瓶ビールや瓶ジュースを飲みたいのに栓抜きがない!
そんなピンチなときに役に立つ、身近なもので簡単に栓を抜く方法4選をご紹介します。
栓抜きは独特な形をしているので、なかなか代用できるものがないのでは? と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも実は、おうちにある意外なものたちで簡単に栓を抜くことができるんです。
今回ご紹介する方法を覚えていれば、外出先で瓶に入った飲料を飲みたいときやおうちで栓抜きが見つからないときも心配ありません。
身近なものを使って少ない力で栓が抜ける、女性にも嬉しい栓抜きアイデアたちをどうぞご覧ください♪
まず最初に「割り箸」を使って栓を抜く方法をご紹介します。
割り箸は1本1本分かれているものではなく、2本が1つにくっついている木製のものを使うのがおすすめです。
<手順>
1. 瓶の上の方を持ち、親指がギザギザしている部分のすぐ下に当たるようにします。
2. 瓶のフタのギザギザしている部分に、割り箸の上部を押し当てましょう。
3. 瓶とフタの間に押し当てた割り箸の下部分をななめに下げ、<手順1>で添えた親指に当たるようにします。
4. 当てた親指に向かって力を入れましょう。
割り箸の上部と親指を上手に使うことで、てこの原理がはたらいて簡単に栓が抜けるんです。
<手順2>でギザギザしている部分と瓶の間にしっかり割り箸が入っていないと、うまく力が加わらずに親指を痛めてしまうこともあるので注意してくださいね。
次は「スプーン」を使って栓を抜く方法をご紹介します。
重要なのは先端部分なので、先端が丸みをおびているスプーンよりも先端ができるだけ尖っているスプーンを使うのがおすすめですよ◎
<手順>
1. スプーンを先端が上向きになるように持ちます。
2. 力を入れやすいように、親指を持ち手とすくう部分の境目に当てましょう。
3. 瓶のフタのすぐ下を持ちます。
4. スプーンの先端を、フタのギザギザしている部分と瓶の間に差し込みます。
5. 瓶を持つ手に、差し込んだ先端の下(スプーンのすくう部分の丸くなっている部分)を当てます。
6. <手順2>で親指を当てた位置より下の持ち手部分に力を加えましょう。
これだけで栓が開くんです。
簡単すぎてびっくりしませんか?
※材質によっては、力を加えた際にスプーンが曲がってしまうことがあるのでご注意ください。
次にご紹介するのは、空の「ペットボトル」を使って栓を開ける方法です。
使うのは、ペットボトルのキャップ部分。
キャップを使ってキャップを開けるなんて、なんだかちょっと不思議ですね。
<手順>
1. 親指がフタのギザギザになっている部分のすぐ下にくるように、瓶の上部を持ちます。
2. ペットボトルのキャップの上部を、下側からギザギザ部分に押し当てましょう。
3. キャップの下部分が親指に当たるようにします。
4. ペットボトルの底側が下に向くように、ペットボトル本体に力を入れましょう。
キャップがフタのギザギザ部分にうまく引っかかれば、少ない力で簡単に栓を開けることができます。
ペットボトルなら屋外でも手に入りやすいアイテムなので、外出先で栓抜きがなくて困ったときに便利な方法ではないでしょうか。
最後は「ライター」を使って栓を開ける方法をご紹介します。
使うのは、簡易型ガスライターの底部分。
手のひらサイズのライターでも、てこの原理が使えちゃうんです!
<手順>
1. 瓶の上部を持ちます。
2. 瓶を持つ手の親指を、フタのギザギザしている部分のすぐ下に添えましょう。
3. フタのギザギザ部分と瓶の間に、ライターの底(平らになっているところ)を押し当てます。
4. ライター本体を<手順2>の親指に押し当てながら、下向きに力を加えましょう。
てこの原理を上手に使えば、小さなライターでも硬い栓を開けることができるんです。
ただ瓶のフタはギザギザしていて、ものが食い込みやすいうえに傷つけやすくなっています。
簡易型ガスライターの本体を傷つけて破損する恐れもありますので、栓を抜く際は力を入れすぎないように注意してくださいね。
今回は栓抜きがないときに役に立つ、身近なもので簡単に栓を抜く方法4選をご紹介しました。
てこの原理を上手に使えば、おうちにある意外なものたちで簡単に栓を抜くことができるんですね。
ただ、あまり硬くない素材でできたものや割れやすいものを使うと、栓を抜くときに壊れてしまったりケガをする恐れがあります。
栓抜きの代わりに使う前に、亀裂が入っていたりしないか、弱い素材ではないかを確認するようにしましょう。
外出先やおうちで栓抜きが見つからずに困ったときは、ぜひご紹介した栓抜き代用アイデアたちを参考にしてみてくださいね!
少ない力で栓を抜くポイントは、「てこの原理」を上手に使うこと!
栓抜きには支点・作用点・力点があり、てこの原理によって栓を抜くことができます。
栓抜きの先端上部を引っ掛ける位置(栓側)が支点、栓のフチに引っ掛ける栓抜きの輪の下部が作用点、手で握る持ち手部分が力点です。
栓抜きや穴あけパンチの場合、作用点を支点に近づけることで、少ない力でも大きな効果を与えられます。
このてこの原理のおかげで、強い力がなくても簡単に栓を抜いたり穴があけることができるんですね。
と、いうことは…
使うものは栓抜きでなくても、支点・作用点・力点を上手に使えば簡単に栓が抜けるということなんです!
それでは、実際にどんなアイテムが栓抜きの代わりになるのか見ていきましょう。