甘くて美味しいみかん。冬になるとこたつに入ってついつい食べてしまいますよね。
本記事では、みかんにまつわる裏技をたっぷりご紹介します。
まずは、白い筋の舌触りや見た目が苦手で取ってから食べる方のために、みかんの皮や白い筋を綺麗に剥く方法。
次に、みかんを美味しくいただくための正しい保存方法。
さらに!みかんの皮はむいて食べたら終わりではありません!
みかんの皮に詰まった様々な活用法をご紹介します。
そのままゴミ箱にポイッと捨てずに、家事に役立ててみてはいかがでしょうか?
甘くて美味しいみかん。
実にびっしりついた白い筋、見た目や舌触りもイマイチで苦手な方も多いのではないでしょうか。
白い筋をチマチマすべて取り除いてから食べるのは面倒ですよね。
皮を剥く前にひと手間加えることで、白い筋を綺麗に取り除くことができる裏技をご紹介します。
【手順】
①沸騰したお湯でみかんを1分間茹でる。
②流水で冷やす。(氷水でも可)
③皮を剥く。
白い筋が皮と一緒に綺麗に取れるのでとっても気持ちいい!
ちなみに同じように湯むきで、グレープフルーツなど固めの皮の柑橘類も簡単に手で剥くことができます。その際は、茹で時間を5分ほど伸ばしてくださいね。
皮も固く、中に綿があるグレープフルーツが手で簡単に剥くことができるようになるなんて驚きですよね!
白い筋が苦手な人、実の皮も苦手な人、缶詰のようなみかんが食べたい人!
綺麗な実の皮むきの方法をご紹介します!
見栄えも綺麗で、ゼリーを作りたいときや、消費しきれず腐ってしまう前にコンポートにしたい時におすすめです。
【用意するもの】
・ハサミ(食用や、刃先が細かいもの)
【手順】
①皮を剥いて、1粒ずつにする。
②実の内側をハサミで切り落とす。
③実の外側に切り込みを入れる。
④内側から外側に向かって皮をめくる。
細かい作業なので、刃先の細かいハサミを使用するとやりやすいです。
また、実の外側の皮がめくりにくい場合、実と皮がつながっている筋をハサミで切りながらめくると綺麗にめくることができます。
缶詰のようなプリッとしたみかんを使って美味しいデザートを作ってみてはいかがでしょうか?
安くなっていてまとめて買ったり、頂き物のみかん。
結構な量で、気付いたらカビてしまった...という経験がある方も多いのではないでしょうか?
甘くて美味しくても、なかなか大量消費するのは難しいですよね。
そこで、鮮度を保つ正しいみかんの保存方法をご紹介します!
【準備する物】
・平たいお皿や、通気性の良いカゴ
・ラップ
【手順】
①みかんのヘタを下に向けて並べる。
②フワッとラップをかけて、風通しの良い火の当たらない場所に置く。
ヘタを下に向けることで、傷みにくく、乾燥しにくくなります!
また、購入したら最初に一度すべてのみかんの状態をチェックしてください。
傷んでいるみかんがあれば、他のみかんも傷みやすくなるためすぐに除いてください。
忙しい方の味方、電子レンジ!
日々使用していると、だんだん臭いや汚れが気になってきますよね。
そんな電子レンジの掃除がみかんの皮があればで簡単にできちゃうんです。
【手順】
①みかんの皮を耐熱皿に入れる。
②1分レンジで加熱する。
③みかんの皮を使って汚れを擦り、布巾などで拭き取る。
みかんの皮をレンジで加熱することで、気になる臭いをみかんの皮が吸収し、爽やかな香りに変わります。
みかんだけでなく、オレンジやグレープフルーツ、レモンでも効果がありますよ。
また、みかんの皮と一緒に少量の水を入れて加熱すると、みかんの皮の成分が水蒸気となって電子レンジの中に広がり、さらに汚れが落としやすくなります。
デザートとしてみかんを食べた後、キッチン掃除に試してみてはいかがでしょうか?
続いては、ゴミとして捨てられてしまうみかんの皮で作った、エコな天然クリーナーの作り方をご紹介します。
電子レンジの汚れだけでなく、家の汚れを落としてピカピカにしましょう♪
みかんの皮には、油を溶かす性質がある「リモネン」アルカリ性の水垢汚れに強い「クエン酸」が含まれているため、油汚れや水垢汚れが目立つキッチン掃除にとっても役立つんです。
【用意するもの】
・みかんの皮 4個分
・水 400cc
・スプレー容器
【手順】
①鍋にみかんの皮と水を入れて15分ほど煮る。
②冷めたらザルなどを使って皮を取り除き、スプレー容器に入れる。
汚れの気になる箇所にみかんスプレーを吹きかけて拭いたり、キッチンペーパーをかぶせた状態で上からみかんスプレーをして拭き取ったりしてください。
最後にご紹介するのは、みかんの皮を使った靴磨きです。
みかんの皮には、上記で紹介した汚れ落としの効果があるリモネン・クエン酸だけでなく、コーティング作用のあるペクチンが含まれるので、靴磨きにピッタリ!
みかんの皮で革靴のツヤ出し・汚れ落としができちゃうなんて驚きですよね。
【手順】
①みかんの皮の外側で革靴を優しく磨きます。
②乾いた布で優しく拭き取ります。
みかんの皮の油分で革靴にツヤが出ます。
靴磨き用ワックスの少しキツイ匂いが苦手な方は試してみてはいかがでしょうか?
また、乾燥したみかんの皮を使うと靴に傷がついてしまいますので、むきたてのみかんの皮を使用してください。
ちなみに、乾燥したみかんの皮は、布やネットに包んで下駄箱などに入れておくと、消臭効果も期待できます。
いかがでいたか?
冬になるとこたつで食べたくなるみかん。
甘くて美味しいだけではなく、栄養もたっぷり!
白い筋が苦手な人や、缶詰のように皮のないみかんが食べたい方は、簡単な皮のむき方を是非参考にしてみてくださいね。
また、みかんは食べて美味しいだけでなく食べた後の皮まで丸ごと活用できる万能食品です。
そのまま捨てずに活用してみてはいかがでしょうか?
本サイトでは、他にも料理や掃除・収納など、生活に役立つアイデアを紹介しています。
生活にまつわる悩みの解消に役立ててみてはいかがでしょうか?
冬になってついつい食べているみかんは、甘くて美味しいだけでなく、健康な体を保つ栄養がたくさん含まれているんです。
体内でビタミンAに変化する「βクリプトキサンチン」という栄養素は、ビタミンAによる肌のハリなど「美容効果」はもちろん、「骨粗しょう症予防」「発がん抑制効果」も期待できます。
みかんを食べて、気温が下がって免疫力が低下しがちな冬を元気に乗り越えましょう!
※食べすぎによる糖分過多や栄養の偏りにも注意しましょう。