栗が美味しい季節になりました!
王道の焼き栗や、ホクホクで美味しい栗ご飯、甘く煮付けた栗きんとんなど、さまざまな楽しみ方がある栗ですが、皮をむく作業がなかなか大変ですよね...。
栗の皮をむきすぎて、指先が痛くなってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか?
本記事では、そんな栗の皮むきが簡単にできる方法や、道具をご紹介します。
面倒な下準備の手間を減らし、この季節が旬の美味しい栗を楽しく食べましょう♪
皆さんは、普段どのように栗を保存しているでしょうか?
茹でる前の栗は、基本的に常温保存が可能な食材です。常温で保存する場合は、新聞紙に包んで直射日光の当たらない涼しい場所に保管するようにしましょう。
また、冷蔵保存・冷凍保存も可能です。栗は0度に近くになればなるほど、甘みが増すと言われています。今すぐ食べるわけではない場合は、保存期間も長く、甘みも増す冷蔵保存や冷凍保存がおすすめです。
冷蔵保存の場合は、新聞紙で包み穴をあけたフリーザーバッグに入れ保存しましょう。冷凍保存の場合は、フリーザーバッグに入れて十分空気を抜いた状態で保存しましょう。
栗の皮むきで一番大変なのは、硬い鬼皮をむくことですよね。皮をむく前の一工夫で鬼皮を簡単にむくことができる方法をご紹介します。
購入してきた生の栗を、皮をむく前に一時間程度水に浸けておくだけ!水に浸けておくことで、鬼皮が柔らかくなり包丁が入りやすくなると共に、皮をむきやすくなります。栗のザラザラしたおしり部分(とんがっていない方)を切り落とし、そこから周りの皮をむいていきましょう。
鬼皮と渋皮を取り除いたら、すぐに栗の実を水にさらすようにしましょう。アク抜きをしっかりすることで、火を通したときに美味しい栗に仕上がります♪
【やり方】
①水に1時間以上つけておきます。
②栗のザラザラしたおしり部分を切り落とします。
③切り落とした部分から鬼皮をむきます。
④包丁で渋皮をむき、アクを抑えるため水につけます。
水に浸けておく時間も待てない!大量に栗を使いたい!包丁を使いたくない...という方のための、便利なグッズをご紹介します。
便利グッズは「栗カッター」!あまり力を入れなくても、硬い鬼皮も、その下の渋皮までしっかりむいてくれるアイテムです。ハサミの形をしているので扱いやすく、簡単かつ、むける皮の厚みも一定で、包丁よりも楽チンですね♪
こちらの栗カッターは、生の栗にも、火を通した状態の栗にも使用可能です。
栗が大好きでたくさん食べる人や、お菓子作りなどで大量の生栗の皮をむくときなどには特に活躍してくれる便利グッズです!栗好きの方は、ひとつ持っておけば毎回のストレスが解消されますね。
【製品情報】
貝印 KAI 栗カッター
本記事では、栗の皮の構造や栄養価、保存方法に加えて、栗の皮むきが簡単にできる方法と道具をご紹介しました。
栗の皮むきは少々手間がかかりますが、その手間を解消する方法は見つかったでしょうか?
栗の状態によって適切な保存方法も異なるので、意識してみてください。そして、調理後は、できるだけ早めに食べ切るようにしましょう。
今回ご紹介した方法を活用して、大変な皮むき作業を簡単にし、面倒な下準備の手間を減らし、美味しい栗を食べて季節を感じましょう♪
栗の実は、外側から「イガ」、茶色で非常に硬い「鬼皮」、赤茶色で薄い「渋皮」の三層で覆われています。スーパーなどで購入可能な栗は、基本的に鬼皮と渋皮が付いた状態で販売されています。
鬼皮は、非常に硬いため無理に包丁を入れたり、手でひびを入れようとすると怪我をする恐れがあるので十分に気をつけましょう。
渋皮は、そのまま食べることができるんです。ポリフェノールが豊富に含まれており、栄養価の面からは是非そのまま食べたいところです。
しかし、エグみや渋みが強いため、取り除いてから食べる方も多いですよね。そんな渋皮は、歯ブラシを使えば取り除くことが可能です!やさしく擦ってあげるだけでむけるので、お子さんでも簡単♪