何かもう一品欲しい...でも手間はかけたくない...そんな日の献立におすすめの【なすレシピ】をご紹介します。
素揚げしなくても、レンジで簡単にとろとろなすの料理ができちゃうんです。
レンジでチンしただけでやみつきになるほど美味しいなすのアイデアレシピを厳選しました。
本記事では、なすの豆知識から簡単な皮の剥き方だけでなく、レンジでチンの簡単なすレシピや珍しい料理までご紹介します。
ちょっと料理が面倒な日は、年中召し上がることができるなすレシピに頼りませんか。
なすの皮が苦手な人や、なすの翡翠煮をする際におすすめな皮の剥き方です。
たったひと手間加えるだけで簡単にスルッと皮を剥くことができます。
スルッと剥くことができるので、とっても気持ちいいアイデアですね!
ピーラーを使う必要もなく、かつ加熱することで調理の手間も省けて一石二鳥です。
【用意するもの】
・包丁
・竹串かつまようじ
・ラップ
【手順】
①包丁でなすに縦方向の切り込みを入れる。
②ラップで包んで3分加熱する。
③竹串を使い、切り込みに沿って皮を剥く。
加熱しているため、レンジからの取り出しや皮を剥く際の火傷にご注意ください。
また、ナスの大きさを考慮して加熱時間を調整してください。
追加でもう一品作りたいとき、わざわざフライパンを使って洗い物が増えてしまうのは面倒ですよね。でも手抜き料理に見せたくない...とお困りの方も多いのではないでしょうか。
もう一品の料理だけでなく、メインにもふさわしいなす料理など、なすを使ったレンジでチンするだけで、とろとろで美味しくできる簡単レシピを3品ご紹介します!
まずは定番の「なすの煮びたし」のご紹介です。
とろとろのなすに染み込んだ出汁がジュワッと飛び出して、しょうがの香りが口いっぱいに広がるなすの代表料理と言っても過言ではありません。
しかも、なすの煮びたしは冷蔵庫で冷やして作り置きもできちゃう優秀なもう一品。
そんな煮びたしをレンジで作るレシピをご紹介します。
【材料】
・なす 2本
・しょうがチューブ 大さじ1
・めんつゆ 大さじ3(4倍濃縮のもの使用)
・ごま油 大さじ1
・かつお節 お好み
【用意するもの】
・タッパー
・ラップ
【手順】
①なすのヘタを切り落とし、なすを縦半分に切る。さらに縦に4等分する。
②タッパーになす、しょうが、めんつゆ、ごま油を入れ、軽く混ぜる。
③ラップをかけ、レンジで600W4分加熱する。
④お好みでかつお節を入れ、粗熱をとる。
⑤冷蔵庫で冷やして完成。
※冷蔵保存で3日以内にお召し上がりください。
こちらのレシピはもう一品、とは言わずメインのおかずとしておすすめです。
ジューシーな肉の中にとろとろのなすが包まれていて、見栄えも完璧なんです。
また、バターとポン酢との相性も抜群で、ご飯がすすむ一品です。
【材料】4人前
・なす 4~5本
・豚ばら肉 8~10枚
・塩 少々
・こしょう 少々
・ポン酢 40cc
・水 120cc
・料理酒 20cc
・バター 15g
【準備するもの】
・キッチンペーパー
・リードクッキングペーパー
・耐熱皿
【手順】
①なすのヘタを切り落として、縦半分に切ります。水に5分程度つけてアク抜きをする。
②アク抜きが終わればキッチンペーパーで水を拭き取る。
③豚ばら肉を塩、こしょうで下味をつけて、なす半分につき豚ばら肉半分を巻きつける。
④③をリードクッキングペーパーで包み、耐熱皿にのせ、ポン酢、水、料理酒を上からかけ、バターを乗せる。バターは4~5個にカットしてなすそれぞれに乗せるのがおすすめです。
⑤レンジで600Wで15分加熱すれば完成。
ポイント
なすを半分に切った断面を、リードクッキングペーパーで包みましょう。
レンジを使ったレシピの最後は「なすのガーリックケチャップ煮」です。
おかずとしても、ビールのおつまみにもぴったりの味付けで大人も子どもも大喜び!
