換気扇や網戸、レンジフードにブラインドなど、細かいところにはなかなか掃除の手が伸びなかったり、うまくきれいにならないことがありますよね。
今回のコラムでは、リビングやキッチンなど、意外と掃除しにくい場所の掃除のコツをご紹介します。
床や壁、ベランダに隣接している窓あたりの掃除方法も、ご紹介しちゃいますよ!
細かい箇所の掃除をするときは、ちょっとしたコツをつかめば、パパっと掃除が済むものです。
頑固な汚れも、小さなほこりもすっぱり落として、クリアな生活空間を楽しみましょう♪
フローリングのお掃除に使える洗剤は、いろんなものが出ています。どれにするか迷っちゃいますよね。
今回は、自然で身体にも優しいと言われている「重曹」「クエン酸」を使ったお掃除方法をご紹介します♪
【用意するもの】
・重曹スプレー
・クエン酸スプレー
・雑巾(いらなくなった布などでもOKです)
【手順】
1.雑巾に重曹スプレーをかけ、床を拭く
2.雑巾を水で洗って絞り、床に直接クエン酸をスプレーする
3.雑巾で水拭きして、クエン酸を拭き取って仕上げです
重曹の粉末タイプには「掃除用」「料理用」の二種類が出ているので、掃除用一択のスプレータイプを買うと楽ちんです。
このお掃除のコツは、一に重曹、二にクエン酸で拭き取りをすることです。
こうすることで化学反応が起こり、床にこびり付いた汚れ染みが浮き出てくるんです♪
白い壁、賃貸の住宅だと敷金礼金が絡んできて、汚れには敏感になることもしばしば。
特にお子さんがいるようなお家だと、何か書いちゃったりしたときに慌ててしまいます。
そんな小さな汚れから目立つ汚れにも対応できる、壁掃除のコツを一つ、ご紹介します!
【用意するもの】
・消しゴム
・新聞紙など(消しカスを受け取るため)
【手順】
・汚れている箇所を見つけたら、消しゴムでこすると汚れが落ちます
超簡単!ですね♪ 今回の動画では、壁の黒ずみや手垢の取り方をご紹介しています。
ポイントですが、消しゴム掃除のため消しカスが出ます。
そのため、必要に応じて、汚れを落とす箇所の下に新聞紙などを敷いておくと、後処理も簡単に済みますよ♪
強烈なネーミングの洗剤、その名も「なまはげ」は、油汚れの専門家です。
時短でパパっと、ガンコな汚れとおさらばしましょう♪
【用意するもの】
・油汚れ専用洗剤(今回は「なまはげ」を使用)
・スポンジ
・炊事用ビニール手袋
・ゴーグル
・マスク
※ゴーグル、マスクは、洗剤の化学成分が強力なため、目・口・鼻の保護に利用します。
【手順】
1.換気扇を外し、装備品を着用して油汚れ専用洗剤をスプレーする
2.5分ほど置きスポンジなどで、こすり洗いする
3.水ですすぎ、換気扇を乾かす
洗剤が超強力なため、目・口・鼻などを刺激から守りながら行いましょう。
掃除が終わったら、窓を開けるなどして空気を入れ替えることもお忘れなく。
キッチンのレンジフードには、油の汚れと一緒にこびり付いたほこり汚れがあり、意外とガンコ。コツは、先程ご紹介した重曹を使い、レンジフードに「パック」をしてあげることです♪
【用意するもの】
・重曹スプレー
・キッチンペーパー
・布巾(乾拭き用)
【手順】
1.レンジフードに、重曹スプレーを吹き付ける
2.その上から、キッチンペーパーをかぶせてパックをする
3.そのまま2〜3時間放置する
4.用意しておいた布巾で拭き取って仕上げ
動画ではより癒着度の高い、泡タイプの重曹スプレーを使っていますね。
水タイプのものも十分汚れが落ちますが、キッチンペーパーの乾燥が心配です。
その場合は、さらに上からラップもすると、蒸発を防ぐことができるのでより効果がアップしますよ♪
ガスコンロ周りの汚れは、コンロの加熱により汚れが熱され、こびり付きやすくなっていますよね。
今回は、100均ショップ「キャンドゥ」に置いてある、油汚れ専用クリーナーを使ったお掃除をご紹介します♪
【用意するもの】
・「油よごれクリーナー」キャンドゥのもの
【手順】
ガスコンロ周りの汚れの気になる箇所を、キャンドゥの「油よごれ専用クリーナー」で拭き取る
簡単!シンプルですね。
これといったコツはありませんが、商品パッケージにも書かれているとおり、レンジフードや換気扇などのお掃除にも活用することができるんです♪
ガンコな汚れに効きますが、床に飛んだ油跳ねなどを掃除する際には、床やフローリングにどんな影響が出るか分からないため、説明箇所をよく読んでから使うようにしましょう。
