大人から子どもまで、世代を問わずみんな大好きなお肉料理。
そんな大人気のお肉料理も、ご家庭で毎回違ったメニューを考えるのって大変ですよね。
大体いつも、唐揚げ、生姜焼き、焼肉....と同じレパートリーになりがちではないでしょうか?
お肉料理がマンネリ化してしまうお悩みを解決します!
本記事では、「鶏肉・豚肉・牛肉・挽き肉」4種類のお肉それぞれの、簡単人気レシピをご紹介します。
レパートリーを増やして、毎日の食卓にワクワクと楽しみをプラスしましょう♪
調理にとりかかる前に!しっかりとお肉の下処理をすることで、格段に美味しさがアップします。
まずは、お肉から出る「ドリップ(肉汁)」と呼ばれる余分な水分を、クッキングペーパーでしっかり拭き取りましょう。ドリップを拭き取ると、お肉の独特な臭みも取ることができます。
続いては、余分な脂肪や皮を取り除き、ロース肉や鶏肉といった筋があるものは、筋を切りましょう。
これらたったひと手間を加えるだけで、お肉の本来の美味しさを味わえます。
それでは、下処理を終えたら、いざ調理に取りかかりましょう♪
鶏の胸肉ってパサパサしてしまうイメージがありますが、そんな胸肉をしっとり柔らかに美味しくいただけるレシピをご紹介します。
面倒な漬け込みやタコ糸で巻く必要は一切ありません!鶏胸肉を豪華に、そのまま鍋に入れるだけで絶品の鶏ハムが作れてしまいます。
胸肉は強火で長く火を通すとパサパサして固くなるのですが、火にかける時間は短くして、じっくり蒸すこのやり方なら柔らかく仕上がります!
【材料】(2人分)
・鶏胸肉 2枚
・水 150ml
・めんつゆ 大さじ3
・味噌 大さじ1
・にんにくチューブ 小さじ1
・生姜チューブ 小さじ1
【作り方】
①鍋に水、めんつゆ、味噌、にんにく、生姜を入れよく混ぜます。
②鍋に火をつけ、沸騰したら中火にし、皮の面から鶏胸肉を入れます。
③両面10分ずつ煮ます。
④火を消し、蓋をして30分蒸らします。
⑤鍋から取り出し、カットしたら完成!
マーマレードの甘さが癖になる、絶品グリルチキンレシピのご紹介♪
手が込んでいるように見えて、実際は漬け込んでオーブンで焼くだけ!お店の味に近いグリルチキンがご家庭で味わえます!
こちらのレシピでは、鶏肉が縮んでしまうことを防ぐためにしっかりと下処理をおこないましょう。
【材料】(2人分)
・鶏もも肉 200g
*マーマレードジャム 大さじ2
*醤油 大さじ2
*料理酒 大さじ1
*すりおろし生姜 3cm
*すりおろしにんにく 5cm
【作り方】
①鶏肉の黄色い余分な油を取り除きます。
②鶏肉の皮目ではない側の側面の筋に1cm幅に切れ目を入れます。
③皮目側はフォークで何箇所か刺して、焼き縮みを防ぎます。
④*をよく混ぜます。
⑤ジップロックに鶏肉と④を入れて、20〜30分程度漬け置きます。
⑥190度に予熱したオーブンで、30分焼いて完成です!
伝統的なジョージア料理の一つである、シュクメルリ。牛乳をたっぷり使った話題のレシピをご紹介です!
フライパン1つで、材料を焼いて煮込むだけの簡単レシピ。にんにくの香りがたまらない一品です♪
香りを出したい方は、ナツメグやローリエをご用意してみてください。
【材料】(4人分)
・鶏もも肉 2枚
・塩コショウ 少々
・にんにく 8片
・バター 8g
・牛乳 600cc
・塩 小さじ¼~½
・ピザ用チーズ 80g~
(・ナツメグ 少々)
(・ローリエ 1枚)
【作り方】
①火にかけていないフライパンに、軽く塩コショウをします。
②鶏肉をそれぞれ8等分し、皮を下にしてフライパンにきっちり並べます。
③上からも軽く塩コショウをふりかけます。
④蓋をして、弱火で5分蒸し焼きにします。
⑤にんにくをみじん切りにします。
⑥鶏肉をひっくり返して端に寄せ、刻んだにんにくとバターを入れて、香りがするまで炒めます。
⑦全体をざっと混ぜて、蓋をして再び5分程蒸し焼きにします。
⑧牛乳・ナツメグ・ローリエを入れてひと煮立ちさせます。
⑨塩で味を整えて、ローリエを取り出し、チーズを入れ、溶けるまで加熱したら完成!
