いつの間にかできている洋服のシワ…。
出かける直前に見つけてしまい、アイロンを出している時間もないしどうしよう! と困った経験はありませんか?
そんなシワのお悩みを解決してくれる、洋服のシワを取る方法とシワ防止術3選をご紹介します。
どんな素材がシワになりやすいのか、なぜシワができるのか、またシワができてしまったときに簡単に取る方法と事前に防止する裏ワザをまとめました。
日常に役立つ便利アイデアたちを、ぜひご覧ください♪
シワって、どうしてできてしまうかご存知ですか?
服を着ているとき、洗濯したときに折り曲げられたりすることで、生地(繊維)が変形します。
その変形した状態で固定されて固まると、シワになってしまうんです。
シワには「着用シワ」と「洗濯シワ」の2種類があります。
「着用シワ」は着用しているときにできてしまうシワのこと。
よく動かす部分は動くたびに繊維の縦横がズレるので、シワになりやすいんです。
長時間背中をつけて座っていた際に背面にできるシワや、いつの間にか肘や膝にできているシワも着用シワですね。
「洗濯シワ」は洗濯するときに水分を吸い込むことで膨張した繊維がバラバラになり、その状態で固まってしまうことでできるシワのこと。
洗濯機から出してそのまま干した場合などにできる、くしゃっとしたシワがこの洗濯シワですね。
まず最初にご紹介するのは、アイロンを使わずにシワを伸ばす方法です。
アイロンの代わりに使うのは「ドライヤー」。
バタバタした朝など、時間がないときにおすすめな時短シワ伸ばし術ですよ♪
<用意するもの>
・水を入れた霧吹き
・ドライヤー
<手順>
1. 服のシワが気になるところに、霧吹きで水をかけます。
2. ドライヤーをかけて温風を当てましょう。
これだけで服のシワを伸ばすことができるんです。
さらに早く綺麗にシワを伸ばしたいときは、ドライヤーを表からだけでなく裏からも当てたり、手でパンパンしながらかけるのがおすすめですよ!
アイロンを用意する手間もないので、時短でシワ伸ばしができるのは嬉しいポイントではないでしょうか。
また、全体のシワが気になるときよりも、部分的にシワを伸ばしたいときに便利な方法ですね。
次に、冬に大活躍するニットセーターのシワを簡単に伸ばす方法をご紹介します。
使うのは、アイロンの「スチーム機能」。
アイロンを直接かけることができないニット生地の服ですが、スチームをかけるのはOKなんです◎
<手順>
1. アイロンを中温度に設定します。
2. スチーム機能をオンにし、ニットから少し離れた位置からスチームを当てていきましょう。
※アイロンが生地についてしまうとニットがダメージを受けてしまうので、触れないように注意しながらかけてくださいね。
ニットセーターはハンガーにかけておくとスチームがかけやすいですよ。
この方法ならアイロン台を用意する必要がないので、アイロンさえ温まればすぐにシワ伸ばしをすることができます。
ただしスチームを当てるときに手が当たってやけどしたりしないよう、十分に気をつけておこないましょう。
最後は服にシワがつくのを事前に防止する方法をご紹介します。
そもそも服にシワがつかなければ、シワ伸ばしをする必要がなくなりますよね。
実はシワを予防するには、洗濯機の「脱水」機能をうまく活用することが大切だったんです!
<手順>
1. 洗濯機を回すときに、脱水の設定時間を1分に変更します。
2. 洗濯が終わったら、ハンガーに干す前にパンパンっと服をよく振りましょう。
3. ハンガーにかけ、普段通り乾燥させます。
脱水する時間を短くすることで服がくちゃくちゃになるのを防ぎ、さらに干す際に手でよく振りさばくことでシワを伸ばしているんですね。
この方法なら洗濯時間も短縮できますし、振りさばく動作を加えて干すだけなので手間もそんなにかからないのではないでしょうか。
事前にシワを防ぐことができれば、乾いたらすぐ服を着ることができます。
着るときにシワを気にしなくていいのは、ストレスフリーで嬉しいですよね♪
今回はいつの間にかできてしまうシワのお悩みを解決してくれる、洋服のシワを取る方法とシワ防止術3選をご紹介しました。
アイロンを使わずに時短できる方法、アイロンのスチーム機能で取る方法、脱水機能と振ることで事前に防ぐ方法、どれもすぐに試せる便利なアイデアだったのではないでしょうか。
シワができやすい素材やできてしまう原因を知っていれば、シワができないようにあらかじめ工夫することもできますね◎
ぜひご紹介したアイデアを参考に、いつでもシワのない状態の洋服で気持ちよくおしゃれを楽しみましょう!
シワになりやすい素材といえば、コットン、リネン、レーヨン、キュプラなど、糸に反発性が少ない素材です。
天然繊維を素材として作られているものが、シワになりやすいんですね。
特に、シワがつくとなかなか取れない素材が麻。
アイロンを高温設定にしてしっかりかけないとシワが取れません。
でもコットン(綿)素材の服って身近に結構ありますよね。
特に子ども服やTシャツなどは洗濯する回数も多いので、シワになりやすいのではないでしょうか。