女性にとって、フォーマルな場面やオフィスではもちろん、普段のファッションにも欠かせないアイテムであるストッキング。
しかし、ちょっとした拍子に何かに引っ掛けて伝線させてしまうことって多いですよね。
特に、朝から外出先で伝線に気づいたり、新品を下ろしたばかりで伝線させてしまったときは一日憂鬱になりがち。
そのまま捨てるのももったいなく、どうにか活用したいものです。
本記事では、そんな伝線してしまったストッキングの再利用方法をご紹介します。
伝線したストッキングも、最後の最後まで活用してから捨てるようにしましょう!
どんなに意識していても、ストッキングが伝線してしまうときもありますよね。外出先や、お家で代えのストッキングがないといった緊急時に使える対処法をご紹介します。
まずご紹介するのは、透明なマニキュアまたはトップコートです。伝線が広がらないように気を付けながら、ストッキングを伸ばし、伝線箇所とその周りにマニキュアを塗って乾かします。
時間がないときは、ストッキングを履いたままおこなっても、マニキュアが完全に乾かなくても大丈夫です。
マニキュアやトップコートと同様に、液体の透明のりでも代用可能です。ただし、瞬間接着剤は絶対に使用しないでください!瞬間接着剤は、固まるときに熱を発するため危険です。
応急処置を覚えたら、再利用方法に移っていきましょう!
伝線してしまったストッキングと穴の開いた靴下で作る、万能スポンジをご紹介します。
ストッキングの太もも部分をカットし、いらなくなった丸めた靴下をストッキングのつま先部分に詰め込みます。
ストッキングをぐるぐると靴下に巻きつけて、先を固定したらスポンジの完成です!
このスポンジは、キッチンのシンクやお風呂のバスタブ、そして網戸の拭き掃除にも使える、万能スポンジです♪
ストッキングは汚れを吸着しやすい材質なので、掃除用のスポンジにもってこいです。
不要になったストッキングや靴下を捨てる前に、一活躍させてから捨てるようにしましょう!
【作り方】
①ストッキングの太もも部分から下をカットします。
②足先部分に丸めた不要な靴下を入れます。
③ストッキングをぐるぐる巻いたら完成!
片足ずつのストッキングを活用し、排水口ネットに代用する方法をご紹介します。
片足専用(セパレートタイプ)のストッキングを横半分にカットします。つま先が含まれるものはそのままに、もう一方は片側を結び袋状にします。あとは、キッチンの排水口にセットすればOK!
ストッキングの網目は細かいものが多いです。細かい食べかすなどもキャッチしてくれるので非常に便利です♪
一方、水や泡の量が多く、髪の毛も多く流れるお風呂場の排水口は詰まりの原因になるので、使用は避けるようにしましょう。
【やり方】
①片足分のストッキングを半分に切り分けます。
②つま先ではない方は、片方を結んで袋状にします。
③後は排水口にセットするだけ。排水口ネットとして再利用できましたね。
シンク周りをピカピカにする、ストッキング再利用方法をご紹介します。
伝線してしまったストッキングを適当な長さにカットし、水にぬらした状態でシンク周りを拭きます。このとき、必要に応じて石鹸を使用したり、洗剤をストッキングに含ませて拭きましょう。
ストッキングは伸縮性があり薄いので、蛇口レバーの隙間にも入り込み隙間の汚れもごっそり取り除いてくれます。
掃除後はそのまま捨ててしまえばいいのでとっても便利!ぜひ隙間掃除にご活用ください♪
【やり方】
①ストッキングを適当な長さに切ります。
②ストッキングを伸ばします。
③ストッキングを水で濡らします。
④蛇口やレバー、レバーの隙間などをストッキングでこすればピカピカに!
ストッキングを余すことなく使えて、フローリング掃除もできる活用法をご紹介します。
ご家庭にある、フローリング用のワイパーに合うサイズに、ストッキングをカットします。さらに中央部分を縦方向にカットして、一枚の布にします。今回の動画では、クイックルワイパーを使用していますので、クイックルワイパーにカットした布を取り付けて、フローリングを掃除します。
ストッキングは静電気が発生しやすく、しっかりほこりやゴミをキャッチしてくれます!再利用することでエコに繋がり、ゴミもよく取れるしので一石二鳥ですね♪
【やり方】
①ストッキングをクイックルワイパーの大きさにカットします。
②①の中心部分に切り込みを入れて1枚の布にします。
③②をクイックルワイパーにセットして、フローリング掃除をすればOK!
