誕生日やクリスマスなどのイベントでプレゼントを贈るとき、通販で購入する方も多いのではないでしょうか。
購入した後に困ることといえば、プレゼントの「ラッピング」。
お店に足を運んでプレゼントを購入すれば、定員さんがきれいに包んでくれますが、ラッピングされていないものを買った場合は自分で包む必要がありますよね。
本記事では、誰でも簡単にできるラッピングアイデアを9つご紹介します。
基本的な箱のラッピング方法からリボンの結び方まで、幅広く説明しているので必見です!
何度か練習し、コツを掴んでしまえばササっとできるものばかりなので、ぜひお試しください。
箱を包む際に、角がキチっと合っていると仕上がりがきれいになります。
それでは、折りこむコツを見ていきましょう!
【折りこむ際のコツ】
①包装紙を箱の角に合わせ、角に接した部分をつまんで上に立たせてから折りこみ、指で押さえます。
②外側の包装紙も箱の角に沿わせて、一度上に立たせてから折り曲げます。
ゆっくりでも大丈夫なので、少し包装紙を引っ張り気味にしながら、丁寧に角を合わせていくことできれいに包むことができますよ。
上でご紹介した「斜め包み」と同様に、「キャラメル包み」も箱を包むときによく使われるラッピング方法です。
斜め包みと同じく、こちらも包むときに箱を回転させるので、天地を逆にしても中身が崩れないときの包み方です。
【キャラメル包みの手順】
①包装紙の上に、底面を上にした状態の箱を置きます(中央少し手前に)。
②上下に出ている包装紙で箱を包み、テープで留めます(手前の包装紙が下になるように)。
③箱の側面の角に包装紙を沿わせて、左右の辺に合わせて折りこみます。
④箱の上の辺に合わせて包装紙を折り曲げ、下の包装紙と一緒に角を1㎝ほど折り曲げます。
⑤箱の下の辺に合わせて包装紙を上に折り返し、テープで留めます。
⑥箱の反対側も同様の方法で包んで完成です。
箱を包む際には、包装紙が弛まないように角にぴったりと合わせることを意識すると、仕上がりがきれいになります。
ラッピングができたら、次はリボンにもこだわってみましょう。
最初にご紹介するのは、リボン飾りでプレゼントが華やかになるアイデアです。
とても簡単にできて、可愛い見た目に仕上がります。
包装紙とリボンを落ち着いた色合いで合わせれば、男性への贈り物にもおすすめですよ。
【リボン飾りの作り方】
①リボンの表側が上になるように、リボンの端と端を両手で持ちます。
②左右の端からの距離が同じ場所で、表面が上になるようにしてリボンを交叉させます(上のリボンの裏側に下のリボンの表側が重なるようにする)。
③リボンの重なった部分をシールで固定してプレゼントに貼ります。
重ねて留めるだけの簡単な方法ですが、リボンを交差させると中央に輪ができるので良いアクセントになります。
留めるのはシールだけでも大丈夫ですが、シールで貼る前に交差させたところで両面テープやのりで軽く留めておけば、さらに外れにくくなります。
太さの違う色違いのリボンを重ねたり、リボンの端を斜めにカットして形を整えたりしてもかわいいですよ。
続いては、プレゼントに斜めにリボンをかける方法のご紹介です。
十文字にかけるよりも、スタイリッシュに仕上がるのがポイント。
箱型のプレゼントだけでなく、他の形のラッピングでも応用できますよ。
【リボンの斜めがけの手順】
※箱の右上角にリボン結びができる仕上がりです!
①リボンの端から10㎝のところを左手で抑えて、箱の右上角の表面に置きます。
②左手でリボンを抑えたまま、右手でリボンを右上角の裏面にかけます。
③そのまま裏面から左下角の表面にリボンを回します。
④左下角にリボンをかけて、裏面から右上角へリボンを回します。
⑤左手で押さえていた反対側のリボンの端と結んでリボンをつくります。
⑥リボン結びの形を整えてできあがりです。
リボンを引っ張りながらかける練習をすると、コツがつかみやすいですよ!
