出先の軽いランチ時や、きちんときた会食の席で、「あっ、箸置きがない」なんて経験、ありませんか?
来客の時、おもてなしをしたい時など、箸置きがあると便利ですよね。
実は、箸置きを割り箸の紙で折って拵えるのは、マナーのひとつでもあるんです。
このコラムでは、割り箸の袋や折り紙で出来る簡単でかわいい、おしゃれな箸置きの作り方をご紹介します!
折り紙なら好きな柄や色で作ることができ、作りたい時に作れるので収納にも困らないですよ。
ナプキンを使った割り箸袋です♪
お家にあるあまった布や、使わないなあという布でも作れるので、簡単おすすめです!
【作り方】
1.割り箸(または通常の箸)にあった長さにナプキン(または布)を切る
2.ストッパーになる下の部分で一回折り返す
3.割り箸の大きさにあわせて縦部分も折り込む
4.かわいい紐やリボンがあれば、袋の中心に結びつけて完成
使う布やナプキンの柄によっては、かなり大人っぽい割り箸袋が作れます。
かわいい柄布、おしゃれなリボンなどを使って、お客様をおもてなししましょう♪
普通のお箸を入れてもいいですよ!
最近は100均や雑貨店にも、凝ったデザインの折り紙がありますよね。
家にあまったお菓子の包装紙を使って、かわいい箸置きを作ってみませんか?
それでは、簡単に作れる折り紙箸置きを5つご紹介します♪
和の折り紙で作る、蛇腹の箸置きです。とっても簡単に作れます♪
真ん中のひもでアレンジ出来るので、いろんなバリエーションを用意しても楽しいですね。
【作り方】
1.小さめの折り紙(または小さく切り取った正方形の紙)を、表裏交互に折り、蛇腹にする
2.真ん中の部分を細いひもで結び、ひものあまった部分を切り取る
3.蛇腹を左右に開き、リボンの形にして完成
ポイントは、和柄の折り紙を使うところ。
ちょっとシンプルになってしまった食卓にちょこんと置くと、和の風情が出るので、表情豊かな食卓に変身します。
とても便利ですよね。
リボンの形になっているので、ピンクや赤、黄色など、あえてポップなカラーの箸置きにすれば、洋の雰囲気にもなりますよ。
ころころっとした形のコンパクトな、帽子型の箸置きです。
収納にも便利なサイズが嬉しいですね。
【作り方】
1.折り紙(または正方形の紙)を真ん中で折る
2.折り目の部分を1センチほど折返し、裏返す
3.左右を折り込み、1/3のサイズにする
4.右半分を、左半分のポケット部分に入れ込む
5.上1/3を折り込み、下部のポケットに半分入れ込む
6.マチを作るように、帽子の底を開いたら完成
どんどん折り込んでいって、最後にはきれいな帽子が完成します。
ポイントは、ポケットに片側を入れ込んだら、折り目を爪や指できれいに整えたり、なるべく平らにして凹凸をなくすこと。
最後にはころんとかわいい、形のきれいな帽子箸置きが出来上がります♪
この箸置きのポイントは、「長方形の紙」を材料にしているところです。
折り紙やあまった紙を使う場合には、長方形に切りそろえてやってみましょう♪
【作り方】
1.長方形の折り紙を横長にし、半分に折る
2.その折り目に向かって扇状になるように折る
3.さらに三等分になるように折り、端の部分をもう片方の端っこに入れるように重ねる
4.最後に少し、ブリッジ型になるように整えれば完成
なかなかお目にすることのない、ブリッジ型の箸置きの完成です。
中に箸をくぐらせて使うタイプなので安定感もあり、外でお弁当を食べたときに使っても風で飛ばされにくく、重宝しそうですね♪
お子さんがいるご家庭でも、ぜひ一緒に挑戦してみてほしい箸置きレシピです。
おしゃれなリング型の箸置きです。
こちらも、長方形の折り紙を使います。
【作り方】
1.長方形の折り紙を横長にし、半分に折る
2.その折り目に向かって扇状になるように折る
3.さらに三等分になるように折り、端の部分をもう片方の端っこに入れるように重ねる
4.脇の細い部分を指で少し潰して完成
先にご紹介したブリッジ箸置きの応用です。
途中までの作り方は、ブリッジ箸置きとほぼ同じですね。
上から見るとリングのように見えておしゃれです。
穴から下のテーブルクロスの柄が見えるようになっているので、シンプルな柄や無地の折り紙で作ると、その分テーブルクロスの柄が映えますよ♪
お箸はつぶして作ったくぼみの部分に置きましょう。
最後にご紹介するのは、切って作る箸置きです。
動画は和風の柄を使って「ひょうたん・松・ツバメ」を表現しています。
自分の好きな形で作れるのが良いですね。
季節合わせたり、あまったきれいな柄の紙を利用したり、アイデアしだいで色んな種類の箸置きができます。
【作り方】
1.半分に折った折り紙に、ひょうたん・松・ツバメの形を半分書く(他、作りたい形があれば書く)
2.書いた線にそって、紙をハサミで切る
3.厚紙を小さく長方形に切る
4.折り紙の裏に、折り目を合わせてのりで貼って完成
ポイントは、折り紙の裏(無地の面)に好きな形を書くことです。
動画では柄のある面に絵を書いていますが、無地の面に書くことで、ハサミで切ったあと絵の線の切り残しが見えずに済みます。
これで、よりきれいな箸置きが作れちゃいますよ♪
今回は割り箸の紙、折り紙が大活躍する手作り箸置きの作り方を、たくさんご紹介しました。
折り紙といえば、千羽鶴やこどものおもちゃなんてイメージがありますが、こんな風にも使えちゃうんです。
箸置きがあるだけで、食事の席にも彩りと丁寧な場の空気が生まれます。
お店や自宅にある割り箸袋、菓子折りの包装紙などがあれば、今回のレシピを使って、是非箸置きを手作りしてみてください。
とてもかわいい箸置きが作れること間違いなしです♪
まずはじめに、今回ご紹介する箸置きの中でも、もっとも簡単に作れる箸置きをご紹介します。
【作り方】
1.割り箸の袋をそのまま一回結ぶ
2.結んだ状態の袋に、箸を通すようにして置けば完成
割り箸の袋が一本あれば、くるっとひと巻き結び目を作るだけで、箸置きになっちゃいます。
自宅で箸置きが必要な時、これを応用して長細い紙を使えば、同じシンプルな箸置きの出来上がり。
色や柄の入った紙を使って作ってみても、可愛いかもしれませんね♪