ご家庭で余りがちな針金ハンガーと、不要なストッキングを使って作る、便利なお掃除アイテムの作り方をご紹介します。
作り方はとっても簡単!針金ハンガーを縦方向に手で広げ、ひし形に変形します。ひし形になった針金ハンガーにいらなくなったストッキングを被せたら、お掃除アイテムが完成です。
お家の中の高い場所、棚の下や横などの狭い隙間、窓の冊子などのほこり取りにももってこいのアイテムです。
針金ハンガーなので、掃除場所に合わせて形を変えることもできて、とっても便利♪
針金ハンガーではなく、突っ張り棒でも作ることができます。曲げることはできませんが、長さ調節ができるので、用途に合わせて土台を変えてみてください!
【やり方】
①針金ハンガーの肩部分を手で広げひし形にします。
②①にストッキングを被せ、高いところや窓の冊子、棚の下や横の隙間などのゴミやほこりを掃除すればOK!
細かいほこりが付着しやすいテレビやパソコンの画面などを、きれいにする活用法をご紹介します。
伝線して使えなくなったストッキングを手に巻きつけて、そのままほこりが付着している部分を撫でるだけ。強くこする必要もありません!
ストッキングは、静電気を発生しやすいため、テレビやテレビ台、パソコンの画面、オーディオ関連機器など、ほこりが付着しやすく、ほこりが目立つ電化製品の掃除にピッタリです♪
また、ほこりが取れるだけでなく、画面に付着した指紋や手跡もきれいに取ることができます。
【やり方】
①使わなくなったストッキングを用意します。
②ストッキングを手に巻き付けます。
③これでテレビ画面や家電製品をササっと軽く拭いたらOK!
ストッキングを活用した、ほこりや髪の毛で汚れがたまりがちなブラシの簡単なお掃除方法をご紹介します。
いらなくなったストッキングをブラシのサイズにカットし、ブラシに被せます。そのままの状態のブラシで普段通りにブラッシングし、ストッキングを取り外すだけで、ブラシに付いていた汚れをごっそり取ることができます。
指や綿棒で地道に汚れを取るのは大変ですし、時間もかかりますが、この方法なら一瞬でブラシがきれいになります♪
【やり方】
①ストッキングをブラシの大きさに切ります。
②①をブラシに被せるように取り付けます。
③②のブラシでブラッシングし終わったらストッキングを外します。
④ブラシの間に詰まった毛やほこりが取れたらOK!
本記事では、伝線してしまったストッキングの再利用方法をご紹介しました。
キッチンや網戸、フローリングにブラシまで、日常のさまざまな場面で使える掃除グッズとして活用できます!
普段から少し意識してストッキングの伝線を防ぎつつ、伝線してしまったときの活用法を覚えておけば安心ですね。
伝線してしまったストッキングも、最後の最後まで活用してから捨ててエコで便利な生活を送りましょう♪
頻繁に伝線しがちなストッキングですが、できるだけ一足を長持ちさせたいですよね。
ストッキングの伝線を防ぐ方法は、大きく3つあります。
1つ目は、足のケアをすること。ストッキングが一番伝線しやすいのは、着脱時です。足の爪や、皮膚が乾燥してカサカサだとストッキングの繊維に引っかかり、伝線してしまいます。普段から、足のケアを怠らないように意識しましょう!
2つ目は、着脱をゆっくり行うことです。急いでつま先から一気に履いたり、一気に下ろすことはご法度です!履くときは、つま先から膝まで、膝から太もも、最後にヒップと徐々に履くようにしましょう!
3つ目は、洗濯方法を意識することです。ストッキングは繊細なつくりをしているので、洗濯機で洗うよりも手洗いすることをオススメします。洗濯機で洗う場合は必ず洗濯ネットに入れましょう!
手洗いをするときは、伸縮性を維持するためにお湯ではなく、水で洗うようにします。干すときも直射日光の下ではなく、室内や日陰に干すことで繊維を熱から守りましょう。
普段のちょっとした意識で、ストッキングの伝線を防ぐことが可能なので、実践してみてください♪