電子レンジで温めるだけでパパッと作れる、ナスの肉巻きレシピのご紹介です。
たっぷりの水分を含んだナスと旨味ギッシリの豚肉に、バターのコクとポン酢の酸味が効いたソースをからめていただく絶品簡単料理♪
ボリュームを出したい方は、ナス半分につき豚バラ肉二枚を巻いてみてください!
【材料】(2人分)
・ナス 4~5本
・豚ばら肉 8~10枚
・塩 少々
・胡椒 少々
*ぽん酢 40cc
*水 120cc
*料理酒 20cc
*バター 15g
【作り方】
①ナスはヘタを取り半分に切った後、水に5分程度つけてアク抜きをします。
②キッチンペーパーでナスの水気を拭き取ります。
③豚ばら肉に塩胡椒で下味をつけます。
④ナス半分につき、豚ばら肉1枚を巻きつきます。
⑤④をリードクッキングペーパーで包み*を上からかけます。
⑥耐熱皿に乗せて600Wの電子レンジで15分程度加熱したら完成!
こちらの豚キムチアレンジは、ホワイトソースを使わずに作るお手軽グラタンレシピです!
グラタンというと、鶏肉やシーフードを具材にして作る方が多いですが、豚キムチとも相性抜群です♪
パパッと作りたいときに、是非お試しください♪
【材料】(1人分)
・絹ごし豆腐 1丁(320g)
・マヨネーズ 60g
・サラダ油 適量
・豚肉こま切れ 140〜160g
・塩こしょう 少々
・キムチ 80g〜お好み
・チーズ 40g
・コーン 少々
【作り方】
①フライパンにサラダ油をひき、豚肉を炒めて塩こしょうで味付けをします。(気持ち濃いくらいが丁度いいです)
②水気を切った豆腐とマヨネーズを混ぜ合わせ、グラタン皿に盛ります。
③②の上に、豚肉、キムチ、チーズ、コーンをのせてトースターで焼きます。(マヨネーズの追加はお好みで)
④チーズがとろけてほんのり焼き色が付いたら完成!
甘辛い味付けで、ボリューム満点の肉巻きおにぎりの作り方をご紹介します。
照り照りタレに絡んだ豚肉とご飯は相性抜群です♪
カロリーが気になる方は、中身のご飯を水切りした豆腐に代用しましょう。ボリュームはそのままに、カロリーダウンになります!
【材料】(4個分)
・豚ばら肉 8枚
・ごはん 1合
*醤油 大さじ2
*みりん 大さじ2
*砂糖 大さじ1
*料理酒 大さじ1
*小麦粉 適量
*塩 少々
*サラダ油 大さじ1
【作り方】
①ごはんを4等分に丸めます。
②豚ばら肉2枚を十字の形に置き、下味として塩を少々ふります。
③②の十字の真ん中にごはんを置き包んだら、表面に小麦粉をまぶします。
④フライパンにサラダ油をひき、③を中火で3分間、表面がこんがりするまで焼きます。
⑤蓋をして、弱火で3分間蒸し焼きにします。
⑥蓋を開け*を流し込み、とろみが出るまで中火で3分間煮絡めたら完成!
牛肉はステーキや焼肉といった定番のメニューも美味しいですが、煮込みにしても絶品です。
こちらのレシピのポイントは、高野豆腐をやわやわに戻すこと!パサついてかたくない、口当たりの柔らかな高野豆腐になります。
高野豆腐は甘辛いおだしをたっぷり吸ってくれるので、煮込みレシピには欠かせません♪
【材料】(3人分)
・牛こま切れ肉 200g
・玉ねぎ 300g
・高野豆腐 2枚
・水 300cc
*きび砂糖 大さじ2
*醤油 大さじ2
*白だし 大さじ2
*酢 大さじ1
(・小葱の小口切り)
【作り方】
①フライパンに*を入れて、繊維とは反対方向に1cm幅に切った玉ねぎを入れて、中火で煮こみます。
②牛肉を食べやすい大きさに切ります。
③タッパーに高野豆腐と水を入れて、蓋を斜めにずらしてのせ、600wの電子レンジで3分30秒加熱します。
④③の高野豆腐をスプーンで一口大に崩しておきます。
⑤①にカットした牛肉を入れて、火が通るまで煮汁を絡めながら煮ます。
⑥牛肉に火が通ったら、④を汁ごとフライパンに入れて1分ほど煮ます。
⑦盛りつけて、小葱を散らしたら完成!
牛鍋と言ったらすき焼き!と言う方が多いのではないでしょうか?たまにはいつもと違ったあっさり牛鍋はいかがですか?
