窓を開ける季節になると気になるのが、網戸の汚れ。
でも、網戸を1枚ずつ外して掃除したり、洗剤を使ったり、水を使って洗い流したりするのが面倒で、そのままになってしまっている…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな面倒なイメージのある網戸掃除ですが、便利グッズを活用したり、簡単に掃除できるワザを取り入れたりすることで、ラクにキレイにすることができるんです!
網戸がキレイになると、お部屋の空気もすっきり気持ちよく感じられます。
今回は網戸の簡単お掃除ワザをまとめてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
網戸掃除は面倒でつい後回しにしてしまう…という方におすすめなのが、3ステップでできる網戸の簡単お掃除アイデア!
家にあるもので手軽にできるので、ぜひ試してみてください。
【用意するもの】
・掃除用のスポンジ×2つ
・雑巾(水拭き用)
・雑巾(から拭き用)
・洗剤
【手順】
①掃除用のスポンジ2つに、洗剤をしみこませます。
②洗剤をしみこませたスポンジ2つで両側から網戸を挟んで、一定方向に拭きます。
③濡れた雑巾で、網戸を水拭きします。
④乾いた雑巾で、網戸をから拭きして仕上げます。
網戸を外したり、ホースを引いてきて水で洗い流したりするとなると、なかなか大変で掃除が面倒になってしまいますよね。
この方法なら、網戸を外さず、スポンジと雑巾だけで仕上げることができるので、億劫に感じやすい網戸掃除のハードルをぐんと下げることができます。
洗剤を使いますので、手荒れが気になる方は、ゴム手袋などを活用してください。
網戸の汚れを落とすのに便利なアイテムの1つが、実は、お風呂で身体を洗うのに使うボディタオル。
ボディタオルは表面がざらざらしているので、この凹凸が網目から細かい汚れをかき出してくれるんです!
使うボディタオルは、使い古したものでOK。
ボディタオルを新しいものに交換するときは、古いものを捨てる前に、網戸掃除に活用しちゃいましょう!
【用意するもの】
・使い古したボディタオル
・キッチンペーパー
【手順】
①ボディタオルを水で濡らします。
②ボディタオルとキッチンペーパーで網戸を両側から挟んで、一定方向に動かして網戸を拭きます。
ボディタオルの反対側にキッチンペーパーを当てて挟むことで、かき出した汚れをキャッチできるので、効率よく網戸の汚れを落とすことができます。
使い古したあとはそのまま捨ててしまうことの多いボディタオルも、こうして網戸掃除に活用すればエコにもなりますね。
網戸を外さず手軽にキレイに掃除できるので、網戸を外して丸洗いすることができないマンションなどでもおすすめな掃除方法です。
こちらはナイロンタオルを使った網戸の簡単お掃除です。
ナイロンタオルは、固めの繊維が網戸に入り込んで汚れをかき出してくれるため、普通のタオルよりも簡単にごっそり汚れを落とすことができる優秀アイテム!
普通の掃除だけでは落とせない網戸の汚れを落としたいときに、ぜひ試してみてください。
【用意するもの】
・ナイロンタオル(100円ショップのナイロン手袋でもOK)
・タオル
【手順】
①ナイロンタオルとタオルをそれぞれ、水で濡らして、固く絞ります。
②網戸の外側にナイロンタオル、網戸の内側にタオルを当て、網戸を挟むようにして拭いていきます。
こちらの動画では、ナイロンタオルの代わりに、100円ショップのナイロン手袋を使ってお掃除しています。
ナイロン手袋を使えば、手にはめて拭くことができるので、タオルよりも動かしやすいところがいいですね。
ナイロンタオルは、使い古したボディタオルでも代用できます。
洗剤を使わなくても、網戸を挟んで拭くだけで汚れがごっそり落ちるので、すっきり爽快!
簡単にできるので、子どものお手伝いにもおすすめです。
網戸のお掃除に、使い古したストッキングが使えるということをご存じですか?
網戸には、排気ガスの汚れや花粉、ホコリなど、室内外の汚れがたくさん混ざってついていますが、ストッキングの網目はこういった汚れを上手に絡めとることができるんです!
破れてしまったストッキングがあるときは、ゴミ箱にポイっとする前に、網戸のお掃除に有効活用しちゃいましょう!
【用意するもの】
・使い古したストッキング
・いらない布(もしくは使い古した靴下など)
・はさみ
【手順】
①使い古したストッキングの、足の部分をはさみでカットします。
②カットしたストッキングに、いらない布を入れて、口を縛ります。
③②を網戸にあてて、ホコリを払い落とすように、上から下へこすります。
使い古したストッキングに、同じく使い古した靴下を入れることで、あっという間に網戸掃除の便利アイテムが完成!
