ガスコンロの五徳は、油汚れや焦げ汚れなどの頑固な汚れがつきやすく、一度こびりついてしまうと、キレイに落とすのが大変ですよね。
汚れているなと思っても、掃除が面倒でついついそのままにしていまっている…という方も多いのではないでしょうか。
しかし、汚れを放置したままコンロを使い続けることで、コンロの火によって汚れが加熱されて、さらに頑固な汚れになってしまいます。
今回は、そんな五徳の汚れをラクに落とせる便利グッズや掃除方法をまとめてご紹介しますので、ぜひ日々の掃除に取り入れてみてくださいね。
コンロ周りの掃除に困っている方にぜひおすすめなのが、キャンドゥの「油よごれクリーナー」。
洗剤液がしみこませてある、シートタイプの拭き取りクリーナーです。
セリアやダイソーなど、他の100円ショップにも同じような拭き取りクリーナーがありますが、キャンドゥのこちらは、100均クリーナーの中でも「汚れ落ちがバツグン!」と評判なんです!
100円で30枚入りとコストパフォーマンスもよく、洗剤液がヒタヒタにたっぷりとしみこませてあるので、コンロ周りの油汚れをこするだけでスルッと気持ちよく落ちますよ♪
【用意するもの】
・油よごれクリーナー(キャンドゥ)
【手順】
①油よごれクリーナーでコンロ周りの汚れを拭き取ります。しつこい油汚れも、あっという間にピカピカに!
キャンドゥの「油汚れクリーナー」は、高性能界面活性剤が配合されていて、油汚れをじわっと溶かしてくれるので、ゴシゴシ強い力でこする必要がなく、さらに使う枚数も少なくキレイにすることができます。
コンロ周りの掃除にはもちろん、換気扇の掃除などにもおすすめです!
キッチンで掃除が面倒な場所といえば、コンロの五徳と換気扇!
どちらも汚れをためてしまうと、油汚れがこびりついてしまって落とすのがなかなか大変ですよね。
そんなときは、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤を使った「つけ置き洗い」が効果てきめん!
キッチンのシンクを使えば、まとめて一度につけ置きできて、ラクに汚れを落とすことができますよ。
※この方法は、ホーロ製の五徳のお手入れ方法です。ステンレス製はお手入れ方法が異なります。
【用意するもの】
・オキシクリーン(酸素系漂白剤)
【手順】
①排水口の栓をします。(栓がない場合は、ゴミ受けにビニールを2枚重ねて、輪ゴムで止めてもOKです)
②ぬるま湯をシンクにためます。
③シンクにためたお湯に、酸素系漂白剤を溶かします。(大さじ5〜6杯程度)
④シンクに、換気扇と五徳を入れます。
⑤そのまま2〜3時間、換気をしながらつけ置きします。
⑥排水して、油汚れを落とします。
ただし、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤は、つけ置きできる素材や金属が限られているので、注意が必要です。(鉄やアルミ、銅などは変色します)
説明書を読んで、必ず目立たない場所で確かめてからつけ置きしてください。
汚れをためてしまうと掃除が大変なコンロ周り。
特に五徳は、焦げついたまま放置してしまうと、落とすのに苦労することに…。
そんなときにおすすめなのが、ドラッグストアなどで購入できる、ラグロンの「コゲも落とせる油落としGel」。
ジェル状の洗剤で、こびりついて固まってしまった油汚れも、溶かして落とすことができるんです!
ラップで包んで置くことで、本当に汚れが溶けていくのが見られて爽快ですよ♪
【用意するもの】
・ラグロン コゲも落とせる油汚れ落としGel
【手順】
①ゴム手袋、マスク、保護メガネを着用します。(保護メガネがない場合はゴーグルでもOK)
②五徳に「コゲも落とせる油汚れ落としGel」を塗ります。
③塗ったジェルを、スポンジでのばします。
④五徳をラップで包んで、しばらく置きます。
⑤スポンジやタワシで汚れをこすり落とします。
「プロ仕様」と書かれている強い洗剤だけあって、浸透力が高いです。
長くつけ置きしすぎると、変色などの原因になるので、気をつけてください。
五徳についた油汚れや焦げ汚れがどうしてもキレイに落ちない…。
そんなときは、重曹水を使って煮沸してみましょう。
重曹は、水に溶かしたり、粉のまま掃除に使ったりする方法がよく知られていますが、熱を加えるとさらに、強力に汚れを落とす成分に変化するんです!