2種類のだしを使ったスープが美味しい、あっさり牛鍋レシピをご紹介します。
火が通りにくい人参をピーラーでスライスすることで、長い時間煮込まずに済み、お肉が柔らかい状態でいただけます♪
お鍋にすると、お野菜もたっぷり摂れて嬉しいですね。
【材料】(4人分)
*創味シャンタンDX 大さじ1
*創味のつゆ 大さじ1
*水 600cc
・白菜 3~4枚
・長ネギ 2本
・人参 1本
・牛こま切れ肉 300g
・絹ごし豆腐 150g
【作り方】
①鍋に*を入れます。
②ざく切りの白菜、斜め切りのネギ、ピーラーでスライスした人参、食べやすい大きさに切った牛こま切れ肉を入れて、牛肉に火が通るまで煮ます。
③豆腐を加えて火を止めます。
④余熱で豆腐が温まったら完成!
甘いカボチャと鶏挽き肉そぼろ餡かけの作り方をご紹介します。
水溶き片栗粉は、なるべくカボチャにつかないよう、入れたらすぐ鍋をゆするなどして混ぜ合わせることがポイントです。
レシピ通りでも美味しく仕上がりますが、丁寧にやるときは、カボチャは面取りをすると見た目も良くなり、煮崩れ防止にもなります。
また、片栗粉入れるときは火を止めると、ダマになるのを防ぐことができますよ。
【材料】(1人分)
・カボチャ 1/6個~1/4個
・鶏挽き肉 100g
・日本酒 大さじ1
・水 150cc
・3倍濃縮めんつゆ 大さじ2
・水溶き片栗粉(片栗粉 小さじ1、水 小さじ2)
【作り方】
①カボチャは2~3センチ角に切り分け、皮は一部削いでおきます。
②鶏挽き肉と酒を鍋に入れ、全体に火が通るまで炒めます。
③カボチャを皮面を下にして軽く炒めます。※このとき、混ぜたりはしません。
④水、めんつゆを鍋に入れ、クッキングシートなどで落し蓋をし、煮立たせます。
⑤竹串がスッと入る程度までカボチャに火が通ったら、水溶き片栗粉を入れ、直ぐに鍋を揺すります。
⑥一煮立ちさせ、とろみがついたら完成!
豚挽き肉の旨味がソースに溶け込んだ、カルボナーラレシピのご紹介です。
カルボナーラというと、ベーコンを入れるのが一般的ですよね。ベーコンももちろん美味しいですが、挽き肉はよりパスタに絡んで美味しいんです!
挽き肉を使ったパスタでは、ミートソースやボロネーゼが代表格ですが、カルボナーラも是非お試しください♪
【材料】(1人分)
・パスタ 80〜100g
・市販のカルボナーラソース 1人前
・豚挽き肉 100g
・塩 少々
・オリーブオイル 適量
・温泉卵 1個
【作り方】
①フライパンにオリーブオイルをひき、豚挽き肉に塩をふりかけて炒めます。
②挽き肉に火が通ったら、カルボナーラソースを加えて温めます。
③茹でたパスタとソースとからめ、温泉卵をのせて完成!
本記事では、マンネリ化しがちなお肉料理のレシピを、お肉の種類ごとにご紹介しました。手間がかからず作れて、味も美味しいレシピが盛り沢山でしたが、早速試してみたいものは見つかりましたか?
どのお肉も、調理法次第でさまざまな楽しみ方ができます。その時々に摂りたい栄養素も意識してメニューを決めても良いですね!
普段は特定のお肉でいつものレシピ...なんて方も、是非今回紹介したレシピをレパートリーに追加して、ご家庭の食卓に取り入れてみてください♪
皆さんは、鶏肉・豚肉・牛肉がそれぞれ豊富に含んでいる栄養素はご存知ですか?鶏肉はヘルシーで豚肉はスタミナがつく!とはよく聞きますが、実際のところはどうなんでしょうか。
実は、鶏肉には、「ビタミンA」が多く含まれており、皮膚や粘膜といったお肌を健康に保つチカラを持っています。
一方豚肉には、鶏肉や牛肉と比較して「ビタミンB1」がダントツで多く含まれています。糖質をエネルギーに変える際に必須の栄養素です。
そして牛肉には、細胞を作るときに必要な「亜鉛」が豊富に含まれていて、免疫力アップにも繋がります。
今回紹介した栄養素はごく一部です。それぞれのお肉には、この他にも多くの栄養素が含まれています。食べすぎには注意しつつ、積極的に食事に取り入れていきましょう!