ササッと作れるそうめんは、食欲が沸かない日もつるっと食べることができて、夏に大活躍しますよね。お手頃価格で、洗い物も少ないので忙しい主婦の味方です。
しかし、おうちで作るそうめんはコシがなかったり、頻度が増えると飽きてしまいがち。
栄養の偏りは夏バテの原因につながります。
本記事では、おうちで作るいつものそうめんをワンランク上に仕上げる老舗そうめん職人考案の「茹で方の裏技」と、栄養をたっぷり撮ることができる「アレンジレシピ」をご紹介します!
食べているうちに、そうめんが固まってきてしまった...
つい茹で過ぎてしまって、余ってしまった...
コシのあるそうめんも、時間が経ってカチコチにくっついてしまい、なかなかほぐれず、ぶちぶち千切れてしまうともったいないですよね。
カチコチに固まってしまったときに、簡単にほぐす裏技をご紹介します。
【準備するもの】
・ごま油やオリーブオイルなど 適量
【手順】
①固まってしまったそうめんに、ごま油やオリーブオイルをかける。
②箸で優しくほぐす。
食べきれずに余ってしまった場合は、ごま油やオリーブオイルを絡めて保存袋に入れて保存しましょう。油を絡めることで固まりにくく、アレンジレシピにも活用できて保存に最適です!
そうめんはつゆだけで食べ続けていると栄養が偏りがちなので、栄養をたっぷり摂ることができるアレンジレシピをご紹介します。
はじめにご紹介するのは、定番のチャンプルーです。
上記でご紹介した、ごま油で保存した余ったそうめんを使うと、ふわっとごま油が香る仕上がりになりますよ。
【材料】
・そうめん 1束分
・じゃがいも 1個
・ほうれん草 1束
・ウインナー 2~3本
・サラダ油 大さじ1
・めんつゆ(2倍濃縮タイプ) 大さじ5~6
・塩胡椒・かつお節 適量
【作り方】
①じゃがいもは千切りにし、他の食材は食べやすい大きさに切る。
②フライパンにサラダ油をひき、じゃがいもとウインナーを炒める。
③ほうれん草と茹でたそうめんを加えてほぐしながら、めんつゆ、塩胡椒を加える。
④皿に盛り付け、かつお節をトッピングする。
暑い日はついつい室内の温度を低く設定しがち。
冷やし坦々麺で体の内側から温めるのはいかがですか?
ごまがふわっと香り、豆乳のまろやかさと、豆板醤の辛さがやみつきになるアレンジレシピです。
めんつゆでいただくそうめんの爽やかさからガラッと変わって、まろやかかつピリ辛な味わいに。
そうめんに飽きてしまったときの消費レシピにぴったりですね。
【材料】
・豆乳 200ml
・鶏ガラ 小さじ½
・すりごま 大さじ1
・豚挽肉 100g
・おろししょうが チューブ2cm
・おろしにんにく チューブ2cm
・豆板醤 小さじ1
・オイスターソース 大さじ1
・酒 大さじ1
・お好みでちんげん菜や白髪葱、ゆで卵などのトッピング
【作り方】
①豆乳、鶏ガラ、すりごまをよく混ぜて冷蔵庫で冷やす。
②豚挽肉におろししょうが、おろしにんにく、豆板醤、オイスターソース、酒を混ぜ、レンジで6分加熱する。
③②をレンジから取り出し、混ぜてから冷蔵庫で冷やす。
④そうめんを茹で、皿に盛り付ける。
⑤冷やしたスープをかけ、挽肉、お好みの野菜をトッピングしたら完成。
辛めの味付けがお好みの方は、豆板醤を足したり、ラー油をかけたりしてお召し上がりください。
最後に、もう麺は食べ飽きた!という方におすすめのアレンジレシピをご紹介します。
なんと、そうめんを粉ものの「お好み焼き」に大変身することができるんです。
作り方はとっても簡単。余ったそうめんがあれば、早速試してみてはいかがでしょうか。
【材料】
・そうめん 1束
・キャベツ 150g
・ハム 2枚
・卵 1個
・水 50ml
・油 大さじ2
・お好みのトッピング
【作り方】
①そうめんをポリ袋に入れて、細かく砕く。
②ボウルにそうめん、みじん切りにしたキャベツ、卵、ハム、水を入れてを入れてよく混ぜる。
③熱して油を引いたフライパンに生地を半分入れ、弱火で5分蒸し焼き、裏返してさらに5分蒸し焼きにする。
④③に適量の水を入れ、さらに15分蒸し焼きにする。
⑤ソースやマヨネーズ、かつお節をお好みでトッピングして完成。
今回は乾麺を使ったレシピですが、既に茹でてしまったそうめんも薄力粉を加えて同様に作ることができます。
茹でたそうめんの場合は、薄力粉を20g追加してください。
いかがでしたか?
今回は夏に大活躍するそうめんを、老舗そうめん店考案のワンランク上の仕上がりになる茹で方の裏技や、飽きてしまった場合の消費に役立つアレンジレシピをご紹介しました。
梅干したった1粒でコシのある高級そうめんに仕上げられるので、試してみてはいかがでしょうか。また、アレンジレシピが多種多様なそうめんは、夏場を過ぎても年中大活躍すること間違いなし!
偏りがちな栄養も、アレンジレシピでしっかり摂ってくださいね。
おうちで作るそうめんは、氷水でしっかりしめてもなかなかコシがない仕上がりになってしまいがち。
夏に大活躍するからこそ、しっかりコシのあるそうめんをいただきたいですよね。
そこで、老舗そうめん店が考案した、ワンランク上のそうめんの茹で方の裏技をご紹介します。
なんと梅干しに含まれる酸によって、コシが生まれるそうです。
【準備するもの】
・そうめん
・梅干し 1粒
・水
・氷水
【手順】
①鍋に水を沸かす。
②梅干しを入れる。
③そうめんを入れ、くっつかないように素早く混ぜる。
④表記通りに茹でたら、ザルにあげて流水でヌメりを落とす。
⑤氷水でしめたら完成。
そうめんだけでなく、うどんや冷麦にも効果的な裏技です。
吹きこぼれそうになっても水は差さないようにしましょう。鍋に菜箸をおくと吹きこぼれを防ぐことができます。