いろいろとストックしておくと、何かと便利な冷凍食材。
でも、冷凍庫に食材を詰め込みすぎて、どこに何があるかすぐわからなかったり、こまかい食材が埋もれてしまって、気が付くと消費期限が過ぎてしまっていたり…とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
食材は大きさも形もバラバラなので、うまく収納するのが難しい場所ですが、そんな冷凍庫の収納にも、100均グッズが大活躍するんです!
今回は、100均グッズを活用した、すぐできる冷凍庫収納のアイデアを5つご紹介します。
ジップ付き袋に肉や野菜などを入れて冷凍庫に収納していても、埋もれてしまってサッと見つからずイライラ・・・ということがありませんか?
そんなときに役立つのが、ダイソーの「キッチンクリップ」!
この方法で、冷凍庫の食材がぐんと見やすくなりますよ。
【用意するもの】
・キッチンクリップ(ダイソー)
・マスキングテープ
・ペン
・ジップ付きフリーザーバッグ
・突っ張り棒(100均など)
【手順】
①保管したい食品の種類をマスキングテープにペンで書きます。
②①のマスキングテープを、キッチンクリップに貼り付けます。
③ジップ付きフリーザーバッグに、保管したい食品を入れます。
④食品を入れたフリーザーバッグの口を、②のキッチンクリップで挟みます。
⑤冷凍庫内に突っ張り棒を設置して、④のキッチンクリップ部分をひっかけて収納します。
動画では、冷凍庫内に突っ張り棒を設置してキッチンクリップをひっかけていますが、突っ張り棒のかわりに、バスケットなどにひっかけてもOKです。
ひっかけて並べることで、上から見たときにパッと見やすく収納することができるので、食材のロスや重複買いの防止にもつながります。
これなら使いたい食材がどこにあるか一目でわかってすぐに取り出すことができ、料理の時短にもなるので、ぜひ活用してみてください。
冷凍食品のパッケージは、そのままだと立ててもつるつるとすべってしまい、なかなかうまく自立してくれないことも多いですよね。
そんなときは、100均で購入できるブックエンドを使うと便利です!
【用意するもの】
・ブックエンド(100均など)
【手順】
①冷凍庫内に、ブックエンドを立てます。
②ブックエンドで冷凍食品を支えて立てて収納します。
ブックエンドを使うことで、自立しにくい冷凍食品もシャキッと立てる収納にすることができます。
倒れてくることがなくなるので、出し入れのしやすさもぐんとアップ!
立てて収納することで、冷凍食品が重ならず、冷凍庫を開けたときに中身がパッと見渡せるので、食品の管理がしやすくなっておすすめです。
冷凍庫の中にポイポイと食材を投げ込み収納していると、食材が重なってしまい、下に埋もれて何が入っているのかわからなくなってしまいますよね。
今回ご紹介するのは、100均グッズでできる、冷凍庫のデッドスペースを活用した収納アイデアです。
簡単に収納スペースを作ることができるので、ぜひ試してみてください。
【用意するもの】
・突っ張り棒…2本
・突っ張り棒用ずれ防止マット…4枚
・スライド棚…1枚
【手順】
①突っ張り棒用ずれ防止マットを、冷凍庫内の側面に4か所、貼り付けます。
②①で貼り付けた突っ張り棒用ずれ防止マットのところに、突っ張り棒を2本、しっかりと固定します。
③突っ張り棒の上に、スライド棚をセットして完成!
スライド棚は、ダイソーで購入した「Bridge Tray 250 ブリッジトレイ250」を使用しています。
スライド棚に平たいものやこまごました食材を入れておけば、埋もれてしまいがちな食材が迷子になることがなくなります。
棚をスライドさせれば、下に入れている食材も簡単に取り出すことができるので、出し入れのしやすさもバッチリ!