次に、華やかなリボン結びの紹介です。
リボン結びはラッピング以外でも日常的に使う機会の多い結び方ですが、ちょっとしたアレンジで同じリボン結びをゴージャスに仕上げることができます♪
【華やかなリボン結びのコツ】
①リボンを2枚重ねて通常の手順でリボン結びをします。
②結んだリボンの左右の輪にそれぞれ人差し指を入れて輪を広げます。
③リボンの輪になった部分が広がって立体的になったら、形を整えて完成です。
リボンを重ねずに1本だけでも、同じやり方でリボンの輪がふくらんだ状態にしてみましょう。
一手間で、同じリボン結びでもゴージャスに仕上げることができますよ。
わざわざネクタイ専用の箱を使わずに、もらった方も見ただけで嬉しくなるようなラッピングアイデアを紹介します。
【ネクタイ結びでラッピング】
①トルソーに見立てた箱を用意します。
②箱に短めにネクタイ結びをつくります。
③余ったタイを入れ込んで完成です♪
ネクタイを結びつける箱は、ワイシャツをイメージさせるような色合いの包装紙で包んでおきましょう。
ネクタイを包んだ箱ごとラッピングぺーパーで包むのもおすすめです。
バレンタインや父の日にも使える包み方です。
焼菓子やチョコレートなどを小分けにしてプレゼントするときは、カップに入れてラッピングしてみましょう。
見た目もかわいらしく、食べやすくもなります。
手作りのお菓子をプレゼントするときにもぜひ使ってみてください。
【カップでラッピング】
①プラスチックのカップと、蓋として使うペーパーを用意します。
②カップにお菓子を詰めます。
③ペーパーで蓋をして、リボンや紐で留めて完成です♪
蓋にはワックスペーパーやクッキングシートがおすすめです。
カップはポップな柄の紙コップを使っても可愛く包めます。
お菓子のお裾分けにもぴったりですし、バレンタインにもおすすめのラッピングです♪
毎年大盛り上がりのイベント「ハロウィン」。
ハロウィンのお菓子の準備にも、クッキングシートが使えます。
【ハロウィンのラッピング】
①透明な小袋、好きな柄のクッキングペーパー、袋を止めるワイヤーリボン(モールや麻紐などでもOK)を用意します。
②筒状に畳んだクッキングペーパーを透明な袋に入れてます。
③クッキングペーパーの内側にお菓子を詰めます。
④ワイヤーリボンや紐で結んで完成です♪
袋はリボンで留める代わりに、袋の口を折ってシールやマスキングテープで留めるのもオススメです。
ペーパーもシールも安くて可愛いものがたくさん売られていますので、お好みのものを探してみてください。
動画ではハロウィンに配るお菓子を作っていますが、クリスマスや卒園式など、行事に合わせてペーパーの色を変えるとピッタリのものがアレンジできます。
桜色のペーパーを使ってお花見用のお菓子を詰めるのも素敵ですよ。
今回は自分でできる簡単なラッピングアイデアを集めてみました。
動画のように、ラッピングの包み方を少し変えてみるだけで、プレゼントのイメージが大きく変わります。
そして何より、贈る側の気持ちがより伝わり、プレゼントを受け取る側からしても嬉しいサプライズになりますよね。
今回の内容を参考にして、いつもより少しこだわったラッピングに挑戦してみてください。
箱をラッピングするときの基本的な包み方をご紹介します。
お店で買い物をしたときによく店員さんが包んでくれる包み方ですが、もちろん慣れた店員さんのように素早くできなくても大丈夫。
ゆっくり丁寧に包めば、きれいな仕上がりになるラッピング方法です。
【斜め包みの手順】
①斜めに置いた包装紙の対角線上に、直角になるように包みたい箱を置きます。
(包装紙の下から3分の1くらいの位置に置いてください。
このとき、箱は表側を包装紙に当てるように裏返して置きます)
②箱の左下の角にぴったりと沿うように、包装紙を立ちあげて折りこみます。
③箱の上からも包装紙を被せるように、角に当てながら箱を回転させて折りこみます。
④右下の角にもぴったりと沿わせて折りこみましょう。
⑤残りの包装紙を内側に折りこんで、テープで留めて完成です。
最後にセロテープで留める面が箱の底になるような包み方なので、テープで留めた面を下にしておけば中身が逆さまになることもありません。