実は意外とほこり汚れや黒ずみがついているのが網戸。
どうやって掃除するの?という疑問にお答えします♪
今回は、身近なもので簡単にお掃除する方法をご紹介します。
【用意するもの】
・タオル
・ナイロンタオル(またはナイロン手袋)
【手順】
1.タオルとナイロンタオルを、水で濡らしてよく絞る
2.網戸の外側にナイロンタオル、内側(屋内側)にタオルを付け、網戸を両側から挟むようにする
3.その状態で拭く
このようにすると、ナイロンタオルが掻き出す汚れを、屋内側のタオルが受け取ってくれるのです。
今回、動画の掃除の方法だと水で濡らすだけですが、サッシに付いたカビやガンコすぎる汚れには、水の代わりに重曹スプレー・クエン酸スプレーを使ってみるのもおすすめです♪
ほこりがたまりやすいブラインド。隙間の掃除がポイントになりますが、これも軍手を使えば楽ちんお掃除できちゃいますよ♪
【用意するもの】
・軍手
・キッチン手袋
・洗い流し不要の清掃用スプレー(重曹スプレーまたは激落ちスプレーなど)
【手順】
1.キッチン手袋をはめ、その上から軍手をはめる
2.軍手に、洗い流し不要の清掃用スプレーを吹きかける
3.軍手の指でブラインドを挟み、スライドして拭き掃除する
重曹は粉末タイプもあるので、スプレータイプがない場合はそちらを水に溶かして使用するのもおすすめです。
使いやすいほうでやってみましょう♪
多少ほこりが舞い上がる可能性がありますので、窓を開けて換気をしながらお掃除することをおすすめします!
リモコンに付いたほこり汚れは、意外とベッタリしているんです。
実は、知らぬ間に付着して溜まり溜まった「手垢」が原因です。
それにボタンがいっぱいで掃除もしづらい。
でも、お家にあるもので、簡単きれいにお掃除できちゃいますよ♪
【用意するもの】
・綿棒
・カッター(またはハサミ)
【手順】
1.綿棒の先端部分に、カッターで切り込みを入れる
2.割れ目を少し開いたら、凹←このような形状になるので、突起部分を使ってリモコンの隙間を磨く
動画では素の綿棒でそのままお掃除しています。
ポイントは先端に切り目を入れること!
これで普段の綿棒でこするより、格段にお手入れしやすくなっています♪
最後にご紹介するのは、PC画面の汚れ掃除のコツです!
気を付けているんですが、なぜか付いてしまうんですよね、指紋の汚れ。
ティッシュなどを使うと逆にほこりが付いてしまい、なかなかきれいになりませんが、今回はコーヒーフィルターを使います。
【用意するもの】
・コーヒーフィルター
【手順】
①コーヒーフィルターを手にはめ、PC画面の汚れた部分を丁寧にこする
おもに指紋汚れを取る方法です。
この方法で、同様にテレビ画面の指紋汚れも取れちゃいます♪
指紋以上のベタつき汚れがひどく、コーヒーフィルターで掃除しても取れない、という場合には、専用のクリーナーも活用してみましょう。
いかがでしたか?今回はリビングを中心に、細かな箇所・普段目につかない箇所のお掃除のコツをご紹介しました。
各お掃除のポイントは様々ですが、中でも活躍するのが「重曹スプレー」です。
最近はどこの100均でも販売されているので、一家に一本スプレーを常備していてもいいかもしれませんね♪
また、重曹スプレーと合わせて使うことでさらに汚れを落とすのが「クエン酸スプレー」です。
化学反応で汚れを浮き出すので、拭きとる時の爽快感がたまりません!
是非ご紹介したお掃除方法で、楽しくおうちをきれいにしてみてくださいね♪
最初はフカフカしていたのに、使っているとだんだんとつぶれてくる絨毯の毛足。こうなると、ほこりや汚れがどんどん巻き込まれて、なかなか取りづらいんですよね。
今回は、その巻き込まれ汚れを簡単に取る方法とコツをご紹介します。
【用意するもの】
・コーム(ブラシではない)
・買いたてのスポンジ
・カーペットクリーナー(通称「コロコロ」)
【手順】
1.買いたてのスポンジで、絨毯の毛足を逆なでする
2.立った毛足を、コームでとく
3.最後に、カーペットクリーナーで汚れを取る
このお掃除方法のコツは、買いたての硬いスポンジ・コームで、絨毯の毛足をしっかりと立てること。
そうすることで、カーペットクリーナーの粘着部分に、汚れが巻き込まれていくので、絨毯がきれいになるんです♪