ちょっぴり贅沢で優雅な朝ごはん・子どもの3時のおやつとしても大人気のフレンチトースト。
カフェや一流ホテルなどで食べるフレンチトーストは絶品です。でも、美味しく作るには少し手間がかかるイメージもあるのではないでしょうか?
本記事では、お家でもお店顔負けの味が再現できて、しかも簡単なフレンチトーストのレシピを紹介します。
基本の卵と牛乳を使った作り方から、簡単でも美味しい時短レシピ、一味違ったアレンジレシピが盛りだくさんです♡
日本では、フレンチトーストは、食パンを卵と牛乳に砂糖を加えた液に染み込ませて、フライパンで焼いたものが一般的ですよね。しかし、世界中にはさまざまな種類のフレンチトーストが存在します!
例えば、台湾・香港では、パンに溶き卵を付けて鉄板で焼いたり、揚げ焼きにした甘くないものが主流のようです。
スペインでは、牛乳に砂糖を加えた液を染み込ませたパンに溶き卵をからめてオリーブオイルで揚げ、シナモンシュガーをまぶしたお菓子が存在します。
インドでは、刻みタマネギと青唐辛子を混ぜた卵液をパンにからめてマスタード油で焼いた塩味の軽食がフレンチトーストと呼ばれています。
このように、世界中で人気のフレンチトースト。ここからは、日本で人気の甘くて絶品のフレンチトーストレシピをご紹介していきます♪
卵液に食パンを浸し、フライパンで焼く、王道のフレンチトーストの作り方をご紹介します。
食パンを卵液に浸す時間は、お好みで調整しましょう。トロトロ食感がお好きな方は、浸す時間を長くすると好みに近づきます!
甘党の方は、卵液にいれる砂糖の量を増やしたり、完成後に蜂蜜やメープルシロップ、生クリームなどをトッピングしても良さそうですね♪
【材料】(2人分)
・食パン(5枚切り)2枚
*卵 2個
*砂糖 大さじ1
*牛乳 150ml
・バター 10g
【作り方】
①食パンを半分にカットします。
②*を混ぜ、食パンによく染み込ませます。
③フライパンにバターを溶かして、②で染みこませた食パンの片面を中火で2分程度加熱します。
④食パンを裏返し、蓋をして弱火で2分加熱します。
⑤蓋を開けて中火で30秒ほど火にかけて完成です!
今すぐフレンチトーストが食べたい!食パンに卵液が浸るまで待てない!そんなときにオススメなのが、こちらの時短レシピ。電子レンジを活用して、卵液に浸す時間を短縮してしまいましょう。
忙しい朝でも、この作り方ならささっと作れそうです♪
【材料】(2人分)
・食パン5枚切 二枚
*牛乳 150cc
*卵 1個
*砂糖 大さじ1
・バター 適量
【作り方】
①*を耐熱容器に入れて混ぜ合わせておきます。
②食パンを食べやすい大きさにカットし、①の液に入れて両面に浸します。
③食パンは液に浸したまま、ラップをかけずに500wの電子レンジで30秒、裏にして30秒温めます。
④熱したフライパンにバターを入れて中火で両面焼き色が付くまで焼いたら完成!
できるだけ洗い物を減らしたい、と思う方は多いことでしょう。そんな願いを叶えてくれるフレンチトーストの作り方をご紹介します!
フライパンを使わず、耐熱皿とトースターを活用することで、洗い物は耐熱皿たった1つに抑えることができます♪完成したフレンチトーストを、耐熱皿のまま食卓に出すことができる点も嬉しいですね。
フライパンで焼くよりも表面がカリッと仕上がるので、外はカリッ、中はフワフワな食感が楽しめます!
【材料】(2人分)
・食パン 2枚
*牛乳
*卵 1個
*砂糖
・粉砂糖
【作り方】
①耐熱容器に*を加えて混ぜます。
②①に一口大にカットした食パンを浸します。
③トースターで焦げ目をつけます。
④粉砂糖を振りかければ完成!
卵や牛乳、砂糖といった材料が無くても、アウトドア先でも絶品フレンチトーストが作れる、超簡単アイデアレシピのご紹介!
なんと、“バニラアイス”と食パンだけでフレンチトーストが作れるんです!バニラアイスの甘さを想像しただけで、間違いなく美味しいですね...♡
お家でも、バーベキューやキャンプといったアウトドア先でも、とっても簡単に作れます。さまざまな種類のバニラアイスを用意して、どのバニラアイスを使ったフレンチトーストが好みか、食べ比べしてみても楽しそうです!
【材料】(1人分)
・食パン 1枚
・バニラアイス 1個
【作り方】
①溶かしたアイスをトーストの上に乗せます。
②フライパンで焦げ目が付くまで両面を焼けば完成!
いつものフレンチトーストだと物足りないと思う方必見!コーヒーの風味が香る、大人のフレンチトーストレシピのご紹介です。
こちらのレシピで使用するカフェオレには、牛乳や砂糖も含まれていますので、なるほどなレシピですね。よりビターが好きな方は、微糖のカフェオレを使用するのもおすすめです。
トッピングに、ココアパウダーやホイップクリームなどを追加すると、さらに美味しくいただけます♪
【材料】(1人分)
・食パン 1枚
・卵 1個
・ペットボトルのカフェオレ 20〜30ml
【作り方】
①卵焼き用のフライパンに卵とカフェオレを入れ、混ぜます。
②食パンを①の液に浸し、液がなくなるまで待ちます。
③両面こんがり焼けたら完成です!
キッシュは作るのに手間がかかりますが、キッシュ風のフレンチトーストがご家庭で簡単に作れるアレンジレシピをご紹介!
ご紹介した動画では、子どもが残した食パンを上手に活用していますね。普段でもアレンジフレンチトーストとして、作ってみたいレシピです♪
最後に乾燥パセリやブラックペッパーを振りかければ、ワンランクお洒落な料理になりますね!
【材料】(1人分)
・食パン 30g
・じゃがいも 30g
・スライスチーズ 1枚
・ハム 1枚
・卵 1個
・牛乳 大さじ2
・塩 ひとつまみ
【作り方】
①じゃがいもとハムを細かくカットします。
②食パンとチーズを細かくちぎります。
③ボールに材料を全て入れ、混ぜ合わせます。
④油をひいたフライパンで両面こんがり焼いたら完成!
本記事では、みんな大好きなフレンチトーストの基本の作り方から、簡単レシピ、そしてアレンジレシピをご紹介しました。
甘いものからしょっぱいものまで、毎日の朝食やブランチ、子どもの3時のおやつにも幅広く使えるレシピが沢山ありました。早速試してみたいと思うレシピが見つかったことでしょう。
同じレシピでも、トッピングを変えることでまた違った美味しさが味わえます。
是非ご家庭で絶品フレンチトーストを作ってみてください!
皆さんは、フレンチトーストがいつ・どこで生まれたかご存じですか?
遡ること、今から1600年以上前。古代ローマ帝国で、フレンチトーストは生まれました。4世紀末から5世紀初頭にかけて編集された「料理書アビキウス」の中で、パンを牛乳に浸して作る「もう一つの甘い料理」として「アリテル・ドゥルキア」の名で紹介されています。
フレンチトーストの起源としては、4世紀で古代ローマ帝国とする説が有力視されているのです。かなり昔からフレンチトーストは存在していたのですね!