捨てる予定のものだけでお掃除グッズを作ることができるので、最後まで活用することができて、エコで地球にも優しいですね。
ストッキングの中にいらない布を入れることで、ストッキングだけで網戸をこするよりも掃除がしやすく、ホコリがごっそり取れますよ♪
網戸には、排気ガスやホコリなどの汚れのほか、キッチン近くの窓には油汚れも含まれていたりと、さまざまな汚れが混ざりあって付着しています。
そんな網戸の汚れを落とすのに便利なのが、重曹水スプレーとクエン酸水スプレー。
重曹は油汚れを落としやすくする効果があり、クエン酸は重曹と合わせて使うと汚れを浮かせる効果がありますので、水拭きだけでは落とせない頑固な汚れに、ぜひ試してみてください。
【用意するもの】
・新聞紙
・テープ
・重曹水スプレー
・クエン酸水スプレー
・雑巾
【手順】
①網戸の内側に、新聞紙をテープで貼り付けます。
②網戸の外側から、重曹水スプレーをかけます。
③網戸の外側から、クエン酸水スプレーをかけます。
④新聞紙をはずします。
⑤雑巾を水で濡らしてしぼり、網戸の外側と内側をそれぞれ拭きます。
網戸の内側に新聞紙を貼り付けてからスプレーすることで、室内に重曹水やクエン酸水が入ることを防ぎつつ、網戸にしっかりスプレーをかけることができます。
重曹水スプレーやクエン酸水スプレーは、網戸掃除の他にも、キッチンや水回りの掃除にも幅広く活用することができるので、作っておくと便利でおすすめです。
網戸に汚れがつまっているけれど、網戸をわざわざ水洗いするのは面倒…。
そんなときは、掃除機でササッとお掃除しちゃいましょう!
網戸に掃除機をかける前にひと工夫することで、ホコリや汚れを逃さず吸い取ることができますよ♪
【用意するもの】
・新聞紙
・テープ
・掃除機
【手順】
①網戸の外側に、新聞紙をテープで貼り付けます。
②網戸の内側から、網戸に掃除機をかけます。
網戸にそのまま掃除機をかけるだけでは、ノズルを押し付けても網目から空気が逃げてしまい、汚れをうまく吸い取ることができませんが、裏に新聞紙を貼り付けることで、空気が逃げなくなって汚れやゴミをしっかりと吸い取ることができます。
また、網戸にホコリがたくさんついた状態だと、水拭きしてもホコリが丸まりながら広がるばかりでうまく掃除ができないことがありますが、掃除機を使ってホコリを吸い取ることで、その後の水拭きも効率的に進めることができるので、ぜひ試してみてください。
面倒な網戸の掃除、なるべくラクに&早く汚れを落としたいですよね。
そんなときに便利なのが、100円ショップで購入できる「ホコリ取り」。
本来は衣類についたホコリを取るためのグッズですが、網戸のホコリや汚れもしっかりとキャッチすることができるんです!
【用意するもの】
・ホコリ取り(100円ショップ)
【手順】
①ホコリ取りを網戸にあてて、ホコリを払い落とすように、上から下へこすります。
持ち手がついているホコリ取りを使えば、持ちやすく動かしやすいので、ラクに網戸のホコリ取りをすることができておすすめです。
100円ショップで安く購入できるので、網戸の掃除用に1つ購入しておくと、面倒な掃除の時短に役立ちますね。
水も使う必要がなく、これ1つで掃除できる手軽さが魅力の、簡単お掃除アイデアです。
面倒な網戸の掃除がラクになるアイテムをご紹介します。
こちらの「楽絞りワイパー 伸縮 窓・網戸用」は、マイクロファイバー部分で窓や網戸を磨くことができて、さらにワイパー部分で水切りができるという、1つ2役の便利グッズ!
長さがあるので、手が届きにくい高い場所でも、ラクラク掃除することができます。
【用意するもの】
・楽絞りワイパー 伸縮 窓・網戸用(アズマ工業株式会社)
【手順】
①楽絞りワイパーの先を濡らし、レバーを下げて絞ります。
②マイクロファイバー部分で網戸をこすって掃除します。
こちらの楽絞りワイパーは、付属のレバーを下に下げるとマイクロファイバー部分が半分に折れて、水分を切ることができるので、雑巾のように手で絞る手間がないのでラク&時短!
マイクロファイバー素材が、網戸の汚れをしっかり絡めとってくれるので、濡らしてこするだけで簡単にキレイにすることができます。
ワイパーもついているので、窓の掃除にも便利でおすすめですよ。
網戸の簡単掃除に便利なアイテムが、カインズホームの「手を汚さずに絞れる 窓・網戸ワイパー」です。
モップ部分は毛足の長いマイクロファイバー素材で、網戸の目にも毛足が入り込み、洗剤不要で汚れを落とすことができるのが◎!
