毎日履いている靴にいつの間にかついている汚れって気になりませんか?
また、暑い時期は特に蒸れによる靴の中の臭いが気になっている方もいらっしゃるかもしれません。
頻繁にゴシゴシ洗うのも手間と時間がかかりますし、脱臭消臭グッズを揃えるのも大変ですよね…。
そこで今回は、靴の汚れや臭いを簡単にスッキリ取る方法8選をご紹介します!
話題の漂白剤を使ったつけおき方法から身近なアイテムを使った方法まで、すぐに試したくなるアイデアが盛りだくさんですよ♪
靴を洗う際に気をつけなければならないことや、汚れや臭いを簡単に解決する方法を詳しくまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
靴を洗う際に気をつけなければいけないのは、素材です。
靴の素材によって、洗い方が変わってきます。
・布(スニーカーなど)…水につけおきしてから洗うのがおすすめ。紫外線と反応して起こる黄ばみを防ぐために中性洗剤を使う。生地が傷むのでブラシでこすりすぎない。
・ビニール(上履きなど)…洗濯用の中性洗剤がおすすめ。汚れが目立つ場合は酸素系漂白剤を使う。ホコリや石など手で取れるゴミは取っておく。変色やゴムの劣化を防ぐために陰干しする。
・革(革靴、ブーツなど)…水に弱い革もあるので、濡らしてもいい革なのかを必ず確認する。水を含ませた布で拭いて色落ちしないか確認する。やわらかいスポンジを使う。革靴専用石けんを使う。
綺麗にするために洗ったのに、洗ったことで靴にダメージを与えてしまった!
なんてことにならないように、事前に靴の素材を確認するようにしましょう。
まずはジップ袋に入れて綺麗にする方法をご紹介します。
スニーカーと一緒に入れるのは「オキシクリーン」!
オキシクリーンは最近話題の酸素系漂白剤です。
実はこのオキシクリーンが靴にも使えちゃうんです♪
<用意するもの>
・ジッパーつきの保存袋(動画では23㎝の靴にジップ袋Lサイズを使用)
・オキシクリーン(靴の大きさによって調整してください)
・ゴムorビニール手袋(オキシクリーンを使う際は、必ず手袋を着用してください)
<手順>
1. ジップ袋にオキシクリーンと水を入れましょう。
2. <手順1>に靴を入れます。
3. ジッパーを閉じ、袋の上から靴を揉み洗いしましょう。
4. 汚れが浮いてきたら、中の水を綺麗なものに入れ替えます。
5. 袋を閉じてシャカシャカと振り、袋の中ですすぎましょう。
(※洗剤が残っているとシミの原因になるので、何回もしっかりとすすいでくださいね。)
6. すすぎ終わったら直射日光が当たらない場所で陰干しします。
ジップ袋を使えば洗い終わったら捨てるだけなので、準備も後片付けも楽ちんです。
※オキシクリーンは水洗いできない素材、ウール素材、革素材の製品には使えませんので、ご注意ください。
次はオキシクリーンを使ってつけおき洗いする方法をご紹介します。
SNSなどで「オキシ漬け」という単語を見かけたことがある方も多数いらっしゃるかもしれません。
実はこのオキシ漬けはスニーカーなどの靴にも使えちゃうんです!
<用意するもの>
・オキシクリーン
・ぬるま湯
・ブラシ
・ゴムorビニール手袋
<手順>
1. ぬるま湯にオキシクリーンを入れます。(量はつける靴の大きさや数によって調整してくださいね。)
2. <手順1>に靴を入れてつけましょう。
3. 浮いてこないように水入りペットボトルなどで重石をし、2〜6時間ほど放置します。
4. ブラシで汚れを軽くこすりましょう。
5. ぬめりがなくなるまでよくすすぎます。
6. 直射日光が当たらない場所で陰干ししましょう。
オキシクリーンにつけておくと、軽くこすっただけでしつこい汚れが落ちるんです。
ゴシゴシこする必要がないのは嬉しいですよね。
※オキシクリーンが使える素材か、必ずご確認ください。
※ハト目などに金属が使われていると変色する場合があります。
※オキシクリーンが残っていると、紫外線と反応して黄ばむ恐れがあるのでよくすすぎましょう。
次はスニーカーを洗濯機に入れて、あっという間に綺麗に洗う方法をご紹介します。
靴を洗濯機で洗うの!? とちょっとびっくりした方もいらっしゃるかもしれませんが、あらかじめ小石などを取り除いておけば洗濯機で一気に洗えちゃうんです!
<用意するもの>
・歯ブラシ
・洗濯ネット
<手順>
1. 靴紐がついている場合は外します。外した靴紐は靴とは別の洗濯ネットに入れておきましょう。
2. 歯ブラシを使って、小石や砂利などを取っておきます。
3. 靴を洗濯ネットに入れ、洗濯機の中に入れましょう。
4. 普段通り、洗剤を入れて洗濯コースで洗います。
5. 陰干しで乾かしましょう。
ネットに入れれば洗濯機に入れて洗うことも可能なんです。
洗濯機なら入れてスイッチを押せばOK!
あとは待っているだけで綺麗になります◎
ゴシゴシこする手間も時間も必要ないので、普通に洗うよりも気軽に靴が洗えるのではないでしょうか。
頻繁に汚れるスニーカーや上履きなどにおすすめな方法です。
次にご紹介するのは、汚れている部分をピンポイントに綺麗にする方法です。
使うのは「消しゴム」。
キャンパス素材のスニーカーの汚れは、消しゴムでこするだけで綺麗にできちゃうんです!
