これからの暑い季節に、ますます食べたくなる夏野菜「トマト」!生のままのみずみずしいトマトも、火を入れて甘くなったトマトも、どちらもとっても美味しいですよね♪
トマトは、和洋中のどんなシーンにも幅広く使える、万能のお野菜です。サラダやスープ、煮込み料理から炒め物など、さまざまな料理で大活躍してくれます。
本記事では、そんな「トマト」を使った美味しい簡単レシピをご紹介。ちょっとした副菜から、栄養たっぷりのスープ、そしてメイン料理まで、たっぷりご紹介します!
皆さんは普段どのようにトマトを保存していますか?冷蔵保存が多いのではないでしょうか?
実はトマトは常温、冷蔵、冷凍保存ができます。保存方法によってそれぞれメリットがあるんです♪
まず常温で保存するメリットは、トマトの追熟を促進させること。少し青い部分が残ったトマトを購入した際は、常温保存で追熟を促すことができます。
冷蔵保存するメリットは、生のままのフレッシュな状態で食べることに適していること。トマトを冷蔵庫で保存する場合には、必ずヘタの部分を下に向けて保存しましょう。
そして冷凍保存するメリットは、トマトの旨み成分を最大限引き出すことができること。トマトの細胞壁が破壊され、旨み成分が出てくるんです。ソースとして使ったり、スープに使うなど、加熱調理する料理用にぴったりです♪
それでは、トマトを使った絶品簡単レシピをご紹介していきます。
食材と調味料を和えるだけの簡単!絶品!おつまみレシピをご紹介します。
カットした具材を、万能調味料である「焼き肉のたれ」と「ごま油」で和えるだけ!お酒のあてにはもちろん、ホカホカの白ご飯とも相性抜群です。冷や奴にのせて食べても美味しいので、是非お試しください。
【材料】(2人分)
・ミニトマト 4個
・キムチ 60g
・マグロ 100g
・青ネギ 適量
・焼肉のたれ 大さじ1
・ごま油 大さじ1
【作り方】
①ミニトマトのヘタを取り半分にカットします。
②ぶつ切りにしたマグロ、キムチ、焼き肉のたれを加え、混ぜ合わせます。
③よく混ざったら、ごま油を加えて和えます。
④お皿に盛り付け、最後に刻みネギを振りかけたら完成です!
調理時間僅か1分で、やみつきになること間違いなしの絶品おつまみレシピのご紹介です。
万能調味料の「塩昆布」と「鶏ガラスープの素」の旨みを活用しています。とっても簡単だけど、お箸が止まらない、絶品おつまみレシピです♪
こちらのレシピでは、ミニトマトを使用していますが、くし切りにした大玉トマトを使っても、よりトマト本来の美味しさを味わうことができるので、お好みに合わせて選んでみてください♪
【材料】(2人分)
・ミニトマト 12個
・塩昆布 2つまみ
・鶏がらスープの素 小さじ1/2
・ごま油 小さじ1
【作り方】
①ミニトマトのヘタを取り半分にカットします。
②①と塩昆布、鶏がらスープの素、ごま油を混ぜ合わせたら完成です!
あの大人気居酒屋メニューがお家で作れる!トマトの串焼きレシピをご紹介します。
串に刺したトマトに豚の薄切り肉を巻きつけ、焼き目をつけます。豚の薄切り肉は、脂が美味しいバラ、脂身と赤身のバランスがいいロース、さっぱりヘルシーなもも肉など、種類がありますので、お好みの部位をお使いください!
そして、熱せられたトマトはとっても甘くてジューシー!食べるときに、トマトの水分が溢れる可能性が高いので、お気をつけください。
【材料】(1人分)
・ミニトマト 9個
・豚の薄切り肉 6枚程度
・塩こしょう 適量
【作り方】
①竹串にミニトマトを刺します。
②①のまわりに豚の薄切り肉を巻き付けます。
③②の両面に塩こしょうをします。
④③を油を引いたフライパンで、両面に焼き色を付けます。
⑤蓋をして、お肉に火が通るまで焼いたら完成です!
トマトを使ったスープの王道といえば、ミネストローネ。そんなミネストローネのお手軽レシピをご紹介します。
生のトマトやトマト缶ではなく、なんと使うのはトマトジュース!とっても簡単なだけでなく、トマトジュース自体にも沢山の種類のお野菜が溶け込んでいるので、栄養満点で、一石二鳥です♪
具材は、キャベツやセロリ、キノコ類など、お好きなものをお使いください。冷蔵庫の余り野菜の活用にも効果的なレシピです。
【材料】( 4人分)
・玉ねぎ 1個
・人参 中1本
・大根 5㎝位
・ウインナー 3本
・トマトジュース 600ml
・コンソメ顆粒 小さじ1と½
・オリーブオイル 大さじ1
【作り方】
①野菜の皮を剥き、1センチ幅のサイコロ状にカットします。
②ウインナーを輪切りにします。
③鍋にオリーブオイルを入れ火にかけて、具材を炒めます。
④野菜がよく炒まったらトマトジュースを加えて煮込みます。
④野菜が柔らかくなったらコンソメを入れて一煮立ちしたら完成です!
