調理の現場で学んだ！お菓子作りの基本、生地の伸ばし方。

クッキーでもサブレでもパイでもタルトでも基本となるのが、配合通りに材料を混ぜ合わせて生地を作ったら、その生地を伸ばしていく行程です。簡単そうに見えますが、厚かったり破れたりするところがないように均一の薄さに伸ばして、さらにキレイな円形に伸ばしていくにはちょっとしたコツがあります。
そのコツを動画でわかりやすく紹介します。
まずは台と生地、そして麺棒や自分自身の手にも、打ち粉をします。これは生地がくっついてしまうのを防ぐ為です。
そして丸めた生地を最初は手のひらで少し押して平らにしてから、麺棒で伸ばし始めます。
コツは麺棒を生地の中心に置いてそこから上下にのみ伸ばします。麺棒の向きを変えて斜めや横に伸ばすことはしません。これだと縦にだけ生地が伸びて楕円になるので、次は生地を90℃向きを変えてまた中心から上下にのみ麺棒を動かします。生地のはじっこから伸ばすと生地の厚さにムラができやすいので必ず中心から上へ、中心から下へと動かします。これを何度か繰り返し、なるべく正円の形を目指しながら必要な薄さまで伸ばしていきます。