しかも、レバー操作でラクに水を絞ることができるので、網戸掃除がスムーズに進みます。
【用意するもの】
・手を汚さずに絞れる 窓・網戸ワイパー ワイド(カインズホーム)
【手順】
①モップを濡らして、レバーを下げて絞ります。
②マイクロファイバー部分で網戸をこすって掃除します。
柄が伸縮するので、手が届かない高い場所もスイスイ掃除することができ、収納するときはコンパクトに。
柄はアルミ製で軽いので、力の弱い女性でも負担にならず扱うことができるように配慮されています。
さらに、柄を外してハンディタイプとして使うこともでき、小さな窓の掃除にも便利!
家じゅうの窓や網戸に幅広く活用することができる便利グッズです。
ふだんの掃除ではおろそかになってしまいがちな、網戸の掃除。
大掃除のときにひさしぶりに掃除してみると、かなりの汚れがたまっていてびっくり…ということがありませんか?
ふだんの掃除のときに手軽に網戸掃除ができるように、サッと使える100円ショップの「網戸クリーナー」を活用するのもひとつの方法です。
【用意するもの】
・網戸クリーナー(セリア)
【手順】
①網戸クリーナーで網戸を拭きます。
軽く拭きとるだけでも、かなりの汚れが取れて、シートが真っ黒になります。
使い捨てのシートなら、拭いたらポイとそのまま捨てられるので簡単で、ふだんの掃除に手軽にプラスすることができるのがいいですね。
そして、このセリアの網戸クリーナーはハーブが入っていて、いい香りがするところも◎!
さらに、そのハーブにより虫よけの効果もあるのも嬉しいポイントです。
窓を開けて網戸にする季節に、虫よけもかねてこちらのシートで網戸の掃除をしてみてはいかがでしょうか。
洗剤などを使わずに、手軽にサッと網戸をキレイに掃除したい…というときに便利なアイテムが、100円ショップで購入できる「網戸掃除らくらくミトン」です。
ミトンタイプで手にはめて簡単に掃除できるのが便利で、手のひら側の毛足が長いふわふわ素材が、網戸の汚れをしっかりキャッチ!
洗剤いらずで手軽に網戸掃除ができるので、面倒でつい後回しにしてしまう…という方も、網戸掃除のハードルを下げることができます。
【用意するもの】
・網戸掃除らくらくミトン(100円ショップ)
【手順】
①網戸掃除らくらくミトンを水で濡らして、絞ります。
②ミトンを手にはめて、網戸の汚れをキレイに拭き取ります。
ミトンがしっかりと手にフィットするので、手にはめて動かすだけで網戸をピカピカにできる手軽さがGOOD!
洗剤を使わなくても水だけで簡単に汚れを落とすことができ、手荒れの心配などがないところもいいですね。
お子さんのお手伝いにもおすすめです。
簡単網戸掃除のアイデア、いかがでしたか?
面倒なイメージがあってついつい後回しにしてしまいがちな網戸掃除も、重曹水やクエン酸水などのナチュラル洗剤を利用することで汚れを落としやすくしたり、掃除しやすいミトンタイプのものや、高いところに手が届くモップなどの便利グッズを取り入れたりすることで、掃除するのがぐんとラクになり、時短にもつながります。
使い古したボディタオルや破れたストッキングなど、捨ててしまうものも網戸掃除に活用することができるので、それらのものを捨てるタイミングで網戸掃除をするというのを習慣にするのもいいですね。
気になるアイデアがあれば、ぜひ試してみてください。
◆ライブドア公式ブロガー「いつでも、HOME」 ◆神戸の整理収納アドバイザー ◆無印・100均・ニトリなどを使った、取り入れやすく管理しやすい収納や家事ラクできるアイデアを紹介しています。 ◆著書「片づけベタでもできるやさしい収納」「アイデアノートで普通の部屋がなぜか可愛くなる」出版。
網戸が汚れる原因は、網戸の外側と内側でそれぞれ異なり、網戸の外側の汚れは、主に土ボコリや排気ガス、花粉などです。
一方、網戸の内側の汚れは、主に室内のほこりやキッチンからの煙による油汚れなど。
油汚れには、重曹水やセスキ炭酸ソーダなどが有効なので、これらのナチュラル洗剤をうまく活用するのも効果的です。
また、ホコリなどの汚れが付着したままいきなり水拭きすると、汚れを広げてしまう恐れがあるので、汚れを広げず取ることができる方法や掃除道具を使うのがポイント!
ここからは、そんな網戸の汚れをすっきり手軽に落とせるアイデアをご紹介していきます。