お天気が悪くて外に洗濯物を干せない日や、花粉の時期などの部屋干し、どのように干していますか?
「賃貸住まいで部屋干しの設備がない」「お部屋が狭いので部屋干しのラックを置くと邪魔になってしまう」など、部屋干しスペースをどのように確保するかということにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
干した洗濯物が邪魔にならないよう、暮らしやすさをキープしながら、部屋干しスペースを作れたらいいですよね。
そこで今回は、簡単に部屋干しスペースを増やすことができるアイデアと、部屋干しでもすっきりと乾きやすく干せるアイデアをまとめてご紹介します。
部屋干しのニオイを防いでうまく干すポイントは、「湿度」「温度」「風通し」の3つ。
より早く乾かすために、部屋干しをしている洗濯物の下に除湿機やサーキュレーターを置くのもおすすめです。洗濯物の水分は下に溜まっていくので、サーキュレーターで下から風を送ると、より早く乾かすことが可能に!
部屋干しでは、外で干すのと比べて空気の循環が悪いので、サーキュレータや扇風機で空気を循環させると効果的です。
また、洗濯物が密着しないようになるべく間隔をあけて干す、ジーンズなどの乾きにくいものは筒状になるように干して、風通しがよくなるようにするなどの工夫をしてみてください。
ここからは、なるべくゆったりと部屋干しできるように部屋干しスペースを増やすアイデアや、乾きやすく干すためのアイデアをご紹介していきます。
洗濯物が多いときに、干す場所が足りない…ということがありませんか?
そんなときに大活躍の、「洗濯物を省スペースにまとめて干せる方法」をご紹介します。
たくさん干せるのにしっかり乾くので、雨の日の部屋干しにもおすすめです。
【用意するもの】
・洗濯バサミ
・はさみ
・結束バンド(15cm程度)
【手順】
①洗濯バサミを2つ並べて、それぞれの洗濯バサミの穴に結束バンドを通します。
②結束バンドをくくって、余った部分をはさみでカットします。
③ピンチハンガーなどに干した洗濯物に、②の洗濯バサミの片方を挟みます。
④残った片方の洗濯バサミに、他の洗濯物を挟んで干します。
洗濯バサミを2つ連結させることで、洗濯物を干すスペースを縦方向に増やせるというアイデアです。
小さいピンチハンガーでも、これならたくさん干すことができるので、省スペースにまとめて干せて重宝しますよ♪
物干しスペースが狭い…というお家にもおすすめです。
デニムジーンズやパーカーなど厚手の衣類をいつものようにハンガーに掛けても、布が重なっている部分は特に乾きにくいですよね。雨の日が続く梅雨時や冬には困りもの。
そんなときに便利なのが、100均のダイソーで購入できる「クローズハンガー」。
このクローズハンガー、パッと見た感じは普通のピンチ付きハンガーに見えますが、実は1つ2役の便利グッズなんです!
【用意するもの】
・クローズハンガー(ダイソー)
【手順】
①クローズハンガーを十字型に広げます。
②デニムジーンズなどの履き口を広げるようにして、クローズハンガーのピンチで挟んで干します。
このクローズハンガー、もともとは一列のハンガーになっていますが、十字型に広げて使うこともできる2way仕様になっています。
十字型にすることで、デニムジーンズや厚手のパーカーを広げて干すことができ、乾きやすさアップ!
一列にして使えば、靴下やマスクなどの小物をコンパクトにまとめて干すことができますよ♪
洗濯物を早く乾かすために、他の洗濯物と間隔を開けて干すことで、風通しがよくなり乾かしやすくなりますよね。しかし、風でハンガーが動いてくっついてしまい、なかなか乾かない…ということがありませんか?
洗濯物が乾きにくい冬や梅雨時期には、特に困りますよね。
そんなお悩みを解決してくれるのが、ダイソーの「ハンガーホルダー」。
このホルダーを使えば、風が吹いても洗濯物同士がくっついてしまうことなく、しかも簡単に取り込むことができるんです!
