「物がこんなに多いのに、収納スペースが全く足りない!」とお困りの方に、意外と使っていない「扉裏」の収納アイデアをご紹介します。
家の様々なところにある扉。扉本来の役割は中の物の目隠しや埃除けですが、実はその扉、工夫次第でちょっとした収納スペースになるんです!
特別な収納ラックを購入する必要はありません。収納したい物の長さや形状に合う100均グッズを選ぶことで、扉裏が簡単に収納スペースに生まれ変わります。
さまざまな扉裏にアレンジ可能な収納アイデアばかりですので、ぜひお試しくださいね。
毎日の料理に欠かせない、鍋やフライパンの蓋。しかし、サイズがバラバラだったり、厚みがあったりするので置き場所に困ってしまいがちです。市販の蓋スタンドも意外と場所を取ってしまいますよね。
そんな蓋には、デッドスペースを活用する扉裏収納が向いていますよ。
100均で購入できる大きめの粘着フックを扉裏に張り付けるだけで、大小のサイズに関わらず収納できます!フックに蓋を挟み込むだけの収納方法なので、出し入れがしやすいのもうれしいですね。
フックの部分が浅いと蓋の縁にひっかからずすぐ落ちてしまうので、フックの部分が深いものを使ってくださいね。
【材料】
粘着フック
【手順】
①蓋1つに対して、粘着フックを2つ用意します。
②粘着フックの先がそれぞれ内側を向くように、扉裏に貼り付けます。
③蓋をフックに挟み込めば完成!
調理グッズ同様に、キッチンで毎日よく使うキッチン周りの掃除グッズ。掃除グッズもシンク周りに出しっぱなしになりやすいですよね。そして、色んな色が氾濫してしまい生活感に溢れてしまいます。
そんな時も、扉裏を活用した見せない収納の出番です!
シンク下の扉裏にワイヤーラックを取り付ければ、数多くの掃除グッズを収納することが可能です。
扉裏にまとめることで、掃除の効率も上がりそうですね。
【材料】
粘着フック(耐荷重1kg以上のもの)
ワイヤーネット
ワイヤーケース
【手順】
①シンク下の扉の内側に粘着フックを2つ、同じ高さになるように貼りつけます。
②粘着フックがしっかり固定されたら、ワイヤーネットを引っ掛けます。
③収納したい掃除グッズの高さに合う位置に、ワイヤーケースを引っ掛けます。
④キッチン周りのスポンジや洗剤、重曹スプレーなどの掃除グッズを収納して完成!
セリアのアイアンバーを使ったおしゃれな扉裏収納をご紹介します。
クローゼットの扉裏は大きいので、長さのあるネクタイを収納するのにぴったり!扉裏にアイアンバーを取り付けるだけで、ネクタイを見やすく取り出しやすく収納できますよ。
アイアンバーを二段にすれば収納量が増えますし、ネクタイだけでなくストールをかけたりなど、さまざまにアレンジしやすいのも魅力的ですね。シンプルなアイアンバーは男女問わずに好まれそうです。
簡単で使い勝手が良いので、ぜひお試しください!
【材料】
アイアンバー
接着剤
【手順】
①クローゼットの扉裏にアイアンバーを接着剤で貼り付けます。
②接着剤が乾いたら、アイアンバーにネクタイをかけて完成!
意外と置き場所に困るスリッパ。スリッパスタンドは便利ですが、来客がそう多くない場合に玄関に置いてあるとちょっと邪魔に感じてしまいますよね。
そこで、100均のタオル掛けを利用するスリッパ収納術をご紹介します。
幅広のバータイプのタオル掛けはスリッパを掛けるのにぴったりなんです。取り付けは吸盤タイプなので、簡単に付け替えが可能ですし、扉に穴を開けたりする必要もありません。
また、出しっぱなしにしないことでスリッパの色褪せが防げますし、浮かせる収納なので掃除もしやすく便利ですね!
【材料】
タオルかけ
【手順】
①玄関の靴箱やクローゼットの扉裏にタオル掛けを貼り付けます。
②タオル掛けにスリッパを挟み込めば完成!
扉裏を有効活用できる収納方法を5つご紹介しました。キッチンやクローゼットだけでなく、リビングや洗面所など家中のいろいろな扉の裏に応用できますよ。
しかも今回ご紹介した収納方法は、いずれも100均で材料が揃うのでチャレンジしやすいですよね。
表に出て見えていると生活感が出てしまう物や収納がしづらい物は、扉裏を上手に利用すると、見た目がスッキリするだけではなく、出し入れが楽になり家事効率も上がります。省スペースに収まるのもうれしいですね。
今までは死角になっていた扉裏に目を向けて、大活用してみてくださいね!
東京在住のライフオーガナイザー®・クローゼットオーガナイザー® 鈴木裕子です。
すっきり=楽チン=ストレスフリー=家族にやさしい。
「好き」と「心地よい」に囲まれた家づくりを研究中。
毎日使う調味料や調理グッズは、コンロ周りに並べて使うと便利ですが、どうしてもごちゃついて見えたり、油汚れが付いてしまいます。
そこで、100均で購入できる材料を使ったコンロ下の収納扉を活用する収納をご紹介します。扉裏に合うサイズのワイヤーネットを粘着フックで取り付けて、お好みのワイヤーケースやキッチンフックを掛けるだけ!
調味料や調理グッズを見えない収納にすることで、キッチン周りがすっきりするだけでなく、物がないことで掃除も断然楽になります!
そして、使う場所の最短距離にある扉裏なので、調理もはかどりますね。
【材料】
粘着フック(耐荷重1kg以上のもの)
ワイヤーネット
ワイヤーケース
キッチンフック
【手順】
①コンロ下の扉の内側に粘着フックを2つ、同じ高さになるように貼りつけます。
②粘着フックがしっかり固定されたら、ワイヤーネットを引っ掛けます。
③収納したいグッズの高さや長さに合う位置に、ワイヤーケースやキッチンフックを引っ掛けます。
④調味料や調理器具を収納して完成!