ごま油と生姜が香る、トマトと卵の中華風スープのレシピのご紹介です。
夏の暑い季節でも、長時間エアコンのきいた部屋でいると、体が冷えてしまいますよね。生姜の入ったスープを飲んで、芯から温まりましょう。
こちらのレシピでは、生の生姜を使っていますが、生姜チューブでの代用も可能です。
【材料】(2人分)
・ミニトマト 4個
・水菜 1株
・鶏モモ肉 1/2枚
・生姜 1かけ
・卵 1個
・ごま油 大さじ1
・塩こしょう 適量
*水 400ml
*鶏がらスープの素 小さじ1
*薄口醤油 小さじ1
【作り方】
①ミニトマトは4等分に、水菜は3㎝幅に、鶏肉は小さめの一口サイズに、生姜は千切りにカットします。
②鍋にごま油と生姜を加え、香りがたつまで弱火で炒めます。
③鶏肉を加え塩胡椒し、色が変わるまで中火で炒めます。
④*を加え一煮立ちさせます。
⑤トマトと溶き卵を加え、卵に火が通ったら水菜を加えます。
⑥水菜に少し火が通ったら、完成です!
トマト缶を使った、簡単チキンのトマトクリーム煮込みのレシピをご紹介します。
特別な調味料は一切なし!ホールトマト缶と牛乳で美味しいクリーム煮が作れます。お好みで、仕上げにブラックペッパーやバジルなどをチッピングしても美味しいですよ。
余ったスープには、ご飯を入れてリゾット風にして食べても絶品です♪
【材料】(2人前)
・鶏もも肉 1枚
・玉ねぎ 1/2個
・にんにく 1かけ
・オリーブオイル 適量
・パルメザンチーズ 適量
*ホールトマト缶 1/2個
*コンソメ 1/2キューブ
*砂糖 小さじ1/2
*醤油 小さじ1
*牛乳 80ml
【作り方】
①鶏もも肉を一口サイズに、玉ねぎをみじん切りにカットします。
②フライパンにオリーブオイルをひき、潰したニンニクを入れたら弱火で香りがたつまで加熱します。
③中火にして鶏肉を皮目からこんがりするまで焼き、ひっくり返したら隙間で玉ねぎも炒めます。
④玉ねぎがしんなりしてきたら*を加え一煮立ちさせます。
⑤お好みでパルメザンチーズをかけたら完成です!
いつもと一味違う、さんまの洋風レシピをご紹介します。
さんまはそのまま塩焼きで食べたり、刺身として食べたりする場合が多いですが、あえて洋風に調理するこちらのレシピ。意外にもさんまは、洋風アレンジにぴったりなんです♪
フライパンに蓋をしてからは、水分をとばすように中火で煮ますが、焦がさないよう調節してください。
【材料】(2人分)
・さんま 2尾(3枚おろし)
・オリーブオイル 大さじ1
・にんにくチューブ 1cm〜2cm
・トマト缶 半分
・塩胡椒 少々
・乾燥バジル 少々
・しめじ 適量
【作り方】
①3枚おろしにしたさんまを3等分に切ります。
②フライパンにオリーブオイル、にんにくチューブを入れ熱し、さんまの皮目から2分焼きます。
③ひっくり返して2分焼きます。
④しめじ、トマト缶、塩胡椒、乾燥バジルを入れて蓋をし10〜15分煮る。
④お好みで粉チーズをかけて完成です!
暑い季節に食べたくなるそうめん。麺つゆに飽きてしまったときに試したい、アレンジレシピをご紹介します!
トマトと大葉でさっぱり、ツナ缶とオリーブオイルでちょっぴり贅沢な味わいとなるこのレシピ。暑くて食欲がないときでも、栄養がたっぷり取れるアレンジです。麺と具材を混ぜ合わせながら食べてくださいね♪
【材料】(2人分)
・そうめん 2束
・トマト 2個
・ツナ缶 1缶
・大葉 10枚
*麺つゆ(4倍濃縮) 大さじ2
*オリーブオイル 大さじ1
※調味料の量はお好みで調節してください。
【作り方】
①そうめんを茹でます。
②トマトは一口サイズの大きさにカット、大葉は千切りにします。
③ボウルに①とツナ缶、*をいれて軽く混ぜ合わせます。
④茹であがった、そうめんを氷水でしめます。
⑤麺を器にのせ、③をのせたら完成です!
本記事では、これからの暑い季節に、ますます食べたくなるトマトを使った人気の簡単レシピ8選をご紹介しました。
定番のサラダだけでなく、トマトはいろいろな料理で大活躍してくれる食材!簡単に作れるおつまみ系の副菜から、栄養たっぷりのトマトスープ、そしてメイン料理まで、ご家庭で試してみたいレシピは見つかりましたか?
夏バテ気味で食欲がなくなりがちなこれからの季節、栄養たっぷりのトマトを使った料理を食べて、元気に夏を乗り越えましょう!
トマトの代表的な栄養素といえば、あの真っ赤な色を生み出すリコピンですね。リコピンは、体内の活性酸素が酸化するのを防ぐ抗酸化作用が強く、ビタミンEの100倍もの作用があるそうです。
実はリコピンは、熱に強く油に溶けやすい性質を持っています。熱を加えることで、体への吸収率が2~3倍になるとも言われています。たっぷりのオイルとトマトを使ったパスタやピザは、トマトの栄養素を摂るのには最高の料理なんです!人気があるのも納得ですね。