りんごや梨などの果物、大根やごぼうなどの根菜、皮むきは時間がかかり疲れてしまいます。
包丁やピーラーを使って皮むきするのも、それなりに大変です。
子供に手伝ってもらう時は、あまり刃物は持たせたくありませんね。
今回は、そんな色々な食材の皮むきの悩みを解決するアイデア動画をご紹介します。
きっと、今すぐ、そばにある食材の皮むきがしたくなってしまいますよ!
ほとんどの方は大根の皮むきにピーラーを使ったり、包丁を使ったりするはずです。
しかし、いちいちキッチン用品を出すのも面倒くさいもの。
実は、包丁もピーラーも使わずに大根の皮むきができる方法があります。準備するのは、爪楊枝だけです。
まず、輪切りにした大根に爪楊枝で皮部分に切り込みを入れます。
その後、両手の親指の爪を皮と大根の間に入れて、ぐいぐい親指の爪で押すようにして皮を剥がしていきます。
一度、大根の皮が剥がれ出すと、面白いくらいきれいに大根の皮むきができてしまうのです。
刃物を使わないので、ピーラーで大根の皮むきするよりも、はるかに安全なのもメリットですね!
ほどよく熟したアボガドの皮むきは難しいものです。
包丁を使うと薄く皮むきすることができず、アボガドの実の部分が崩れてしまうこともあります。
そこで、包丁もピーラーも使わずに、身近にあるキッチン用品を皮剥グッズに使用するアイデアをご紹介しましょう。
使うのは、コップだけです。
生姜は、独特な形をしているので包丁やピーラーでは皮むきが難しいものです。刃物を使って無理して皮むきをすると、実の部分が少なくなってしまいます。
生姜は皮と実の部分に栄養があるので、最小限の皮むきがしたいですよね。
市販の生姜専用皮剥器も売っていますが、汎用性を考えると、できれば家にあるもので皮むきしたいものです。
そこで、役立つのがスプーンのへらを使うアイデアです。
スプーンのへらのキワを生姜に当てて、親指で押しながら皮むきしていきます。
力加減が分かると、あっという間に皮むきが成功しますよ。
子供が、キッチンでお手伝いをしたいという時も、スプーンを皮剥器として使うアイデアなら、刃物を持たせなくてすむので安心・安全なのがうれしいですね!
オレンジや夏みかんなどの柑橘系果実は、美味しいのですが皮むきが大変です。
爪を立てても、手では皮むきができないことも珍しくありません。
しかし、包丁を使って皮むきするまでも無いのが悩ましいところです。
そんな時、フォークを使って夏みかんなどの皮むきをする方法をご紹介しましょう!
まず、フォークを夏みかんの真ん中あたりに差し込み、皮と実の間に切り込みを入れます。
次に、フォークの柄の部分を使って切り込み果実を一周するように回しながら広げていきます。
切り込みが入ったら、夏みかんの上下をつかんで、ねじるようにして回していきます。
すると、手だけで、他の皮剥グッズを使わずに自然に皮むきができてしまうのです。
子供でも簡単に皮むきできる方法ですが、最初のフォークを差し込む部分だけは危ないので、大人がやるようにしてくださいね!
このアイデアを使って固い夏みかんの皮むきにチャレンジしてみてください。
ニンニクの皮むきは、包丁やピーラーでは上手に皮剥きできません。
手作業で皮むきすると、手にニンニクの匂いがついてしまいます。
だからといって、専用のニンニク皮剥器を買うまででもありませんね。裏技として、電子レンジで加熱するとニンニクの皮むきがスルッとできるのですが、日持ちを考えると熱を入れないほうが良い場合もあります。
そんな時、なんと家にあるタッパーを使って、一瞬でニンニクの皮むきを終わらせてしまう方法があるのです。
ニンニクを玉のままタッパーなどの容器に入れて、あとは思いっきり振ります。
容器の中でニンニクがぶつかり合い、容器を開けると、すっかり皮むきが終わっているのです。
こんな便利な方法があるなら、ニンニクの皮むきなら、このアイデアに決まりですね!
