靴紐がほどけやすくて、いちいち結び直すのが面倒だな…と悩んでいる方必見です!
実は結び方をちょっと工夫するだけで、普通に蝶々結びするよりも断然ほどけにくくなるんです。
今回は多数あるほどけない靴紐の結び方の中から、特におすすめの簡単ですぐに結べる結び方をまとめました。
通勤通学で靴紐付きの靴を使用している方、スポーツや登山、散歩が趣味の方に特におすすめしたい結び方です。
コツを掴めば素早く結べる便利なものばかりなので、ぜひご覧ください♪
ほどけないように上手に靴紐を結ぶためには、いくつかのポイントがあります。
1. 靴紐を通すときに長さが均等になるように通す。
靴に靴紐を通すときは、左右の長さに差が出ないように通しましょう。
左右の長さが均等でないと、短い方に負荷がかかりほどけやすくなってしまいます。
見た目も綺麗に仕上がらないので、靴紐を通すときは長さが均等になるように調節しながら通しましょう。
2. 平たい紐を選ぶ。
いろんな種類の靴紐がありますが、丸い形の紐よりも平たい形の紐の方がほどけにくくなっています。
平たい紐は食い込みやすく、紐同士の接地面積が広くなるのでほどけにくくなるんです。
3. 用途によって結び方を変える。
靴紐の結び方はいろんなものがありますが、それぞれ特徴がちがうので用途によって使い分けるのもポイントです。
例えば長距離を歩く、スポーツをする、登山をする…など、使用目的によって紐の通し方や結び方、紐のキツさなどを変えると、ほどけにくさもアップしますよ。
まずは片結びを2回するだけで簡単に結べる「トゥーループ・シューレース・ノット(うさぎ結び)」という結び方をご紹介します。
名前の通り、うさぎの耳のような輪っかを2つ作って片結びする方法です。
<手順>
1. 左右の紐を交差させて片結びします。
このとき左右の紐の長さを均等にし、結び目が真ん中にくるようにしましょう。
2. 左右の紐で、それぞれ輪っかを作ります。
3. 輪っか同士を交差させ、片方の輪っかを下側にできた隙間に通して片結びしましょう。
4. ギュッと締めれば完成です。
片結びを覚えていればできるので、蝶々結びが苦手な方や小さなお子さまでも簡単に結べるのではないでしょうか。
2回結ぶだけなので、普通に蝶々結びをするより手間も時間もかからなくてすみますね。
次は、ほどけにくいうえに見た目も綺麗な「ディスプレイ結び」をご紹介します。
ディスプレイ結びは、その名前の通りお店にディスプレイされている靴のように綺麗に見える結び方なんです。
<手順>
1. 外側から内側へ(オーバーラップという通し方)靴紐を通していきます。
2. 一番上の穴まで靴紐を通しましょう。
3. 穴から少し離れた位置で、蝶々結びをします。
4. 蝶々結びの輪っかと先端を左右それぞれ持ち、まとめて片結びしましょう。
5. 靴の内側に結び目を入れれば完成です。
結び目が見えないので、見た目がスッキリ◎
蝶々結びを再度片結びしている時点でほどけにくくなっていますが、さらに靴の内側に結び目を入れることでほどけにくさをアップしています。
最後にご紹介するのは、ほどけない靴紐の結び方として有名な「イアンノット」という結び方です。
イアンノットはスポーツ選手や登山家も実際に使っている、人気の結び方。
一見難しそうに見えますが、手順を覚えてしまえば蝶々結びよりも速く結べますよ!
<手順>
1. 紐を交差させて片結びします。
2. 左右の紐をそれぞれ小指にかけましょう。
3. 右手をくるっと下から上にひねり、人差し指と親指にも紐をかけます。
4. 左手は逆に、上から下にくるっとひねって人差し指と親指にかけましょう。
このとき、左の紐の先端と右の紐の先端が上下逆向きになっていればOKです。
5. 右手の人差し指と親指で、左手の紐の人差し指と親指の間の紐をつまみます。
6. 左手は、右手の紐の下側をつまみましょう。
7. そのままキュッと締めてひっぱります。
8. 形を整えれば完成です。
靴紐を結ぶ時間を時短しつつほどけにくく結ぶことができるなんて、便利すぎる結び方ではないでしょうか。
今回は簡単ですぐに結べる、ほどけない靴紐の結び方をご紹介しました。
ご紹介した3種類の結び方は、どれも覚えておいて損はない便利な結び方です。
靴紐がほどけにくくなればいちいち結び直す手間が格段に減るので、紐付きの靴を履くのがもっと楽しくなるのではないでしょうか♪
スポーツをするときや長い距離を歩くときなど、靴を使用する方法によって結び方を変えるのもおすすめですよ。
靴紐が付いている靴ならスニーカーでも革靴でも使えるので、ぜひご紹介したほどけない結び方を試してみてくださいね!
靴紐の結び方にはいろんなものがあります。
ほどけにくい結び方からおしゃれな結び方まで、多数の結び方が存在するんです。
靴紐を通す穴の位置、順番、通し方、通し終わった先端の結び方によって、細かく呼び名が変わってきます。
【おすすめのほどけにくい靴紐の結び方】
①イアンノット
「ほどけない靴紐の結び方」と検索すると必ず出てくる有名な結び方。
登山家やスポーツ選手も使っている、ほどけない結び方の基本と言っても過言ではない方法です。
②イアン・セキュア・ノット
こちらはイアンノットをさらに強力にした結び方。
普通に蝶々結びをした後に、輪っか部分をさらに結んで固く縛ります。
③ベルルッティ結び
最初の片結びをするときに2回巻いて結ぶ方法です。
フランスのシューズはこの結び方が多いのだとか。
見た目も綺麗なので革靴などにおすすめな結び方ではないでしょうか。
④トゥーループ・シューレース・ノット(うさぎ結び)
片結びをし、輪っかを2つ作ってさらに片結びする結び方です。
片結びさえ覚えていればできる簡単な方法になっています。
⑤ダブル・シューレース・ノット
蝶々結びの輪っかを縛る方法です。
蝶々結びができる人ならお子さまでも簡単に結べる、ほどけにくい結び方になっています。
⑥ディスプレイ結び
お店に並んでいる靴によく使われている、結び目を隠す方法です。
見た目がスッキリとするので、見栄えがいいのが特徴となっています。
6例あげましたが、これでもまだほんの一部です。
今回は多数あるほどけにくい靴紐の結び方の中から、特に簡単でおすすめな3つの方法をご紹介していきます!