ついごちゃごちゃしてしまいがちなクローゼット。
収納に困っている人はとても多いのではないでしょうか?
欲しいものがなかなか見つからない、棚からカバンを取り出したら折れて形が崩れていた、靴下がペアで出てこないなど、何かと悩みが尽きませんよね。
この記事では、そんなお悩みを解決する、効率的なクローゼット収納の裏技を動画で10個ご紹介します。
身近にあるものや、100均、ホームセンターなどで手軽に手に入るアイテムを使って、空いた時間にすぐできる簡単収納アイデアを厳選しました。
毎日使う収納スペースだからこそ、使いやすくアレンジしてストレスフリーな生活を送りましょう!
キャップ(帽子)は形が特殊なだけに、収納が難しくスペースに困ってしまいますよね。
重ねておくと取り出しづらいし、専用の帽子スタンドはどうしても場所を取ります。
そこでこの動画では、クローゼットポールとフッククリップを活用した収納アイデアを紹介しています。
手順はポールにクリップを挟んでキャップを掛けるだけなので、とっても簡単です。
フッククリップはセリアのアウトドアグッズコーナーで購入できるので経済的ですね。
既にあるクローゼットポールを活かして、無駄なスペースを無くしましょう!
また、フッククリップはいつでも取り外せるため、必要な時はすぐにクローゼットから取り出して、本来の用途通りアウトドア用品として使うこともできます。
是非取り入れたいアイデアですね。
<ポールとフッククリップを使ったキャップ収納の作り方>
①クローゼットポールに、フッククリップをつけます。
このとき、キャップ1個分の間隔をあけることがポイントです。
②設置したフッククリップに、キャップを掛けます。
バッグはふにゃふにゃと倒れて生地が折れてしまうことが多く、気づいた時には棚の上ですっかり型崩れしてしまっていた……ということは珍しくありませんよね。
そこでこの動画では、中に梱包材を入れることでバッグを自立させて保管し、型崩れを防ぐ収納方法を紹介しています。
型崩れ防止だけでなく、クローゼットや棚の中をスッキリと整理する効果もあるため、バッグをたくさんお持ちの方でも使いやすく収納できます。
もし梱包材がなければ、いらなくなったTシャツでも代用できるので、古着の有効活用にも繋がります。
<バッグを自立させる方法>
①大きめの梱包材(プチプチ)をバッグの横幅と同じ長さに折り、下からくるくると丸めていきます。
②端をマスキングテープで留めていきます。このとき、後から解けてしまわないよう、マスキングテープをぐるりと一周させることがポイントです。
③丸めた梱包材をバッグの中に入れ、底にセットします。
パンツをハンガーにかけている間にできてしまう、折り目やシワ。
いざ着ようと取り出したら折りシワに気付いて、あわててアイロンをかける……など、時間を取られてしまうことがありますよね。
パンツにシワがつかないように、ピッと綺麗にかけるにはいろいろなコツがありますが、この動画ではキッチンペーパーの芯を活用してハンガーにひと手間加えることによって、パンツのシワを防ぐ方法を紹介しています。
折りシワがついていなければすぐに着られるので、準備の時短にも繋がります!
同じ方法でラップの芯を使うこともできますが、厚くて固いため切込みを入れる作業がとても大変になってしまいます。
それに対し、キッチンペーパーの芯ならば薄くて柔らかく、とっても楽にできるので、力に自信のない方にも大変おすすめです。
<折りシワをつけないハンガーの作り方>
①ハサミを使い、キッチンペーパーの芯にまっすぐ切込みを入れます。このとき、手を切らないよう十分に注意してくださいね。
②切込みを利用し、①をハンガーの下辺にセットします。
③②にパンツをかけます。
折るわけにはいかないし、引っかけておくと形が歪んでいってしまうハット(帽子)。
専用のハットケースは高級だし、キャップと同様、形が特殊な上に一つ一つが大きく、ちょうどいい棚もないし、どう収納したらいいかわからない……
そんな時は、自分でハットケースを作ってしまいましょう!
作り方はとっても簡単。
なんと、丸型ボックスに穴を開けてリボンを通すだけで完成です!
見た目が可愛いだけでなく、フタ付きの箱を使うことで沢山あっても重ねて収納できます。
さらにリボンが取っ手になるので、高い棚に積んでも取り出しやすくて便利です。
もうハットの収納に悩むことはありません。
お気に入りの箱やリボンで自分だけのハットケースを作って、賢く便利に収納しましょう!
