流行の花粉症やウイルスへの予防。この時期の必須アイテムといえば【マスク】
急に必要になったときに家になかった!どこへ行っても品切れ...と悩む方も多いのではないでしょうか。
そんなときは、お家にあるもので簡単な手作りマスクで代用しましょう!
この記事では、お家にあるものでできる縫わない【手作りマスク】の作り方や代用品だけでなく、正しい布マスクの洗い方や乾かし方などマスクにまつわる参考情報を紹介しています。
家にあるもので、正しく予防してこの時期を乗り越えましょう!
ハンカチとヘアゴムで作る、縫わない手作りマスクの作り方をご紹介します。
みなさんのお家にあるお気に入りのハンカチでオリジナルの手作りマスクを作りましょう!
不器用な方もご安心ください、ミシンもハサミも使わずに縫わない方法をご紹介します。
ぜひお子様と一緒に挑戦してみてはいかがでしょうか。
10分もあれば簡単に作ることができるので、いくつか作って洗濯しながら衛生的に予防しましょう。
アレンジとしてワッペンなどを使ってみるのもおすすめです。
【材料】
・ハンカチ 大判1枚
・ヘアゴム 2本
【作り方】
1. 大判ハンカチを長方形に4つ折りする
2. ハンカチの両端にそれぞれヘアゴムを通す
3. 両端をだいたい3等分の位置で内側にたたみ、端をどちらかに折り込んだら完成
※鼻を守るために、着用してから布を縦に広げてください。
ハンカチが用意できなかった場合、キッチンペーパーでも簡易マスクを作ることができます。
こちらはゴムを使わないので、耳を痛めてしまうこともありません。
動画ではキッチンペーパーの折り方を紹介していますが、より花粉やウイルスから守るために中にガーゼを入れることをおすすめします。
【材料】
・キッチンペーパー 1枚
・ガーゼ 1枚
【用意するもの】
・ハサミ
【作り方】
①キッチンペーパーを三角になるよう、半分に折ります。
②三辺のうち同じ長さの二辺と平行に、内側2~3cmの箇所に半分ほどの切り込みを入れる。
③キッチンペーパーを開き、三角の切り込みを左右ともに内側に折る。
④上側と下側からも中心に向かって重ねるように折りたたみ、マスクの形の完成です。
※通常のマスクと同等のウィルス防御効果はありません。飛沫感染や粘膜に触れることを防ぐ効果が期待できます。
ハンカチが用意できても、ヘアゴムを用意できなかった場合、タイツを代用して作ることができます。
季節が終わったり、伝線してしまって不要になったタイツをリサイクルすることでエコにもつながるアイデアですね♪
こちらも縫わない簡単な作り方なのでご安心を。
動画では子ども用タイツを使用していますが、大人用タイツでもストッキングでも対応可能です。
【材料】
・タイツ or ストッキング
【用意するもの】
・ハサミ
【作り方】
①タイツorストッキングを幅3cm以上になるように輪っか状に切る。
②両手で輪っかを引っ張る
③生地が縮んで丸まれば簡易ゴム紐の完成
※伸縮性のあるタイツやストッキングだと作りやすいです。
タイツは生地が厚いので、幅を細めにカットすることがポイント!
使い捨てマスクと比べて布マスクの長所は、洗って何度も使えること。
口に触れるものであるため、衛生的にも1日1回洗濯することが目安です。
しかし、布マスクは洗濯機で洗うのはNGなのこと、知ってましたか?
洗濯機は洗い、すすぎ、脱水で強い力がかかるため、生地がほつれてしまったり、型崩れしてしまうんです。
長く衛生的に使うためにも、正しく手洗いする方法をご紹介します!
まずはステップ①衣料用洗剤編
【用意するもの】
・ボウルや洗面器
・衣料用洗剤 ティースプーン1杯(0.7g)
・ぬるま湯 2L
【手順】
①ボウルや洗面器にぬるま湯をはります。
②衣料用洗剤を溶かします。
③布マスクを押すように浸し、10分つけ置きします。
④10分経ったら軽く押し洗いする。もみ洗いやつまみ洗いはNG。
⑤2~3回ぬるま湯を張り替えてすすぎ洗いしたらステップ①は終わりです。
続いてステップ②塩素系漂白剤と乾かし方編
衣料用洗剤で皮脂よごれを落とした後は、塩素系漂白剤で洗う必要があります。
塩素系漂白剤には、次亜塩素酸ナトリウムという成分が含まれており、ウイルスを不活化させることができます。
※必ずゴム手袋を使用しましょう!
※塩素系漂白剤を使うので、柄や色が変色する可能性があります。
【用意するもの】
・塩素系漂白剤 15mL
・水 1L
・ゴム手袋
・清潔な乾いたタオル
・洗面器
・洗濯バサミ
【手順】
①ゴム手袋をつけます。
②洗面器に水 1Lと塩素系漂白剤15mLを入れます。
③マスクを浸し、10分つけ置きします。
④洗面器の水を飛び散らないようにゆっくり流します。
⑤洗面器に新しい水を2~3回張り替えて、漂白剤をよくすすぎます。
⑥清潔な乾いたタオルでマスクを挟み、優しくたたいて水気を取ります。
⑦水気が取れたら、陰干しでマスクを乾かしましょう。
ステップ①②お疲れ様でした!
1日1回洗濯をすることで布マスクを長く、衛生的に使用することができます。
また、ご紹介した洗濯はガーゼマスクや綿素材のマスクに適したものであり、不織布マスクや抗菌マスクを想定したものではありません。
いかがでしたか?
家にある材料を使った手作りマスクの簡単な作り方から代用品、正しい洗い方や乾かし方までマスクにまつわる悩みの参考情報をまとめました。
これを見れば、マスクを切らしたり品切れにも対応できるのではないでしょうか。
花粉やウイルスが流行している時期にぜひ参考にしてみてください!
また、マスクを用意することも大切ですが、もちろん手洗いうがいなど基本も怠らないようにしましょう。
お気に入りのハンカチを使った手作りマスクで気分をリフレッシュしてみませんか?
花粉やウイルスの予防対策のためにマスクは必須アイテムです。
しかし、マスクを着用したからと言って安心。というわけではありません。マスクはあくまで予防対策です。
マスクを着用することで「飛沫感染」や「鼻やのどの粘膜を保湿・保温してウイルス感染を防ぐ」と言った効果が期待されます。
家でマスクを切らせてしまった、品切れのときに家にあるもので代用して花粉やウイルスの予防対策をしましょう!
次に手作りマスクの作り方をご紹介します。