イカの皮むきは難易度が高い食品のひとつです。
イカはツルツルしてどこに手をかけて皮むきするか分からなくなりがちです。
そんな時、どの家庭にもある調味料を使うことで、簡単にイカの皮むきができるので、是非試していただきたいです。
その調味料とは「お酢」です。
イカをお酢に浸して3分そのままにしてください。
酢に含まれる酢酸で、イカのタンパク質が縮むため、皮むきしやすくなるのです。
皮むきをする際には、キッチンペーパーや乾いたタオルなどで、皮をひっぱるようにしてください。
気持ちよいくらいすっきりイカの皮むきに成功しますよ!
ごぼうは皮と実の間に栄養や旨味があります。
包丁で遠慮せずに皮むきすると、すっかり美味しいところが、そぎ落とされてしまいます。
ごぼうは、皮にも栄養がたくさんあるので、適度に皮が残っているくらいの、絶妙なバランスの皮むきが必要なのです。
そこで、誰でも上手にごぼうの皮むきができるアイデアをご紹介します。
使うのはペットボトルのキャップです。キャップをごぼうに押し当て、上から下にすりおろしていきます。
なんと、ペットボトルのキャップが皮剥器となり、あっという間に、ごぼうの皮むきが進んでいきます。
まさか、ペットボトルのキャップがピーラーのようになるとは思いませんでしたね!
同じ箇所を何度もこすれば徹底的にごぼうの皮むきができますし、2~3回でやめておけば適度にごぼうの皮を残すといった調整も簡単に行えます!
りんごや梨は包丁やピーラーでも簡単に皮むきできますが、100円ショップに売っている専用の便利グッズを使うとあっという間に皮むきしやすくできることを知っていましたか?
その名も「りんごカッター」です。
もちろん、りんごだけではなく、梨の皮むきをしやすくすることもできます。
りんごカッターをりんごに当て、上から一気に押し当てるように圧力をかけます。
すると1~2秒でりんごが8等分にされてしまうのです。
りんごは皮と実の間に栄養素があるので、そこからは皮むきせずに、そのまま食べることもできます。
また、皮むきして食べたい場合でも、すでに8等分されているので、包丁やピーラーを使えばりんごや梨の皮むきも簡単ですね!
色々な食材の皮むきは、意外に時間を使ってしまうものです。
すぐに皮むきが終わるだけで、調理時間が半減するという方もおられるでしょう。
100円ショップには、それぞれの食材ごとの皮剥器(便利グッズ)が売っていますが、皮むきのためだけに、キッチンに置くグッズの種類を増やしたくはありませんね。
どの家庭のキッチンにある物や、爪楊枝・ペットボトルのキャップなど、身近にある物を使って食材の皮むきするアイデアは、シンプルで費用もかからないのでおすすめです。
是非、色々な食材の皮むきに、今回紹介したアイデアを応用してみてください!
ぶどうを食べる時は、皮むきせずにそのまま食べる!という人もいます。しかし、ぶどうの皮部分が渋かったり、苦かったりする品種もありますね。
そういう時は、ぶどうもしっかり皮むきをして食べたいものです。
とはいえ、ぶどうの皮むきは手先・爪先が、汚れてしまうので大変です。そんな時、便利なのが、爪楊枝を使ってぶどうの皮むきを行うアイデアです。
まず、ぶどうの皮と実のところに爪楊枝を差し込みます。
ぶどうをグルグルと回して、爪楊枝を差し込み皮と実の間に隙間ができるようにしていきます。
そして、ぶどうを手で持ってつまむと、すっかり皮むきされたぶどうの実がツルッと飛び出してきます。
手を汚さずに、簡単にぶどうの皮むきができる方法を試してみて下さい。