【用意するもの】
・ハンガーホルダー(ダイソー)
【手順】
①物干し竿に、ハンガーホルダーを引っかけてセットします。
②ハンガーホルダーの穴に、ハンガーをそれぞれ引っかけて干します。
③洗濯物を取り込むときは、ハンガーホルダーごと取り込めて時短に!
このハンガーホルダーは、物干しにかけるときのフックが2種類あり、ご家庭の物干し竿の太さに合うフックを選べて、しっかりと固定することができます。
このホルダーを使うことで、洗濯物がくっつかないというメリットはもちろん、洗濯物を取り込むときも、ホルダーごとまとめて一気に取り込むことができるので、時短にもなって一石二鳥!
取り込んだホルダーは、そのまま鴨居などに引っかけておくこともできるほか、縦向きにすることもできるので、お部屋のフックやクローゼットに省スペースに掛けておくこともできますよ♪
洗濯物が多い日などは、干す場所が足りない…ということもありますよね。
そんなときには、洗濯物をまとめてたくさん干せるピンチハンガーがあると便利ですが、お値段が意外と高額だったりも。
そこで今回は、100均で買えるワイヤーネットを使って干す場所を増やせるアイデアをご紹介します。
【用意するもの】
・ハンガー×3本
・洗濯バサミ
・ワイヤーネット(100均)
・ワイヤーネット用バスケット(100均)
【手順】
①洗濯物を干したい場所に、ハンガーを2本、少し離してかけます。
②かけたハンガーに、ワイヤーネットを洗濯バサミで2か所ずつはさんで固定します。
③固定したワイヤーネットに、洗濯物を洗濯バサミではさんで干します。
④洗濯物を干したい場所に、ハンガーを1本かけます。
⑤④のハンガーに、ワイヤーネットを洗濯バサミで2か所はさんで固定します。
⑥固定したワイヤーネットに、ワイヤーネット用バスケットをひっかけます。
⑦バスケットに、洗濯バサミを入れて使います。
スカートハンガーを2本お持ちの場合は、スカートハンガーでワイヤーネットをはさむと、より簡単に作ることができます。
雨の日や、花粉が気になる時期などの部屋干し、どこで洗濯物を干していますか?
邪魔にならずに部屋干しスペースを簡単に作れる便利グッズが、実はカインズホームにあるんです!
引き戸があれば、あっという間に部屋干しスペースが完成するので、引き戸のあるお部屋にぜひ取り入れてみてください。
【用意するもの】
・引き戸de部屋干し(カインズホーム)
【手順】
①引き戸のすきまに、「引き戸de部屋干し」を差し込んでセットします。
②穴にハンガーをそれぞれ引っかけて、洗濯物を干します。
こちらを使えば、ハンガーをまとめて10本かけることができ、省スペースに部屋干しをすることができます。
折りたたみタイプなので使うときはT字型に広げて引き戸にセットしますが、使わないときは折りたたんでおけるので、コンパクトに保管することができて便利ですよ♪
お天気が悪くて外に洗濯物を干せない日や、突然の雨に降られて洗濯物を慌てて室内に移動させるときもありますよね。
そんなときは、洗濯物をどこにかけていますか?
部屋干しする場所がない…というときに、セリアで買える「室内干しハンガーキャッチ」がおすすめです!
【用意するもの】
・室内干しハンガーキャッチ×2個(セリア)
・突っ張り棒×1本(100均)
【手順】
①お部屋のドアの枠や鴨居に、ハンガーキャッチを2つ、少し離してセットします。
②セットしたハンガーキャッチの穴に突っ張り棒を差し込めば、物干しスペースの完成!
室内干しハンガーキャッチ2つと突っ張り棒1本、たった300円で洗濯物を干すスペースを作ることができます。
簡単にセットしたり外したりもできるので、使わないときや来客のときなどは外して保管しておけば、邪魔になることなくお部屋もすっきり。
また、ハンガーキャッチ2つに突っ張り棒を通せば、ハンガーをたくさん並べて干すことができますし、ハンガーキャッチを1つだけ使って、ピンチハンガーなどをかけたりすることもできますよ。
「賃貸住まいで、部屋干し用の設備がない」「下着は外に干したくない」
そんなお悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ダイソーの「シャワーホルダー用ランドリー浴室フック」を使ってみてください。
使い方は簡単で、フック部分を浴室のシャワーホルダーに差し込んで固定するだけ!
