紙を切りたいけれどハサミもカッターもない!
そんなときに役に立つ、ハサミやカッターを使わずに紙を綺麗に切るアイデア4選をまとめました。
刃物を使わずに紙を切る方法はいろいろとありますが、今回はハサミやカッターの代用品で紙を切るアイデアと、道具は一切使わずに手だけで紙を上手に切るアイデアに分けてご紹介していきます。
代用品はおうちにある身近なアイテムを使うので、思い立ったときに使える簡単な方法になっています。
また、手だけで切る方法は何も準備する必要がないので、この記事を読んだらすぐ試すことができますよ♪
まずは「スプーン」を使って紙を切る方法をご紹介します。
先が丸くなっているスプーンで、いったいどうやって切るのでしょうか?
<手順>
1. 紙の切りたいところでまっすぐ折ります。
2. 折ったところを何回かこすって、強めに跡をつけましょう。
3. スプーンの持ち手部分を折り目に差し込みます。
4. そのまま少し力を入れ、端までスーッとスライドさせましょう。
スプーンの持ち手に負荷をかけることで、折り目に沿って綺麗に切ることができるんです。
綺麗に切るためには、折り目をしっかりとつけるのがポイント◎
持ち手が木製だったり、立体的な円形のものだと切りづらくなってしまうので、先端も持ち手も同じ素材のスプーンを使うのがおすすめですよ。
次にご紹介するのは「定規」を使って紙を切る方法です。
定規以外は何も必要ありません。
しかも折り目をつけたり線を描いたり…なんて手間も一切ない、すぐに紙を切ることができる方法なんです!
<手順>
1. 紙の切りたい位置に定規を当てます。
2. 定規がズレないように、しっかりとおさえましょう。
3. 定規に沿って力を入れ、少しずつ紙を切っていきます。
切る位置に沿って定規をおさえる位置を変えていくのが、最後まで綺麗に切るポイントです。
定規はプラスチックでもアルミでも竹製でも、平らな定規であれば何でできているものでもOKですよ。
切りたい紙の長さより定規が短い場合でも大丈夫!
少しずつ定規の位置をズラしていけば、長い紙も最後まで綺麗に切ることができます。
次は「手」だけで綺麗に紙が切れる方法をご紹介します。
道具はいっさい使いません。
<手順>
1. 紙を切りたい位置で折ります。
2. 指で何回もこすって、しっかりと折り目をつけましょう。
3. 一度開き、ひっくり返して逆向きにも折ります。
4. 再び何回もこすってしっかりと折り目をつけましょう。
5. <手順1〜3>を数回繰り返します。
6. 指で端をしっかりとおさえ、折り目に沿って切れ目を入れましょう。
7. 左側を手でしっかりとおさえながら、右側を外側に引っ張る感じで折り目に沿って切り離していきます。
折り目をしっかりとつけるのが、上手に切るポイントです。
この方法は道具をいっさい使わずにできるので、すぐに紙を切りたいときに便利な方法ではないでしょうか。
最後にご紹介するのは「指1本」で、紙を切る方法です。
この方法も道具はいっさい必要ありません。
そんな方法もあったのか! と驚くような、ちょっとおもしろい方法ですよ。
1人ではできない方法なので、誰かに手伝ってもらう必要があります。
<手順>
1. 紙を、切りたい位置で折ります。
2. 指でこすって、しっかりと折り目をつけましょう。
3. 紙を持って少し離れたところに立ちます。
※紙は左右を少し引っ張って、ピンと張るように持ってくださいね。
4. もう1人は少し離れた位置から勢いをつけて、折り目の真ん中あたりを1本指で突き刺しましょう。
指で1箇所に圧力をかけることで、折り目に沿って紙が裂けます。
ただこの方法はまっすぐ綺麗に切れる確率が低いので、友人やお子さまとちょっとおもしろい方法として試すのがおすすめです。
この方法も、折り目をしっかりとつけるのがポイントになっています。
爪の端を使ってこすると、より折り目がつきやすくなりますよ♪
紙を切りたいけれど刃物が近くにないときに役に立つ、ハサミやカッターを使わずに紙を綺麗に切るアイデア4選をご紹介しました。
どれもすぐに試せる、便利な方法だったのではないでしょうか。
刃物を使わないので、小さなお子さまと工作するときにもおすすめですよ♡
ただどの切り方も、ハサミやカッターを使って切ったときとは切り口の感じが異なります。
ちょっと毛羽立ったような切り口になってしまうので、正式にどこかに提出するような紙に使用するのは避けた方がいいかもしれません。
普段日常で紙を切りたいときには便利で、すぐに使える方法なのでぜひ試してみてくださいね!
ハサミやカッターなどの刃物を使わずに、紙を綺麗にまっすぐ切る方法はたくさんあります。
ほとんどの方法に共通している、上手に切るためのコツを見ていきましょう。
1. 折り目をつける。
刃物を使わずに切る際に重要になってくるのが折り目です。
切りたい位置をまっすぐに折って爪などでしっかりと折り目をつけることで、綺麗に切りやすくなります。
※後でご紹介する定規を使った方法の場合は折り目は必要ありません。
2. 最初の切り口は慎重に。
紙を切る際、切り始めの部分は慎重に切ることが大切です。
最初が曲がったり破れたりしてしまうと、まっすぐ綺麗に切ることができません。
切り口の始めは慎重に、丁寧に切るようにしましょう。