いつか使うかも…と、ついつい溜めこんでしまう紙袋。
いつの間にか増えてしまって、収納スペースがいっぱいになってしまうということはありませんか?
ぎゅうぎゅうに詰め込んでいる状態だと、いざ使いたいというときに、サッと出てこなくてイライラ…ということも。
せっかく保管している紙袋、使いやすく収納しておきたいですよね。
今回は、紙袋を使いやすく保管する収納アイデアと、つい溜めがちな紙袋を活用するアイデアをご紹介します。
紙袋1枚あたりの厚みはたった数ミリでも、どんどん枚数が増えていくと、かなりのスペースを取ってしまいます。
なので、「保管しておく紙袋は〇枚までにする」もしくは「ここのスペースに入るだけ溜めるようにする」などの決まりを作っておくことが大事!
そうすることで、紙袋の増えすぎを防止し、管理しやすい量をキープすることができます。
紙袋の大きさによって用途が異なることもあるので、紙袋のサイズごとに、大・中・小それぞれ〇枚ずつ、というように上限を決めるのもおすすめです。
まとめて保管すると、意外とスペースをとってしまう紙袋。
置くと邪魔になる…というときは、紙袋を使った浮かせる収納が便利!
中に収納した紙袋を取り出しやすくするひと工夫も必見です♪
【用意するもの】
・底が広めの紙袋
・ハンガー
・はさみ
【手順】
①底が広めの紙袋を用意します。
②紙袋の一方の側面をはさみで真ん中まで切り取り、内側に折り込みます。
③上記②の紙袋をハンガーに引っかけて、ポールに吊るします。
④吊るした紙袋に、他の紙袋を入れて収納します。
この方法なら、吊るして省スペースに収納できるうえに、必要なときにはサイドから簡単に取り出せて便利!
側面の一部をはさみで切り取ることで、中に入れた紙袋を取り出しやすくしているところがポイントです。
側面の切り取った部分から、中身の紙袋を見渡すことができるので、選びやすさもバッチリ!
吊るす紙袋をおしゃれなデザインのものにすれば、見た目もステキに収納できます。
紙袋を収納する際に、紐部分を上に向けて入れていませんか?
紐部分を上向きに入れると、紙袋を取り出す時に、底部分が他の紙袋に引っかかってしまって取り出しにくいですよね。
ちょっとした入れ方の工夫で、紙袋をスムーズに取り出せる方法をご紹介します。
【用意するもの】
・大きめの紙袋
【手順】
①大きめの紙袋に、収納したい紙袋の紐部分を下に向けて入れます。
これで底部分が引っかからず、スッと取り出せるように♪
特別に用意するものは不要で、収納したい紙袋を入れる向きを逆さまにするだけ!
紐部分を下向きにして収納することで、底部分が他の紙袋に引っかからず、スルッと取り出せるようになるというアイデアです。
紙袋を取り出そうとすると、2個出てきた…ということを防げますよ!
好きなブランドの紙袋や、気に入ったデザインの紙袋は、捨てるのがもったいなくてなかなか手放せず、つい溜めてしまいますよね。
「いつか使うかも」と思って保管していても、紙袋は溜まっていくばかり…。
そんなときは、実用的なティッシュケースにリメイクして活用しちゃいましょう!
【用意するもの】
・好きなデザインの紙袋
・ボックスティッシュ
【手順】
①ボックスティッシュの取り出し口のサイズに合わせて、紙袋の側面を切り取ります。
②紙袋の中にボックスティッシュを入れ、開けた穴からティッシュを引き出します。
③紙袋の持ち手を好きな場所に引っかけて、吊るせるティッシュケースの完成!
気に入ったデザインで捨てられない…という紙袋の活用にぴったりの実用的アイデア。
中身のティッシュがなくなったときの入れ替えも簡単でおすすめです!
冷蔵庫の野菜室は、そのまま野菜を入れると庫内が汚れて掃除が大変になったり、食材がごちゃごちゃになってどこに何があるのかわからなくなったり…ということがありませんか?
そんなときにも、紙袋が大活躍!
小さめの紙袋を活用するのにおすすめのアイデアです。
【用意するもの】
・紙袋
【手順】
①紙袋のふちを、持ち手ごと内側に折り込みます。
②上記①の紙袋に野菜を入れて、野菜室に入れます。
根菜などの冷蔵庫内が汚れやすいものも、この方法なら庫内を汚さず入れることができ、掃除の手間が減ってラク&時短に!