部屋干しする場所がなくお悩みのお家でも、浴室にあっという間に部屋干しスペースを作ることができるんです♪
【用意するもの】
・シャワーホルダー用ランドリー浴室フック(ダイソー)
【手順】
①シャワーホルダーに、シャワーホルダー用ランドリー浴室フックをひっかけて固定します。
②フックの穴に、ハンガーをひっかけて洗濯物を干します。
こちらのフックは、直径20mm~24mmのシャワーホルダーに設置でき、2kgまでの洗濯物をまとめて干すことが可能です。
マグネットや吸盤も不要で、引っかけるだけで使える手軽さが便利!
浴室で干すことができるので、濡れた小物などを干すのにもおすすめです。
部屋干し派の方や干すスペースの設置にお悩みの方、必見です。また、梅雨の季節で外に洗濯物が干せない場合にもおすすめなランドリーラックをご紹介します。
カインズホームの「アルミ折り畳みランドリーラック パタラン」は工具不要で簡単に組み立てができ、たくさん干せて移動もラクラク、たたむと厚さが11cmになり収納にも困らない、という優秀アイテムなんです!
【用意するもの】
・アルミ折り畳みランドリーラック パタラン(カインズホーム)
【手順】
①ラックを横に広げます。
②上段の竿をセットすれば、組み立て完了!
③折りたたむときは、上段の竿を外して、持ち手を上方向に引き上げれば、簡単にたたむことができます。
タオルかけは10枚分、上段の竿にはピンチハンガーを吊るしたり、バスタオルを干すことも可能です。
しかも、耐荷重20kgと申し分のないスペック!
ラック自体の重さはわずか3kgと軽量で、さらにキャスター付きなので、室内での持ち運びも片手でラクラク行えます。
また、広げるときもたたむときもワンタッチ。
省スペース設計なので、折りたたんだ後は家具などの隙間に収納することができ、場所を取りませんよ♪
部屋干しスペースの作り方や干し方アイデア、いかがでしたか?
カインズホームや100円ショップなどに行くと、部屋干しに便利なアイテムもいろいろとそろっていますし、洗濯バサミや結束バンドなど、家にあるものをうまく利用して部屋干しスペースを増やすこともできます。
部屋干しスペースがない…とお悩みのお家でも、鴨居や引き戸にセットできるホルダーを使ったり、ワイヤーネットを活用して物干しスペースを作ったりと、アイデア次第ですっきり部屋干しが叶いますよ。
また、部屋干しスペースをうまく増やして、ゆったりと間隔をあけて洗濯物を干すことで、乾くのが早くなりますし、部屋干しのイヤなニオイ防止にもつながります。
気になるアイデアがあれば、ぜひ試してみてくださいね!
◆ライブドア公式ブロガー「いつでも、HOME」 ◆神戸の整理収納アドバイザー ◆無印・100均・ニトリなどを使った、取り入れやすく管理しやすい収納や家事ラクできるアイデアを紹介しています。 ◆著書「片づけベタでもできるやさしい収納」「アイデアノートで普通の部屋がなぜか可愛くなる」出版。
部屋干しをしたときにニオイが気になってしまう…ということがありませんか?
イヤなニオイがしてしまう原因は、洗濯物に残った汚れや雑菌にあります。
部屋干ししているときに乾くまでの時間が長いと、さらに雑菌が増殖してしまい、ニオイを増やすことにもなりかねないので、できるだけ早く乾くように工夫するのも、部屋干しのニオイ対策に有効です。
また、洗濯槽のカビや雑菌もニオイの原因となりますので、洗濯槽専用のクリーナーで定期的に掃除するようにしましょう。
洗濯機を使い終わったら、中をしっかり乾燥させるために、しばらく洗濯機の蓋を開けたままにしておくのもおすすめです。