切って混ぜてチンするだけで美味しいなんて、忙しい主婦の味方ですね。
きび砂糖はなければ砂糖で代用可能ですが、きび砂糖を使うとコクがあって美味しく仕上がります。
【材料】
・なす 2本
・ケチャップ 大さじ1
・オリーブオイル 大さじ1
・きび砂糖 小さじ1(なければ砂糖)
・醤油 小さじ1
・あらびきガーリック 小さじ1
【手順】
①なすを1cmくらいの輪切りにして、水に5分程度つけてアク抜きする。
②アク抜きをしている間に耐熱皿に調味料を混ぜる。
③アク抜きしたなすの水を除いて、調味料を作ったの皿であえる。
④ラップをして、レンジで600Wで4分加熱すれば完成。
最後に乾燥パセリなどを乗せれば、色映えも完璧な一品に仕上がります。
最後にご紹介するのは、珍しいウズベキスタン料理です。
こちらの料理はレンジでチンでなく、素揚げする必要があります。
しかし、手間をかけたくなってしまうほどおしゃれで美味しいんです。
とっておきのおもてなし料理の前菜としていかがでしょうか?
動画は素揚げ編と盛り付け編に分けてご紹介します。
【材料】
・長めのなす
・パセリ
・にんにく
・塩
・トマト
・固形チーズ
【用意するもの】
・キッチンペーパー
・油
・つまようじ
【手順】
①なすを縦5mm程度に薄くスライスする。水につけてアク抜きをする。
②アク抜きをしている間に、パセリ、にんにくをみじん切りにして、塩を加えて混ぜる
③トマト、チーズも適当なサイズにカットしておく。
④アク抜きをしたなすの水をキッチンペーパーでよく拭き取る。
⑤なすを油であげる。水が飛び跳ねるのに注意しましょう。
⑥パセリ、トマト、チーズをあげたなすで包み、つまようじで固定すれば完成。
なすの旬や保存方法、剥き方にまつわる豆知識から、レンジでできる簡単レシピ3品とおしゃれな前菜レシピまでたっぷりご紹介しました。
美味しいなすを購入して、美味しく保存、美味しく調理してなすを存分に楽しみましょう!
本記事でご紹介した、年中購入できるなすを使って作るレシピは簡単なだけでなく美味しいため、きっと忙しいあなたの味方になってくれますよ。
食卓にもう一品欲しい、なんてときに本記事が役立つのではないでしょうか。
豆知識① 美味しいナスの選び方
まずは美味しいなすの選び方から。
新鮮で美味しいなすは以下のような特徴があります。
・ハリがあり、表面にツヤのあるもの
・ヘタの部分のトゲが立っていて、触るとチクッとするもの
・ずっしりと中身の詰まったもの
いくつか手にとって、新鮮なものを見比べてみてください。
豆知識② 旬と保存方法
・旬は6月〜9月
・保存方法は涼しく暗いところ
今では年中美味しいなすがスーパーで購入できますが、なすの旬の時期は初夏の6月頃から初秋の9月頃です。夏野菜としてカレーなどでいただくのも美味しいですよね。
9月頃に収穫されるなすは、秋なすと呼ばれ、果肉がギュッとつまっていているんです。
また、暖かい時期に収穫されるお野菜ですので、冷蔵庫はNGです。硬くなってしまったり、傷みやすくなってしまったり、美味しさを失ってしまいます。
袋にしまい、涼しく暗いところで保存しましょう。
豆知識③ 皮の栄養と簡単な剥き方
なすの実は90%以上が水分で、「カリウム」が豊富に含まれています。カリウムには、体内の余分なナトリウムを排出して高血圧を防ぐ働きがあります。
実の部分はもちろんとろとろで美味しいのですが、なすの皮を捨ててしまっていませんか?
実は、皮にも大事な栄養素が含まれているんです。
「ナスニン」というポリフェノールの一種で、がんや動脈硬化、高血圧の予防として役立ち、目の疲れを和らげる効果があるとされています。
本記事ではなすを皮ごと使ったレシピをご紹介しますが、皮が苦手な方、なすの翡翠煮などで皮の剥き方にお困りの方に、簡単な皮の剥き方をご紹介します。
また、なすの皮を使ったきんぴらなどにアレンジするのもおすすめですよ。