自分の背丈よりも大きなボックスシーツや布団カバーは、洗って乾かすのも大変ですし、それをたたんでしまうのも一苦労ですよね。
端と端を合わせて折りたたもうとしても、自分がシーツのどこを持っているのかもわかりにくくて、一人ではたたみにくい!たたみにくいから、クシュクシュっと丸めて引き出しに押し込んで終わり、なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、たたみにくいシーツやカバーを簡単に、しかも綺麗にたためる方法を3つ紹介します。
寝ている間に人はコップ1杯以上の汗をかくと言われています。
そのため、シーツや布団カバーはこまめに洗濯して清潔を保ちたいものですが、何しろ寝具類は大物のため扱うのが大変!
天気の良い日を狙って洗濯しても、乾いた後にしまうのが面倒でその辺に置きっ放し、なんてこともあるのではないでしょうか。
そんなときに、誰でも手軽にできるたたみ方を知っていればすぐにしまうことができて、寝具類で部屋が散らかるなんてことも防げますよ。
まずは、苦手な方が多いボックスシーツのたたみ方をご紹介します。
角を見つけて、角同士を合わせることで、クシュっとなりがちなボックスシーツを長方形に形作ることができます。あとは皺を伸ばしながら折りたたんでいくことで、驚くほどコンパクトにまとまります。
これなら、収納場所を取りませんし、引き出しや棚に収めても見た目がすっきり綺麗で嬉しいですね!
【手順】
①ボックスシーツをゴムの部分が表になるよう、自分から見て縦長に広げます。
②手前の短い辺の2つの角を裏返しにしてから両手を入れて、そのまま反対側の2つの角に差し込むことでシーツを2つ折りにします。このとき、皺は伸ばしておきましょう。
③縦に3つ折りにします。まず右1/3を真ん中にもってきて、次に左1/3をその上に重ねます。
④4つ折りにします。手前の1/4を折り、向こう側の1/4も折ります。向こう側の1/4をさらに手前の部分に折ってきて重ねて完成です!
大きなシーツやカバーをたたむ作業はどうしても面倒に感じてしまうもの。
主婦の方なら義実家に滞在中に、お子さんなら部活の合宿中にとシーツをたたむ場面は意外とありますよね。そんなときにさっと一瞬でシーツをたたむことを知っていれば、楽に次の行動に移れます!
たたみ方はマジックのようですが、一度試してみればすぐに覚えられますよ。
シーツの真ん中と左端の真ん中をつかみ、そのまま右端の真ん中をつかみ広げるだけで、きれいにたためます♪
シーツ以外にも、アウトドアシーンでのレジャーシートなどにも使えるこのアイデアは必見です!
【手順】
①右手でシーツの真ん中をつかみます。
②左手で左端の真ん中をつかみます。
③両手でシーツをつかんだまま、右手の上を通りながら左で右端の真ん中をつかみます。
④そのまま両手をパッと広げると、四つ折りの完成です。
フラットタイプシーツや布団カバーのたたみ方をもう一つご紹介します。
一見たたみやすそうなフラットタイプのシーツでも、縦に折りたたんで次に横に折りたたんでと交互に折りたたんで行くと、角がバラついたり、意外に厚みが出たりしませんか?その状態では、しまうときにかさばってしまい収納スペースをたくさんとってしまいます。
コンパクトにスッキリたたむには、まずは縦長の形状にするのがポイント!あとは収納するスペースの高さを意識しながら端から折りたたんで行けばOK!
この方法なら、洗濯して取り込んだ後も後回しすることなく直ぐにしまうことが可能ですね。
【手順】
①シーツを縦長に真ん中で折りたたみます。端と端はしっかり合わせます。
②もう一度、縦長に真ん中で折りたたみます。
③手前の端から約20cm幅に折りたたんでいきます。
④他方の端を開いて、折りたたんだシーツを入れ込んで完成!
今回は、たたみにくいボックスシーツや布団カバーの簡単で綺麗なたたみ方をご紹介しました。
毎日肌に触れる寝具類は、こまめに洗濯して交換したい!でも、たたみ方がわからないからと洗うことが面倒になるようなことは避けたいものです。
ご紹介したたたみ方は、いずれも驚くほど簡単なものばかり。
ご家族で共有していただくことで衛生面も収納もスッキリキレイを保てるのではないでしょうか。
東京在住のライフオーガナイザー®・クローゼットオーガナイザー® 鈴木裕子です。
すっきり=楽チン=ストレスフリー=家族にやさしい。
「好き」と「心地よい」に囲まれた家づくりを研究中。
ボックスシーツとは、ベッドのマットレスをカバーするタイプのシーツです。
シーツの底に当たる部分にぐるりとゴムが入っていて、マットレスの上から被せるようにかけます。マットレスの側面もカバーできますし、被せるだけでマットレスを簡単に覆うことが可能で一人でも楽に装着できます。
一方、フラットシーツは平らな一枚の布という形状で、マットレスに装着するにはマットレスを持ち上げる必要があり、綺麗に装着するには慣れが必要かもしれません。