<手順>
1. 汚れているところを消しゴムでこすります。
(※強くこすると生地を傷めてしまう恐れがあるので、注意してこすってくださいね。)
たったこれだけで、いつのまにかついてしまっていたトウやソールのラバー部分の汚れや、キャンパス生地の汚れを綺麗にすることができます。
消しゴムなら手軽に持ち歩ける大きさなので、ちょっと汚れが気になったときにすぐに使える便利な方法ではないでしょうか。
消しゴムでこすった後の消しカスが気になる方は、濡れたタオルなどで落として最後に水気を拭き取るとより綺麗になりますよ。
次にご紹介するのは、毎日使っているアイテム「歯ブラシ」と「歯磨き粉」を使った方法です。
歯磨き粉で靴をこするなんてちょっと想像がつかないかもしれませんが、実は歯磨き粉に入っている研磨剤と発泡剤には汚れを綺麗にする力があるんです!
<手順>
1. 靴の汚れている部分に歯磨き粉を適量塗ります。
2. 歯ブラシでこすりましょう。
(※力を入れすぎると傷がつく恐れがあるので要注意。)
3. 水でよくすすぎます。
4. 乾いたタオルなどで水気を拭き取りましょう。
身近なアイテムである歯磨き粉と歯ブラシを使ってできるこの方法は、靴を洗いたいけれど洗剤がない! なんてときに便利ですね。
ただ靴の素材によっては研磨剤で傷がついてしまうこともあるので、歯磨き粉を使う際にも靴の素材をよく確認しましょう。
次は意外な物を使って、靴についた臭いを簡単に消す方法をご紹介します。
使うのは「新聞紙」。
普段読み終わったら捨ててしまっている新聞紙を、脱臭アイテムとして再利用することができるんです!
<手順>
1. 靴の中に、丸めた新聞紙を入れます。
2. そのまましばらく放置しましょう。
入れておくだけで、新聞紙にたくさん存在する繊維の隙間が臭いを吸収してくれます。
ただ入れておくだけでいいので、手間がかからないのが嬉しいですね。
また、新聞紙には臭いだけでなく湿気を吸い取る効果もあるんです。
雨で濡れてしまった靴の中に入れておけば、こもりがちな臭いも湿気もダブルで解消してくれます。
※湿気を吸った新聞紙を靴の中に入れたままにしておくと雑菌の繁殖に繋がってしまいます。新聞紙の状態を確認しながら、必要な場合は交換するようにしてくださいね。
次は、おうちでドリップコーヒーを飲む方におすすめな、コーヒーかすを使った靴の消臭方法をご紹介します。
「コーヒーかす」とは、ドリップコーヒーを作った後にフィルターの中に残っているかすのこと。
普段は何気なく捨ててしまっている方が多いコーヒーかすですが、実は脱臭・除湿・蚊除けなど…いろいろなことに再利用できる万能アイテムなんです!
<手順>
1. ドリップし終わったら、コーヒーフィルターごとコーヒーかすを乾燥させます。
2. 中身が出てこないように口を数回折りたたんで、ホッチキスで留めましょう。
3. フィルターごと靴の中に入れます。
普段捨ててしまっているコーヒーかすを使って靴の臭いを消すことができるなんて、経済的で嬉しいですね。
ドリップしたら乾燥させる、を習慣化すれば消臭剤を何個も作っておくことができて、いざ使う時に便利ではないでしょうか。
最後にご紹介するのは、重曹を使って靴の臭いを消す方法です。
重曹はお風呂の湯垢落としや、鍋の焦げつきを落としたりするのに便利と話題のお掃除アイテム。
実は重曹は汚れを落とすだけでなく、脱臭効果もあるんです!
<手順>
1. 重曹を直接靴の中に適量入れます。
2. そのまま一晩放置しましょう。
脱臭し終わった後は、靴の中の重曹をすべて取り除けばすぐに履くことができます。
粉をそのまま靴に入れることに抵抗がある方は、お茶パックや二重にした使い古しのストッキングに入れて消臭剤を作って靴の中に入れると、粉の飛び散りや付着が気になりません。
重曹を溶かした液体をボトルに入れて重曹スプレーを作り、靴の中に吹きかける方法もおすすめです。
また、重曹を容器に入れて靴箱の中に入れておけば、靴箱も消臭できちゃいますよ♪
今回は、靴の汚れや臭いを簡単にスッキリ取る方法8選をご紹介しました。
いろんなアイテムを使った方法をご紹介しましたが、どの方法で洗うときでも必ず水に濡らしてもいい素材なのか、漂白剤を使用できる素材なのかを確認してくださいね。
毎日身につけるものだからこそ、靴は綺麗に清潔にしておきたいものではないでしょうか。
大切な靴たちをいつも気持ちよく履けるように、ご紹介した洗い方と臭いを消す方法をぜひ参考にしてみてくださいね!
靴が汚れる原因にはさまざまなものがあります。
外で触れる土や泥、ホコリの汚れ。
足から出る汗の汚れなど…。
洗ってすぐに落ちるものならいいのですが、布地の靴の繊維の隙間に入り込んでしまった汚れや、洗ったのに浮き出てくる黄ばみなど、一度ついてしまうと落ちにくいやっかいな汚れもあります。
また汚れの他に、靴の臭いが気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
靴の嫌な臭いの原因は「雑菌」です。
靴の中は雑菌の繁殖に最適な高温&多湿。
さらに汗・皮脂・アカ・角質などの雑菌のエサとなるものがたまりやすいので、放っておくと雑菌がどんどん増えていきます。
靴の臭いはそのままにしておくと足にも移ってしまうので、早急に対処しなくてはなりません。