季節の変わり目で、衣替えや布団を変える際、黄ばみや品質が変わってしまうことが気になりますよね。
羽毛布団やジャンパーなど、家での洗濯方法がわからないものは、クリーニング屋さんやコインランドリーに持っていくしかありません。
しかし、結構なお金がかかりますよね。
持っていくのも面倒だったり、気になった瞬間に洗うことができないなど、不便なことがたくさん。
節約のためにも、家での洗濯をはじめませんか?
本記事では、羽毛布団やシャツの黄ばみ、マスクなどの家での洗濯のコツをご紹介します。
キャンプの必需品である寝袋、お手入れしたことありますか?
中綿の劣化につながるため、頻繁な洗濯は必要ありませんが、寝汗だけでなく外気の水分を吸収した寝袋は、匂いが気になってきたら洗濯の必要があります。
キャンプのシーズンオフにお家で洗濯してみてはいかがでしょうか。
中綿が化繊の場合は、デリケート衣類用の中性洗剤、ダウンの場合は、ダウン用の洗剤で洗濯しましょう!
【手順】
①気になる部分をタオルや柔らかいブラシで洗う。
②寝袋の全てのジッパーを閉め、小さく畳む。
③デリケート衣類用の中性洗剤またはダウン専用の洗剤を使用し、布団コースで洗濯する。(手洗いでも可)
④ダウンを手でほぐながら、数日かけて、すのこなどの上で乾かす。
完全に乾いたら、撥水スプレーをかけるとより長持ちしますよ!
寒い季節に重宝した冬用ジャンパーなど、次回も気持ちよく使うために衣替えの前に洗濯するのがおすすめです。
また、洗濯したまま出番がなかった洋服も、そのまま仕舞う前に洗濯することで、虫食いや黄ばみを回避することが期待できます。
冬物のアウターは、基本的に洗濯できない素材のものが多いですが、洗濯表示をみて水洗い可能のものを家で洗濯しましょう!
【洗濯できる場合・手順】
①袖やえりなど、汚れがひどい部分を固形石鹸で洗ってすすぐ。
②デリケート衣類用の中性洗剤を使用して、ドライコースまたは手洗いコースで洗濯する。
③途中、浮いてくるジャンパーを沈める。
④しっかり乾かす。
【洗濯ができない場合・手順】
①30分ほど外に干す。
②軽く叩いてから、洋服用の柔らかいブラシでホコリを落とす。
※汚れが気になる場合はクリーニング店に持っていきましょう。
たくさん汗を吸収した夏服は、しっかり洗ったつもりでも黄ばみが気になることありませんか?
黄ばみの原因は、汗に含まれるタンパク質や皮脂汚れが酸化することです。
蓄普通に洗濯しただけでは、蓄積されたタンパク質や皮脂汚れが酸化してしまうため、衣替えの前にはしっかりと汚れを落とす必要があります。
【手順】
①色移りを考慮して、服を仕分ける。
②中性洗剤で、洗い短めで洗う。
③しっかり乾かして、シワを伸ばして畳む。
洗濯した後はしっかりと乾燥させてからしまいましょう。
湿気はダニを増殖させる原因にもなるので要注意です。
また、セーターなどはデリケート衣類用中性洗剤で洗濯し、水分で重みのあるものは平干しし、ウールは黄ばまないよう陰干ししましょう。
レジ袋有料化から、生活の必需品となった「エコバッグ」。
毎日使って気づかないうちに、汚れてしまっていませんか?
食材や日用品を入れるものだからこそ、清潔に保ちたいですよね。
エコバッグを購入する際は、丸洗いできる洗濯表示を確認した上で購入する必要があります。
中がアルミ素材のものは洗濯に向いていないため、汚れを拭くお手入れがおすすめです。
定期的に洗濯することで、環境面だけでなく、衛生面にも気をつけてエコバッグを使いましょう!
【手順】
①エコバグを裏返す。
②洗濯ネットへ入れる。
③デリケート衣類用中性洗剤を使用し、手洗いコースまたはドライコースで洗濯する。
④しっかり乾かす。
しっかりとお手入れして、清潔なエコバッグでお買い物をしましょう!
ウイルスや花粉の予防のために、マスクはとっても大事ですよね。
布マスクや、洗えるマスクを使っている方も多いのではないでしょうか。
マスクの正しい洗い方、ご存知ですか?
帰宅してから、ポイッと無造作に洗濯機に入れている方、要注意です!
他の衣類から菌が映らないよう、マスクは一枚ずつ毎日手洗いすることが大切です。
少し面倒に感じるかもしれませんが、顔に触れるものなので、正しく清潔に扱いましょう。
【手順】
①洗面器にぬるま湯をはり、規定量分の中性洗剤を溶かす。
②マスク1枚、を押すように浸して、10分ほどつけ置き洗いする。
③軽く押し洗いする。
④2~3回水を張り替えながらすすぐ。
⑤清潔なタオルで挟み、水気を取り除く。
⑥陰干しでしっかり乾かす。
化粧汚れなど、汚れが目立つ場合は、衣料用塩素系漂白剤を使ってお手入れしましょう。その際、必ずゴム手袋をつけ、規定通りの分量で使用してください。
いかがでしたか?
家で洗濯したいけど、方法がわからない...失敗するのが怖い...という方にむけて、羽毛布団や寝袋、冬用ジャンパーだけでなく、黄ばみ回避のための衣替えのポイントや、意外と知らないマスクの洗い方をご紹介しました。
家での洗濯のポイントは「洗濯表記」を見ることです!
お気に入りの洋服を傷ませないためにも、洗濯表記に従い、正しく洗濯しましょう。
また、しっかり乾かすことも重要です。生乾きは嫌な臭いや雑菌の増殖につながるので気をつけましょう。
羽毛布団は、洗濯によってダメージを受けてしまうデリケートな素材。
家では洗濯できないと思われがちで、コインランドリーを使用する方が多いのではないでしょうか?
実は、羽毛布団は注意点や手順さえ守れば、家で洗濯してもふんわり仕上げることができるんです。
【注意点】
・手洗い可の洗濯表示(手洗い不可、ドライの場合はNG)
・キルティング加工か(洗濯しても中の羽毛が偏らないか)
【手順】
①布団を小さく畳んで縛る。
②デリケート衣類用の中性洗剤で洗濯液を作る。
③布団コースや大物洗いコースで洗濯する。
④途中、浮いてくる布団を沈める。
⑤洗濯が終わったら、羽毛が偏らないようしっかりほぐす。
⑥風通しの良い日陰で乾かす。
⑦乾いてきたら裏返したり、ほぐしたりしてしっかり乾かす。
布団乾燥機を使うのもおすすめです!
羽毛布団を家での洗濯でもふわふわに仕上げましょう。