日々欠かせない、定番のアイテムとなったマスク。
朝から夜まで長時間マスクをかけていると、気になることがいろいろありますよね。その中でも多くの人が不快と感じるのは、マスクのゴムひもによる耳の痛みではないでしょうか。
よりによって箱買いしたマスクで耳が痛くなってしまった、とお困りの方もいらっしゃるのでは。
この記事では、マスクをつけたときに耳が痛くなってしまう原因と、その対策方法を4つお伝えします。
インフルエンザや花粉の時期にも役立つアイデアですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
マスクが小さいことによる耳の痛さに心当たりがある方は、大きなサイズのものに取り替えましょう。他に使ってくれる人が見つからない場合、またもったいないという場合は、マスクのひもを100均などで売られているものに付け替えても良いですね。
ひもが細いマスクを使っていて痛みを感じてしまう方は、ひもの細いマスクは選ばないように注意しましょう。
幅が広く柔らかい素材を選ぶと、耳への当たり方がソフトなので痛みが軽減します。
すでに購入してあるマスクで耳が痛くなるのを防ぐ方法もありますよ。その方法についてご紹介します。
文房具一つで、耳が痛くならない方法をご紹介します。
ゴムひもを耳にかけず、後頭部にかけることで耳への食い込みや痛みを避ける方法です。用意するものは、クリップ一つ。
この方法なら、耳の痛みを気にせずにマスクを長時間着用することができます。
通勤時にサイズが合わないマスクを購入してしまっても、オフィスで手軽に作れてオススメです!
クリップ一つでは長さが足りないときは、クリップを2つに増やしてみてくださいね。
※金属アレルギーのある方や、肌の弱い方はお控えください。クリップの代わりに、輪ゴムを使用することもできます。
【用意するもの】
クリップ 1つ
【手順】
①クリップの端にマスクひもの片方を通します。
②もう片方のひももクリップに通します。
③頭の上からかぶるようにしてマスクを着用します。
女性や髪の長い方向けの耳が痛くならない方法をご紹介します。
お家にあるヘアピンで、あっという間に作れちゃいますよ。
ヘアピン2本をひもに通してマスクをつけると、ひもが直接耳に当たらないので、長時間マスクをつけていても快適に過ごせます。髪の量が少なくてするっと落ちてきてしまうという方は、ヘアピンをもう2本使って、ヘアピンをクロスさせながら髪に留めるといいですね!
【用意するもの】
ヘアピン 2本
【手順】
①マスクの両ゴムひもにそれぞれヘアピンを通します。
②ゴム紐を耳の後ろに少し伸ばしながら、ヘアピンで髪の毛にゴムひもを固定します。
【ポイント】
ヘアピンで留めるときに、耳の真後ろで留めると、外側から見えにくくなります。
また、あえておしゃれなヘアピンを使って見せる留め方をしても楽しいですね!
食パン好きな方ならすぐに作れる!マスクで耳が痛いときに直ぐに対処できる方法をご紹介します。
使うのは何と、いつも捨ててしまっている食パンなどの袋を留めておくバッグクロージャーです。
【用意するもの】
バッグクロージャー 1つ
【手順】
①マスクのゴムひもの片方をバッグクロージャーにひっかけます。
②紐を耳にはかけずに顔に装着しながら、バッグクロージャーを後頭部までぐるっと回します。
③もう片方のゴムひももバッグクロージャーにひっかけます。
④バッグクロージャーが髪の毛の上に出ていると恥ずかしい場合は、髪の毛を引っ張り出してバッグクロージャーの上からかぶせます。
【ポイント】
ショートヘアなどの髪の短い方は、帽子をかぶればバッグクロージャーが見えません。
細いゴムひもが耳にくい込んで痛くなるのを改善する方法をご紹介します。
やり方は簡単。コットンを、ゴムひもの耳に当たる部分に巻くだけです。 マスクのゴムの当たり方がソフトになるので負担が軽減され耳の痛さが和らぎますよ。
ひもの長さは変わらないので、耳が痛くならない上に顔にしっかりフィットしてくれて安心です。
コットンの他にガーゼなどで試してみてもいいですね。
髪の長い方なら、髪をおろすことでさり気なくカバーすることができ、見た目にも違和感のない方法です。
【用意するもの】
コットン 2枚
セロハンテープ
【手順】
①コットンを一枚手に取り、半分に折り曲げます。
②マスクのひもの耳に当たる位置で挟み込み、コットンをセロハンテープで貼り合わせます。
③もう片方の耳の位置にも同様に貼り合わせます。
マスクをかけていて耳が痛くなるのには、長時間の装着やサイズが小さいなどの原因がありました。自分は何が原因で耳が痛いのかを知ることやマスクの選び方、また自分に合う対処法を知ることで痛みを軽減することができます。
これからインフルエンザの流行などもあるかもしれませんし、一日中マスクをつけて過ごす日が続くかもしれません。痛さも感染対策も、身近にあるものを使うことでラクに手軽に対処したいですね。
ご紹介した中で気になる対処法があったらぜひ試してみてくださいね。みなさんのマスクライフが少しでも快適に過ごせますように。
東京在住のライフオーガナイザー®・クローゼットオーガナイザー® 鈴木裕子です。
すっきり=楽チン=ストレスフリー=家族にやさしい。
「好き」と「心地よい」に囲まれた家づくりを研究中。
どうしてマスクをつけると耳が痛くなってしまうのでしょうか。
まず、装着時間が長いという場合。職業柄、朝から夜までマスクを離せないという方は耳にかかる負担が大きいので、どうしても痛くなりがちです。
次に、自分の顔に対して小さなマスクをものをつけた場合。これはマスクを箱買いした方は、我慢してそのまま使い続けてしまうため、しばらく耳が痛いことに悩まされてしまいます。
そして、もう一つの原因が耳にかけるゴムひもの形状です。ひもが細くて丸いゴム製のものだと、ゴムが耳に食い込みやすいという欠点があります。
いずれの場合も、マスクをつけることにより耳の周りにある側頭筋が引っ張られ、常に圧迫されている状態になります。それが血行不良の元となり、頭痛や肩こりなどを引き起こしてしまう可能性も。
毎日の小さな影響が積み重なって不調につながるので注意が必要です。痛みや不快感を感じた場合、我慢しないこと、放置しないことが大切です。