3だけ注いでいて、缶の中身を1/3ほど残しています。
炭酸飲料など飲み物の種類によっても微妙な差がありますので、注ぐ量を微調整しながらのチャレンジしてみてください。
また、絶妙なバランスで立たせるには「350ml缶」が最適です。
500ml缶では重心が高く斜めに立たせることはできませんので、必ず350ml缶を使ってくださいね。
<缶が斜めに立つマジックのやり方>
①透明なコップと350mlの缶飲料を用意し、中身が1/3残るよう、2/3だけをコップに注ぐ
②缶を斜めに置いてゆっくりと手をはなす
③倒れずに缶が立てば成功です♪
最後に、ぜひ子どもと一緒にチャレンジして頂きたいマジックを2つご紹介します。
「どうしてこうなるの?」と考えてしまう不思議なマジックなので、自由研究にもおすすめですよ。
2つ目は、光の屈折が学べるマジックです。
水が光を屈折させる原理を利用して、絵が逆さまになるマジックとなっています。
「対象となる絵」「水の入ったグラス」「自分の目」それぞれの距離によって見え方が変わる部分がおもしろいと、子ども向けの科学イベントでも人気のトリックです。
壁に貼られた絵とグラスとの距離で屈折の度合いが変わるので、グラスを近づけたり遠ざけたりしながら確かめてみてくださいね。
<絵が反対向きになるマジックのやり方>
①同じ方向を向いた鳥の絵を縦に並べて描き、壁に貼る
②水の入ったグラスを持ち、片方の鳥の絵の前にゆっくりグラスを近づける
③グラスを通して鳥の絵を見ると…絵が反対向きになって成功です♪
今回は、身の回りにあるものですぐに試せる簡単なマジックを紹介してきました。
マジック初心者の方でも、種明かし動画で指の動きをよく見ることで、だんだんコツがつかめるようになりますよ。
マジックの世界は奥深くて、今回紹介したような簡単なトリックでも、うまい人がやるだけで本当に魔法のように見えてしまうから不思議ですよね。
どれも手軽にチャレンジできるものばかりですので、周りの人を驚かせられるようにぜひ練習してみてくださいね!
まずはトランプを使ったマジックをご紹介。
なんと、手でサッと撫でるだけでカードの絵柄がチェンジします!
種明かしをすると、撫でながら上から2枚目のカードを引き出しておき、手のひらにカードを貼り付けて一番上に乗せているだけなのですが、まるで模様を塗り替えているように見せることができます。
テーブルにスペースがなくてもできるトランプマジックですので、場所を選びません。
カードを撫でながら「カードに魔法をかけます」など、いかにもマジシャンのような言葉を添えると雰囲気がでますよ。
<カードが変わるトランプマジックのやり方>
①片手で重ねたカードを持ち、一番上のカードの絵柄をよく見てもらう
②反対の手で一番上のカードを前後に撫でる
③撫でながら手のひらの手首に近い部分を使って上から2枚目のカードを手前に引き出す
④引き出したカードを手のひらに押し付けるようにして一番上に乗せる
⑤手を離してトランプを見せると…別のカードに変わりました♫