野菜室の中を仕切って収納することで、中身がパッとわかるようになり、食材の管理しやすさもアップします。
紙袋を捨てる前に、ぜひこのように活用してみてください。
家に余っている紙袋を使って、便利なタオルホルダーを作れるアイデアです。
洗面所や脱衣所などで、タオルを置きたいけれど、置く場所がない…というときに、手軽にタオル置き場を作ることができるのが便利!
はさみとマスキングテープがあれば、あっという間に作れますよ♪
【用意するもの】
・紙袋
・マスキングテープ
・はさみ
【手順】
①紙袋の側面を、両面それぞれ、はさみで切り取ります。
②切り取った部分にマスキングテープを貼って補強します。
③タオルをのせて、フックなどに引っかけて吊るします。横からタオルをスッと取り出せて便利!
タオルを吊るして収納することができるので、狭い洗面所などでもスペースを取らずにタオルを置いておくことができます。
お気に入りのデザインで捨てたくない…という紙袋の活用におすすめです!
生理用ナプキンは、そのまま置いていると生活感が出てしまったり、外袋に入れたままだと、枚数が減ったときに崩れてきて取り出しにくかったりしますよね。
そんなときは、ワイン用の紙袋で作れるナプキン収納が便利です!
【用意するもの】
・ワイン用の細長い紙袋
・はさみ
【手順】
①手持ちのナプキンの厚み1枚分に合わせて、紙袋の下部をはさみで切り取ります。
②紙袋にナプキンを入れ、持ち手の紐をフックなどにかけて完成!
紙袋正面の下部を各ナプキンの厚さに合わせて切り取るだけで、1つずつスッと引き出して使えるナプキン収納が作れます。
棚などに置いて使うこともできますし、持ち手をフックなどにかけることで浮かせる収納にすることもできる2WAY仕様!
おしゃれな紙袋を使えば、見た目もすっきり収納できますよ♪
小さめの紙袋を使って、お部屋におしゃれな壁面収納を作ることができるアイデアです。
使うものは、紙袋と両面テープだけ!
壁面を生かして収納できて、サッと出し入れできるところも便利です。
【用意するもの】
・小さめの紙袋
・両面テープ
【手順】
①紙袋のふちを、内側に折り込みます。
②紙袋の背面に、両面テープを貼り付けます。
③ドアや家具などに、②の紙袋を貼り付ければ、壁面収納の完成!
あまり重いものは入れられませんが、重さが軽めの文具を入れたり、小物やお菓子を入れたりと、ちょっとしたものを入れておくのに便利なアイデアです。
好みのデザインの紙袋を使って、お部屋のインテリアに合わせた壁面収納を楽しむことができますよ♪
よく使うものを入れておけば、サッとワンアクションで出し入れできて重宝します。
紙袋の収納アイデア&活用アイデア、いかがでしたか?
「もったいないから」とたくさん溜めこんでごちゃごちゃになっていたり、いざ使いたいときにサッと出てこなかったりすると、本末転倒になってしまいます。
溜めておく紙袋は、量を決めた上で使いやすく収納しておくようにし、お気に入りの紙袋は、今回ご紹介したように収納グッズとしてリメイクしたりと、暮らしの中で活用してみてはいかがでしょうか。
気になるアイデアがあれば、ぜひ試してみてくださいね!
◆ライブドア公式ブロガー「いつでも、HOME」 ◆神戸の整理収納アドバイザー ◆無印・100均・ニトリなどを使った、取り入れやすく管理しやすい収納や家事ラクできるアイデアを紹介しています。 ◆著書「片づけベタでもできるやさしい収納」「アイデアノートで普通の部屋がなぜか可愛くなる」出版。
紙袋をつい溜めてしまうという方は少なくないですが、なぜ紙袋を溜めてしまうのでしょうか?
溜めてしまう理由には、「何かに使うかもしれない」「デザインが好きで捨てられない」「ブランドものの高級な紙袋だから」などが挙げられることが多く、どれにも共通しているのが、「もったいない」という気持ちです。
このように、もったいないと思う気持ちから、必要以上に紙袋を溜めてしまうということが多いので、気に入った紙袋は上手に活用していくというのもひとつの方法です。