<ハットケースの作り方>
①包装用品店などで、大きめの丸型ボックスとリボンを用意します。
②キリなどで穴を2つ開けます。このとき、手を刺してしまわないように十分注意してくださいね。
③リボンの片端を結んで、穴の内側から通します。もう1つの穴には外側から通し、端は内側で結んで留めます。
④中にハットを入れてフタをします。
タンクトップやキャミソールは、ハンガーにかけておくとちょっとした拍子にすぐ落ちてしまい、意外とストレスになってしまいます。
特に急いでいるときや、かけなおした瞬間に落ちてきたときには、なんだかうんざりしてしまいますよね。
ハンガーの中にはタンクトップやキャミソールをかける部分がついているのもありますが、当然その分値段が高く、買う気になれなくて耐えているという方は多いのではないでしょうか。
この動画では、マジックのキャップとペンチを使ってひと手間を加えることによって、針金ハンガーに落下防止機能を備えるアイデアを紹介しています。
針金ハンガーならば100均で安く手に入りますし、そのほかの道具も全て100均で売られています。
経済的に材料を揃えられるというのは嬉しいポイントですね。
<落下防止ハンガーの作り方>
①太いマジックのキャップ部分を針金ハンガーの端に当て、手前をペンチで挟んで曲げます。
②①の手順で両端を曲げます。
③タンクトップやキャミソールをかけます。
他の衣類と比べて小さく散らばりやすく、いまいちどの畳み方が正解なのかわからない「靴下」。
ばらばらにしていると当然ペアの2足が簡単に揃わず、履き口を裏返してまとめると靴下とは思えないほどかさばってしまいます。
ここで活用したいのが、無印良品の「高さが変えられる不織布仕切ケース(小)」です。
この動画では、無印良品のケースを使って、靴下を仕切り要らずでコンパクトに、そして使いやすく整理するアイデアを紹介しています。
また、収納方法だけでなく畳み方までわかりやすく紹介されており、靴下の収納に悩む全ての方におすすめの動画となっています。
<使いやすい靴下収納の方法>
①無印良品の「高さが変えられる不織布仕切ケース(小)」を用意します。
②靴下をペアで2枚揃え、足首側(履き口)→つま先側の順で折り畳み、つま先部分を履き口の中に挟み込みます。
③端から順番にケースの中に入れます。
賃貸のクローゼットはとても小さくて狭いものも多く、そんなスペースにたくさんの洋服を収納しきるのは至難の技。
洋服が収まりきらずに頭を悩ませる方は多いのではないでしょうか。
この動画では、意外なアイテム「プルトップ」を使って洋服の収納量を増やす裏ワザを紹介しています。
そう、「プルトップ」とは、缶ジュースの飲み口を開ける時に引っ張る金具です。
やり方はプルトップをハンガーに通すだけ。
とっても簡単なのに、収納量は抜群に増える、お得で便利な方法です。
また、プルトップならばわざわざ新しく道具を買いそろえる必要はありませんので、経済的かつお手軽に洋服の収納を増やすことができますね!
<プルトップを使った収納のやり方>
①いくつかの空き缶から、プルトップを外します。
②ハンガーのフック部分からプルトップを通します。
③通したプルトップに次のハンガーをかけます。これを2~3回繰り返します。
冬の衣類はもこもこしたものが多くかさばってしまい、引き出しの中に上手く収納できずに頭を悩ませてしまいますよね。
手で押さえながら入れていっても上手く入らず、ケースを買い足す羽目になることも。
そんな事態を防ぐため、この動画では収納ケースの引き出しを「縦」にして洋服を入れることで、効率的に整理、収納する裏ワザを紹介しています。
収納力が上がるだけでなく、どこに何が入っているかが見やすく、取り出しやすさも格段にアップする簡単アイデアです。
小さなひと手間ですが、効果は抜群です!
是非お試しください。
<縦収納のやり方>
①収納ケースの引き出しを取り出します。
②①を空にして縦に置きます。
③畳んだ服を下から順番に、縦にしたままの引き出しの中に積み上げていきます。
④端まで積み上げたら、引き出しを横向きに戻してケースに仕舞います。
なにかとバタバタしがちな朝の時間。子どもの支度まで手が回らないこともありますよね。
そんな時、子どもが自分でしっかりと洋服の支度をしてくれたら、とっても助かると思いませんか?
この動画では、子どもにもわかりやすく、スムーズに支度ができる収納方法を紹介しています。
ポイントは、クローゼットの扉を外してしまうこと。これで扉を開け閉めする動きが一つ減ります。
そして、使いやすい順番や子どもの手の届く高さなどを考えて収納ケースを設置し、ケースの中もどこになにがあるかを見やすく整理してシールなどを貼っておくことで、朝のドタバタを軽減できるようになります。
洋服をスムーズに出し入れできれば、ケースをあちこち開け閉めしてクローゼットの中身がぐちゃぐちゃになることもありません。
また、この動画では収納法とともにおすすめの本も紹介されています。
気になった方は是非調べてみて下さいね!
<わかりやすい収納の作り方>
①クローゼットの扉は外しておきます。
②パンツ、Tシャツ、靴下に分けて収納ケースに入れ、パンツは下段、Tシャツは中段、靴下は上段になるように重ねます。
③パッと見てわかるように、それぞれシールを貼って目印をつけます。
④下段から順番に開けて取っていくだけで、使いやすい着替えセットのできあがりです。
簡単で効率的なクローゼット収納のアイデアを10個ご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
クローゼットや棚の中はアイテム数が多く、整理するとなると大仕事というイメージがありますよね。
少しくらい使いづらくても、改めて整理する気はなかなか起きません。
しかし、今回ご紹介した収納の裏ワザは、身近なアイテムを使って、とっても簡単に実行できるものばかりです。
毎日使う収納スペースでストレスをためないためにも、是非ご紹介した収納アイデアで、使いやすいクローゼットを作りましょう!
クローゼットに服をかけるとどうしてもできてしまう、下部分のデッドスペース。
このスペースはホコリなどが溜まりやすく、空いているからといって床にカバンを直置きすると汚れやすい上に、後々掃除が大変になってしまいます。
この動画では、クローゼットのデッドスペースにまつわる問題をバッチリ解決する、とっても簡単な収納方法を紹介しています。
つっぱり棒とS字フックを上手く使うことで、カバンを床に触れさせずにデッドスペースを有効活用できます。
見映えや使い勝手も良いため、カバンの出し入れも簡単です。
また、カバンだけでなく帽子をかけることもできますし、吊った状態で保管できるため、型崩れ防止にもなる一石三鳥のお得なアイデアとなっています。
是非お試しください!
<カバン収納の作り方>
①S字フック3~4個とつっぱり棒を用意します。つっぱり棒の耐荷重は20㎏以上のものを選ぶと良いでしょう。
②クローゼットの空いている下スペースに、つっぱり棒を張ります。
③S字フックをかけます。
④かけたS字フックに、カバンや帽子をかけます。