冷凍ごはんや、アイスクリーム、保冷剤などのバラバラした食材の置き場におすすめです。
たくさんの食材が集まる冷蔵庫や冷凍庫の中は、できるだけムダなスペースなく、かつ取り出しやすく収納しておきたいですよね。
そんなときにおすすめなのが、セリアの「フリーザーエンド」。
本来は冷凍庫で食材を立てておくためのグッズですが、実は冷凍庫だけでなく、冷蔵室でも活躍するんです!
【用意するもの】
・フリーザーエンド(セリア)
【手順(冷蔵庫で使う場合)】
①フリーザーエンド2つをつなげます。
②冷蔵庫内に、コの字棚のようにして置きます。
③②の棚の下と上にそれぞれ食品を置きます。
コの字棚のようにして使うことで、モノを重ねることなく上下に分けておくことができるというアイデアです。
下の段は350mlのジュースやビールの缶がぴったり入る高さ!
半玉のキャベツなど、形が丸くなっていて上に他の食材を乗せられないときにも便利でおすすめです。
【手順(冷凍庫で使う場合)】
①フリーザーエンド2つをつなげます。
②冷蔵室で置いた向きと反対に、フリーザーエンドを置きます。
③フリーザーエンドの間に、冷凍食品を立てて収納します。
このフリーザーエンドは、スライド式になっているので、立てたいものの幅に合わせてサイズを調節することができるところがGOOD!
ぴったりサイズに調整することで倒れることなく収納でき、食材を見やすく&出し入れしやすく管理できます。
箱入りのアイスは、冷凍庫にそのまま入れている方が多いのではないでしょうか。
でも、たくさんの種類の箱アイスをそのまま冷凍庫にポイポイと入れると、取り出すときにごちゃごちゃになったり、選ぶのに時間がかかってしまったり、選ぶ時間がかかると冷凍庫の冷気が逃げてしまったり…と悪循環になってしまいます。
そんな方に、箱アイスの便利な収納方法をご紹介します。
【用意するもの】
・はさみ
【手順】
①箱アイスの箱の、上の3分の1くらいのところをはさみで切り取ります。
②①の箱にアイスを入れたまま、冷凍庫に立てて入れます。
この方法なら、冷凍庫を開ければ一目でパッとアイスが見渡せるので、選びやすさと取り出しやすさが格段にアップ!
箱の上を少し切り取っておくことで中身がより見やすくなりますし、箱で仕切りを作って入れておくことで、ごちゃごちゃにならないところも便利です。
100均グッズを使った冷凍庫の収納アイデア、いかがでしたか?
ごちゃつきがちな冷凍庫も、クリップを使ってひっかっけることで中身が一目でわかるようにしたり、ブックエンドを使って立てる収納にしたり、突っ張り棒やトレーを使ってデッドスペースを活用したりすることで、さまざまな大きさや形の食材も、見やすく管理しやすく収納することができます。
食材を見やすく整理することで、必要なものがサッと取り出せるようになって料理の時短にもなりますし、在庫を簡単に把握できるのでムダ買いも減って一石二鳥に!
気になるアイデアがあれば、ぜひ試してみてください。
◆ライブドア公式ブロガー「いつでも、HOME」 ◆神戸の整理収納アドバイザー ◆無印・100均・ニトリなどを使った、取り入れやすく管理しやすい収納や家事ラクできるアイデアを紹介しています。 ◆著書「片づけベタでもできるやさしい収納」「アイデアノートで普通の部屋がなぜか可愛くなる」出版。
引き出し式の冷凍庫の場合は、上からものを収納するため、つい上からどんどん重ねて入れてしまいがちですが、そうすると下になった食材が埋もれてしまい、どこに何があるのかがわかりにくくなってしまいます。
なので、引き出し式の冷凍庫では、食材が重ならないように、立てて並べて収納すると、ぐんと見やすく、出し入れもしやすくなります。
一方、前開き式の冷凍庫の場合は、奥に入れたものは手が届きにくく、忘れがちになりやすいため、奥行きのあるボックスを活用するのが有効です。
奥行きのあるボックスに入れて食材を収納することで、引き出しのようにボックスを引き出して取ることができるので、奥のものも取り出しやすくなります。