ナチュラル成分でもすっきり汚れを落とすことができるので、強力な洗剤を使いたくないという方にもおすすめです。
【用意するもの】
・大きめの鍋(五徳が入るくらいの大きさ)
・重曹
【手順】
①五徳が入るくらいの大きな鍋にお湯を沸かし、五徳を入れます。
②重曹を水1リットルに対して大さじ1杯入れ、5分煮ます。
③2時間そのまま放置します。
④放置したあと、油汚れや焦げ汚れがペリペリと剥がれやすくなっているので、スポンジやゴム手袋などで磨きます。
五徳の焦げつきは金ダワシで擦ると傷がついてしまいますが、この方法なら五徳を傷つけることなくキレイにすることができます。
掃除したあとの五徳は、完全に乾いてからガスコンロに取り付けてください。
汚れがついてしまうと落とすのが大変な五徳には、汚れがつくのを防ぐ「予防掃除」がおすすめです。
五徳をキレイに掃除したあとに、キッチンペーパーなどにサラダ油を含ませて、五徳全体に薄く塗っておきましょう。塗ったあとは、手がベタベタしない程度に、余分な油をふき取れば完了!
そうすることで、焦げやサビを予防することができ、汚れも落としやすくなります。
掃除のあとの「ちょっとひと手間」で、キレイを保ちやすくなるので、ぜひ取り入れてみてください。
コンロ周りの「予防掃除」に便利なグッズは、100円ショップにも!
ダイソーで購入できる「テーブルコンロ リングマット ワイド」は、五徳の下に敷いておくだけで、油汚れを防いでくれるという優秀アイテムなんです♪
コンロ周り専用のマットなので、置くだけで簡単に設置できる手軽さも◎!
つるっとした素材で、汚れてもサッと拭くだけでキレイになるので、お手入れがぐんとラクになります。
【用意するもの】
・テーブルコンロ リングマット ワイド(ダイソー)
【手順】
①五徳を掃除します。
②五徳を戻す前に、リングマットを置きます。
このとき、リングの穴の直径が110mmの場合は、そのまま置きます。直径が125mmの場合は、切り込みのラインをハサミでカットして設置します。
③魚焼きグリルの排気口に重なってないか確認します。重なっている場合は、切り込みを入れて立ち上げます。
大掃除などでコンロ周りをピカピカにしたあとに、こちらを敷いておくだけで、トッププレートの焦げや傷つきを簡単に防止できます。
汚れがついてしまうと落とすのが面倒になりますが、こうして汚れを事前に防いでおくことで、ラク&時短に!
100円でできるので、もし汚れても気軽に交換できるところもいいですね!
コンロの五徳をキレイに保てる掃除方法&便利グッズ、いかがでしたか?
汚れの特性に合った洗剤や掃除方法をうまく取り入れたり、汚れがつくのを防いだりすることで、面倒なコンロ周りの掃除の手間をぐんと減らすことができます。
今回ご紹介した重曹やオキシクリーンなどは、コンロ周りだけでなく、家じゅうのいろんな場所で使うことができるので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
気になるアイデアがあれば、ぜひ試してみてくださいね!
◆ライブドア公式ブロガー「いつでも、HOME」 ◆神戸の整理収納アドバイザー ◆無印・100均・ニトリなどを使った、取り入れやすく管理しやすい収納や家事ラクできるアイデアを紹介しています。 ◆著書「片づけベタでもできるやさしい収納」「アイデアノートで普通の部屋がなぜか可愛くなる」出版。
ガスコンロの五徳には、ホーロー素材とステンレス素材の2種類があります。
一般家庭でよく使われているのはホーロー素材の五徳で、汚れや傷が目立ちにくく、お手入れがラクなのがメリットですが、長期間の使用をするとさびやすいというデメリットも。
一方、ステンレス素材の五徳は、見た目の高級感があり、耐久性に優れているのがメリットですが、先端部分が加熱により変色しやすいのがデメリットです。
お使いのコンロは、どちらのタイプでしょうか?
五徳がホーロー素材なのかステンレス素材なのかによって、適切なお手入れ方法がそれぞれ違うので、注意しましょう。
今回は、一般家庭でよく使われている、ホーロー素材の五徳の掃除方法をご紹介します。