小学校の家庭科で裁縫をして以来、お裁縫箱を開いていないという方もいるでしょう。
裁縫の基本を知っていればボタン付けや裾上げなど、多くのことが自分でできます。
本格的なミシンがなくても問題ありません。
裁縫初心者でも簡単にできますよ。
基本の糸通しや玉結びからご紹介します。
針も糸も不要で子どもと一緒に楽しめる、手作り小物のアイデアは必見です。
裁縫やハンドメイドは難しくありません。
簡単に自分だけのオリジナル小物を作りましょう。
道具がなくても、簡単に糸通しができる方法があります。
手のひらに糸を乗せ、針を糸に押し付けてコロコロ細かく動かすだけです。
糸が針穴にからまるので、それを針穴からひっぱりだせば簡単に通ります。
ちょっとしたコツをつかんで慣れてしまえば、あっという間に糸通しが可能ですよ。
この方法を使ってラクラク糸が通せるようになれば、手芸や裁縫に素早くとりかかれますね。
糸通しに時間がかかってイライラしたり、裁縫が面倒だと思うことはもうありません。
糸通しが苦手な方は、ぜひこのやり方を試してみてください。
裁縫の始めと終わりには、糸が布から抜けないように玉結びをしましょう。
玉結びには、指を使うものと針を使うものの2種類のやり方があります。
最初に指を使った結び方のご紹介です。
【玉結びのやり方】
1.まず、人差し指の第一関節あたりに糸を1~2回巻き付けます。
2.次に親指で糸を押さえて、糸をよるように転がしながら引き抜きます。
3.引き抜いた糸をそのまま指で押さえて引くと、玉結びの完成です。
玉結びと糸通しは裁縫の基本です。裁縫に必ず必要ですから、覚えておきましょう。
これができれば、ミシンがなくてもすぐに裁縫を始めることができますよ。
玉結びは針を利用する結び方もあります。
指を使う方法よりも必要になる糸が短く済むので、縫い終わりに適しています。
逆に縫い始めにこの結び方を使う場合、糸が長いときは途中で結び目ができてしまうことがあるので注意しましょう。
【玉結びのやり方】
1.針の先端から3~4回糸を巻き付けます。
2.巻いた糸を指で押さえて、針の頭の方から糸を抜きます。
これだけで玉結びができます。玉結びは初心者でも簡単です。
どちらの方法でもできるようになっておけば、裁縫の糸の始末が楽になりますよ。
小さい子供の制服が男女共用のブレザーでダブルボタンだった場合でも、男の子と女の子では左右の合わせが反対になりますが、親でも一瞬どちらが上だったか考えてしまうくらいですから、小さい子供に自分で覚えさせるのはなかなか難しいですよね。
簡単に悩みが解決するやり方があります。
使わないボタン穴があれば、かがってふさいでしまいましょう。
使わないボタン穴をふさいでしまえば、間違えて違う方にボタンをかけてしまうことや、どちらが上だったかと考える時間が省けます。
朝の時間を取られることが少なくなり、時短になりますよ。
かわいいポケットティッシュのケースを簡単に手作りしましょう。
生地の厚いフェルトを使うことで、しっかりとした丈夫なケースが作れますよ。
出来上がったティッシュケースに、ラインストーンや手芸用の動く目玉などお好みの飾りをボンドで貼れば、簡単にあなただけのオリジナルの小物の完成です。
【ポケットティッシュケースの作り方】
1.まず、フェルトを適当な大きさにカットします。
ポケットティッシュの長い辺より左右に3~5㎝ほど大きめの正方形がちょうどいいでしょう。
2.次にポケットティッシュをフェルトの真ん中に乗せ、右横側をポケットティッシュに合わせて折ります。
折った部分がずれないように、しつけをかけて仮止めしましょう。
3.右ができたら再度ポケットティッシュを合わせて、左側も折って仮止めします。
4.次に上下を折り中央で合わせます。
ティッシュケースの左右をかがって、ティッシュが出る口の部分を少しかがったら完成です。
短時間で簡単にできますよ。
完成品を子供と一緒にデコってもかわいく、おすすめです。
やっぱり裁縫が苦手という方は必見です。
針も糸も使わずに、手作りの小物が作れます。
子供と一緒に作るのも楽しいですよ。
材料は手ぬぐいやはぎれなどの布とグルーガンです。
100均や手芸店などで簡単に揃います。
気に入った柄の布があったら気軽に挑戦してみましょう。
グルーガンは熱くなるので、うっかりやけどしないように気をつけましょう。
お好みでボタンをつけたい場合は、ボタンとボタンホールにするためのひもがあるといいですね。
ボタンは縫い付けてもいいですが、縫わずに全てグルーガンで貼りつけることもできるので簡単です。
ひもはポーチの周りにぐるりと巻いてもおしゃれですよ。
【簡単手作りポーチの作り方】
1.まず、ポケットをいくつ作るか決めます。
それに合わせて、左右の端とポケットの仕切り部分をグルーガンで留めます。
2.次にポケットにかぶせる部分の端を0.5~1㎝ほど折り返して、グルーガンで留めます。
3.最後にポーチを端から3~4等分に折りたたんで好みでボタンなどをつけたら完成です。
あまり重たいものを入れたりポケットに小物を入れ過ぎると、グルーがはがれてしまう可能性があるので気をつけましょう。
裁縫にピンクッションは欠かせません。
縫い針やまち針を刺しておく針山がなければ、細くて小さい針をなくしてしまう可能性が高く危険です。
しかし小さなお裁縫セットの場合は針山がついていない場合もあります。
そんなときはわざわざピンクッションを買いに行かなくても、手作りで簡単にかわいいものが作れるんです。
食器洗いなどに使うスポンジを好きな形に切るだけで、オリジナルのピンクッションになります。
お花の形やハート、星形など好みに合わせて自由自在です。
スポンジを切る前に、マジックなどでスポンジに下書きをしておくと失敗がなくきれいにできます。
裁縫の基本から、針も糸も使わない簡単な手作り小物までご紹介しました。
自分だけのオリジナル小物は愛着もひとしおです。
子供と一緒に作れば、大事に使ってくれるでしょう。
子供でも簡単に作れるので、母の日や父の日や敬老の日のプレゼントに、家族にプレゼントするのもおすすめです。
手作りの小物は特別感があり、喜ばれます。
裁縫は難しくありません。初めは誰でも初心者ですが、やっているうちにだんだん慣れて楽しくなってきますよ。ぜひ挑戦してみてください。
針に糸を通すのはなかなか難しいですよね。
糸が針の穴にすっと入らずに、糸を濡らしてみたり角度を変えてみたり、誰もが苦労する部分です。
そんな悩みを簡単に解決する方法があります。
それは糸通し専用の道具を使うことです。お裁縫セットに入っていることが多いですが、なければ100均などでも手に入ります。
使い方は簡単です。
【糸通しの使い方】
1.糸通しの丸い頭の部分を持って、先端のとがった部分を針の穴に通します。
先端は柔らかい糸とは違い硬いので、簡単に穴に通すことができます。
2.糸通しの先端のすきまに糸を通して、頭の方に引っ張ります。
すると簡単に糸が通せます。
今まで糸通しを使っていなかった方は、とても便利なのでぜひ使ってみてください。